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★どちらが先に求めたかわからないが、電話による米伊首脳会談が開かれた。この席では欧州の金融危機対応について話された模様、同時に、米国とフィンランドの財務省会談も開かれた。こちらも、欧州金融危機に対する対応が話された模様。 銀行危機に対処せず、救済に強行に反対するドイツ 米国がこれに業を煮やしたのか、それとも、欧州の個別の国からの要請なのかわからないが、米国が欧州危機に反応を示している。
★ECBの政策決定会合が開かれた。予想通りであるが、金利は据え置き、銀行危機に対する対応は何もなされなかった。これでは、資金調達に苦しむスペインの銀行の状況はますます悪化するばかりであり、スペインとの取引額が大きな銀行にも危機の感染が拡大する事となる。スペイン同様に危機が懸念されるイタリアや貸付額の大きいフランスの金融機関も近い将来、スペイン同様に資金枯渇と手元資金や自己資本のショートに苦しむことになりかねない。
先日も説明したが、ECBのシステムはドイツの連銀が中心となっており、。続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■オバマ米大統領が独・伊首相と個別電話会談−欧州経済を協議
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M57LFY6K50XS01.html
■米伊首脳、より強い行動必要との認識で一致−ユーロ危機で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M57PIU6JIJUO01.html
イタリアのモンティ首相とオバマ米大統領は、ユーロ圏の債務危機の封じ込めでより強力な行動が必要だとの認識で一致した。イタリア首相府が電子メールで声明を配布した。
■米財務長官とフィンランド首相、ユーロ圏の計画について協議
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M57R6U6JIJW201.html
■EU:スペインから支援要請受けていない、銀行に必要な額も承知せず
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M56Z7U6KLVR401.html
欧州連合(EU)はスペインから正式な支援要請は受けていないと明らかにした。したがってスペインの銀行の資本増強に必要な金融支援の規模は承知していないと説明した。
■独与党幹部:スペインは欧州救済基金の利用必要−銀行が理由
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M56N8Y6KLVR801.html
ユーロ圏の救済基金からスペインの銀行支援基金への直接の支払いは「選択肢ではない」との見方も示した。現行基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の規則では、支援を要請できるのは国家だけだと指摘した。
■ドイツ、EUによる預金保険制度の一元化案を拒否−報道官
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M57AZA6S972801.html
■ECB:政策金利据え置き、1%に維持−大方の予想通り
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M56SG70UQVI901.html
■ECB総裁:数名がきょうの会合で利下げを求めた
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M576CB6K50YO01.html
★昨日の市況★
■今日の国内市況(6月6日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M56NXE07SXKX01.html
●日本株連騰、米経済や欧州情勢への警戒和らぐ−輸出、金融中心買い
東京株式相場は大幅に続伸。米景気に対する過度な不安後退や為替の落ち着き、欧州の政策対応期待を受け、自動車など輸出関連、証券など金融株のほか、素材、不動産といった景気敏感業種が総じて買われた。世界半導体月次売上高の改善を受け、大日本スクリーン製造など半導体関連銘柄も堅調。
TOPIXの終値は前日比10.32ポイント(1.5%)高の718.56、日経平均株価は同151円53銭(1.8%)高の8533円53銭。日経平均は4営業日ぶりに8500円台を回復し、上昇率は4月18日以来、約1カ月半ぶりの大きさとなった。
大和住銀投信投資顧問・株式運用部の岩間星二ファンドマネジャーは、「欧州や米国の 中央銀行に対する追加緩和策の期待が高まっているほか、ドイツが債務国支援について譲歩の姿勢を見せていることも明るい材料」と指摘。日本株は、TOPIXがバブル経済崩壊後の最安値を更新するなど、「分かりやすい形で売られ過ぎが示唆されており、買いを入れやすい」と話していた。
●円が全面安、リスク回避の動き一服−ECB見極め、対ドル78円後半
東京外国為替市場では円に売り圧力がかかり、対ドルでは1ドル=78円台後半で弱含みに推移した。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁による電話会議後の安住淳財務相の発言を受けて介入警戒感がくすぶる中、アジアの株価上昇を背景にリスク回避の動きも一服し、円は主要16通貨に対して全面安となった。
この日は、午前に発表された1−3月期の豪GDPが市場の予想を上回る伸びとなったことを受けて、豪ドル主導でクロス・円(ドル以外の通貨の対円相場)が上昇(円は下落)。ドル・円相場は、午前に78円61銭まで円が値を戻していたが、徐々に円売り圧力がかかり、午後には一時78円97銭と、前日の海外市場で付けた円安値に並ぶ場面が見られた。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M571DD07SXKW01.html
【香港株式市況】
香港株式相場は上昇。指標のハンセン指数が約1カ月ぶりの大幅高となった。中国人民銀行(中央銀行)が月内に利下げするとの観測が浮上したほか、7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁が5日の電話協議で欧州金融危機への対応で協調することに合意したことが材料視された。
ハンセン指数は前日比261.50ポイント(1.4%)高の18520.53と、4月30日以来の大きな上昇率となった。ハンセン中国企業株(H株)指数は0.4%高の9438.03で引けた。
ベアリング・アセット・マネジメント(アジア)で域内のマルチアセット戦略責任者を務めるキエム・ドゥ氏は、中国の政策当局が「成長を刺激するのに十分な措置」を講じる見通しだと指摘した上で、「現在は長期の投資家にとって良い相場水準だが、2008年10月ほどの安値水準ではない。ただ割安ではある」と述べた。
【中国株式市況】
中国株式相場は下落。経済成長の減速が深刻化し、政府が不動産価格の抑制策を維持すると懸念が広がった。
上海明河投資管理の張?ゼネラルマネジャーは、「経済の力強いV字回復の公算は小さいため、株価も大幅に上昇することはないだろう」と指摘。「経済成長の力強い回復の明確な兆候が見られないため、景気循環株は圧力にさらされている」と述べた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は、前日比2.36ポイント(0.1%)安の2309.55で終了。上海、深?両証取のA株に連動しているCSI300指数は同0.1%安の2557.40。
■6月6日の欧州マーケットサマリー:株が6カ月ぶり大幅高
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M57GSC0J1HJG01.html
◎欧州株:6カ月ぶり大幅高、銀行株が高い−ECB低金利据え置き
6日の欧州株式相場はここ6カ月で最大の上げとなった。欧州中央銀行(ECB)が政策金利を過去最低に据え置いた後、ドラギ総裁が景気見通しが曇る中、必要に応じて行動する用意があるとの見解を示したことが手掛かりとなった。
ストックス欧州600指数は前日比2.3%高の239.95で終了。昨年11月30日以来の大幅高となった。ただ、ギリシャがユーロ圏からの離脱を余儀なくされるとの懸念から、3月16日に付けた年初来高値を12%下回っている。
PFAペンションのシニアストラテジスト、ウィトルド・バーク氏は「利下げに踏み切らず、新たなバズーカ砲を導入しなかったものの、ECBは正当とあれば追加措置を講じる可能性を引き続き残している」と述べ、「ECBは現在、準備を整えつつ、ユーロ圏の政治家への圧力を維持している」と続けた。
この日の西欧市場では、取引のあった17カ国全てで主要株価指数が上昇。英国のFTSE100種指数は2.4%上げた。英国市場は前日までの2営業日は祝日のため休場だった。
◎欧州債:ドイツ10年債利回り、8週ぶり大幅上昇−英国債は急落
6日の欧州債市場ではドイツ国債が下落し、10年債利回りは8週間ぶりの大幅上昇となった。当局者が債務危機の波及を阻止する計画を加速させるとの観測を背景に、域内で最も安全とされる同国債の需要が後退した。
スペイン10年債は5日続伸。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ユーロ圏経済の見通しが悪化する中で、当局には行動する用意があると表明したことが手掛かり。ECBはこの日の政策決定会合で政策金利を1%に据え置いた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査でも大半が金利維持を予想していた。ドイツ2年債利回りは0.002%から上昇した。
ロンドン時間午後4時27分現在、ドイツ10年債利回りは前日比11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.32%。これは4月11日以降で最大の上昇。同国債(表面利率1.75%、2022年7月償還)価格はこの日、1.10下げ104.005。2年債利回りは5bp上昇し0.06%。
スペイン2年債は3日続伸。4月の同国鉱工業生産が2年余りで最大の落ち込みだった。ドラギECB総裁が銀行への3年物の長期資金供給(LTRO)の新たな実施が近いとの期待を打ち消したものの、同国債の上昇には影響しなかった。
スペイン2年債利回りは前日比17bp低下の4.55%。10年債利回りは3bp下げ6.28%となった。
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