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★スペインが欧州連合に対して、改めて支援を呼びかけた。すでにスペインの金融機関は国際金融市場での資金確保が難しい状況となっており、これを当局者が認めた形となる。問題はこれに対する適切な対処ができるのかということだが、ドイツの強行な姿勢は相変わらずであり、先の見通しが立たない状況となっている。
★現在のところ、スペインの安定には30-40兆円程度(試算により異なる)が必要とされている。。続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■スペイン首相:流動性問題で欧州に支援をあらためて呼び掛け
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M55V1X6JTSED01.html
■スペイン:予算相が欧州の資金による銀行への支援求める
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M54V7D6KLVRA01.html
■スペインにEFSFが「予防的」信用枠設定も−独ウェルト紙
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M55LKJ6K50YT01.html
■スペインとギリシャの銀行救済で基金活用を−CEPS
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M54S9C6JTSEA01.html
■スペイン34.3兆円支援必要か−「選択の余地なし」と銀行業界
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M548236KLVR401.html
■G7はスペインとギリシャの問題で協力へ−電話会議で同意
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M55FO26K50Z601.html
主要7カ国(G7)の財務相と中央銀行総裁は5日の電話会議でスぺインとギリシャの問題を取り上げ、欧州の金融危機への対応で協調することに同意した。
■米財務省:G7は世界経済と金融市場について協議
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M55F8M6K50XW01.html
■G7は欧州の財政統合に向けた進展について協議−当局者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M55FHY6KLVR501.html
★昨日の市況★
■今日の国内市況(6月5日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M54U0V07SXKX01.html
東京株式相場は5営業日ぶりに反発。TOPIXは700ポイントを回復し、上昇率は1カ月半ぶりの大きさとなった。投資指標面から見た割安感が強まる中、円高基調の一服やアジア株の上昇を好感し、機械や電機など輸出関連株が上昇。資源や素材関連、金融など幅広いセクターに見直しの買いが入った。
TOPIXの終値は前日比12.73ポイント(1.8%)高の708.24、日経平均株価は同86円37銭(1%)高の8382円。TOPIXは4月18日以来の上昇率。
●ユーロ上昇、G7電話会議控え政策対応期待−ドル・円は78円半ば
東京外国為替市場ではユーロが上昇。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁による電話協議を控えて、欧州債務危機の拡大阻止に向けた政策対応への期待からユーロを買う動きが先行した。
ユーロ・ドル相場は東京市場では再び1.25ドル台に乗せ、一時1.2542ドルと先月29日以来の高値を付けた。ユーロ・円相場も東京市場では一時98円28銭と4営業日ぶりの水準までユーロ高が進んだ。一方、ドル・円相場は1ドル=78円前半で小動きだったが、アジア株が堅調に推移する中、午後にはドル買い・円売り圧力が強まり、一時2営業日ぶりの水準となる78円47銭を付けた。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M55A1X1A1I4J01.html
【香港株式市況】
香港株式相場は反発。前日の世界的な株安を受け、米国や欧州、中国の政策当局が景気刺激策を講じるとの観測が広がった。
欧州を最大市場とする衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は上昇。欧州中央銀行(ECB)が利下げするとの見方が材料となった。売上高の4分の1以上を欧州に依存する小型電子部品メーカー、瑞声科技(AACテクノロジーズ・ホールディングス、2018HK)も上げた。
ハンセン指数は前日比73.44ポイント(0.4%)高の18259.03で終了。前日までは4営業日続落だった。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.2%高の9397.99で引けた。
【中国株式市況】
中国株式市場では上海総合指数が上昇。製薬株や電力株が値上がりした。景気減速の中、業績の回復力が比較的強い企業が買われた。
華北製薬(600812 CH)や大唐国際発電(601991 CH)などが上昇し、医療関連株や電力株の指数が業種別指数で大きく上げた。酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)が1.8%値上がりするなど、消費関連株も買われた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は、前日比3.37ポイント(0.2%)高の2311.92で終了。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数は同0.18ポイント安の2558.84。
■6月5日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M55UWL1A1I4H01.html
◎NY外為:円下落、G7が過度な為替変動回避で一致−財務相確認
5日のニューヨーク外国為替市場は円が対ドルで続落。安住淳財務相が主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁による電話会議後に会見し、過度な為替変動を回避するために各国が適切に協力するとした昨年9月のG7合意を再確認したと述べたことが手掛かりとなった。
ユーロは対ドルで下落。スペインのモントロ予算相が資本市場へのアクセスで苦戦していることを明らかにしたのが嫌気された。ブラジル・レアルは同国中銀による通貨スワップの売却を材料に上昇した。カナダ・ドルはもみ合い。同国中銀は政策金利を据え置いたが、引き続き将来的な利上げの可能性も示唆した。
BNPパリバの為替ストラテジスト、メアリー・ニコラ氏(ニューヨーク在勤)は、「円の上昇をめぐる懸念について一部の財務相から強い介入要請があったと聞いている」と述べ、「どのような形態の介入であれ、ドルの対円上昇は非常に期間の短いものになるだろう」と続けた。
ニューヨーク時間午後3時46分現在、円は対ドルで0.6%下落し、1ドル=78円77銭。円は対ユーロではほぼ変わらずの1ユーロ=98円4銭。ユーロは対ドルで0.4%下げて1ユーロ=1.2448ドル。
主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は0.3%上昇して82.854。
◎米国株:上昇、ISM非製造業指数上昇で−スペイン報道も支援
米株式相場は上昇。S&P500種株価指数構成銘柄のバリュエーション(株価評価)が6カ月ぶりの低水準となる中、非製造業部門の景況指数が小幅上昇したことが買いを誘った。欧州救済基金がスペインに信用枠を供与する準備を進めているとの報道も支援材料。
S&P500種のセクター別では金融株や素材株、ハイテク株の上げが目立った。JPモルガン・チェースとヒューレット・パッカード(HP)も高い。S&P住宅建設株指数は4%高、レナーやパルトグループも上昇した。一方、フェイスブックは3.8%下げ、5月の新規株式公開(IPO)以降の下落率は32%となった。
S&P500種株価指数は前日比0.6%高の1285.50。ダウ工業株30種平均は5日ぶりに上げ、26.49ドル(0.2%)高の12127.95ドル。小型株で構成するラッセル2000指数は1.2%上昇して746.09。米証券取引所全体の売買高は約61億株と、3カ月平均を9.3%下回った。
◎欧州株:反発、米非製造業が予想以上の拡大−欧州の対応にも期待
5日の欧州株式相場は5日ぶりに上昇。米国の非製造業部門の拡大ペースが予想を上回ったことや、景気刺激策への期待が買い手掛かりとなった。
カイシャバンクを中心にスペインの銀行株が値上がりした。スペインのモントロ予算相が国内銀行に必要な資金は「法外な金額ではない」と述べたことに反応した。バイオ技術研究開発のスウェーデン企業バイオインベント・インターナショナルは下落。同社は抗凝固薬の開発を中止した。
ストックス欧州600指数は前日比0.3%高の234.59で終了。同指数は3月16日に記録した年初来高値からは14%下落している。英国とデンマークは祝日で休場。
◎欧州債:ドイツ2年債利回り一時ゼロ%、スペインが銀行支援要請
5日の欧州債市場ではドイツ2年債利回りが一時ゼロに低下した。スペインのモントロ予算相が同国の銀行てこ入れに向け欧州の基金活用を求めたことが背景。
ドイツ10年債は下げ渋る展開となった。4月の独製造業受注指数がエコノミストの予想以上に低下したことをきっかけに、安全とされる同国債の需要が支えられた。スペイン債は上昇。主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁は電話会議を開き、債務危機について協議した。この日はベルギーと欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が債券入札を実施した。
DZ銀行の債券ストラテジスト、ミヒャエル・ライスター氏(フランクフルト在勤)は「スペインに関するニュースを背景に、ドイツ国債は持ち直した」と指摘。「この日の指標も独国債を支えている」と述べた。
ロンドン時間午後4時8分現在、ドイツ2年債利回りは前日比ほぼ変わらずの0.015%。一時は過去5日間で4度目となるゼロに低下した。同国債(表面利率ゼロ%、2014年6月償還)価格は99.97。
ドイツ10年債利回りは1bp上昇の1.22%。一時は4bp上げる場面もあった。同利回りは1日に過去最低の1.127%を付けた。
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