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★欧州銀行危機への対応が必要 これは誰もがわかっていること。しかし、その方法や手段そして、その具体的プロセスに関しては、各国の利害が対立し、決定的な方法が導き出されない状況にある。
★スペインは、銀行救済を欧州連合が直接することを求めている。スペイン政府が救済を行った場合、スペイン政府の負債は大きく膨れ上がり、銀行危機が国をデフォルトに追い込む可能性が高い。要は銀行の負債が国の負債に置き換わるわけだ。ギリシャの救済ではこれが起きており、スペイン政府はそれを避けたい。
しかし、スペインの国債の最大の買い手は、スペインの国内銀行であり、スペインの銀行危機はスペイン国債の投げ売り要因となり、スペインの資金調達を困難にする。そうなれば、銀行救済をしなくとも、スペイン政府は資金調達が困難となり、。続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■スペインの銀行は1000億ユーロの支援必要にも−欧州人民党
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M590ND6JIJUQ01.html
■スペイン「市場締め出し」で支援不可避、国債入札が裏付けか
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M581OK6TTDS101.html
モントロ予算相は5日、「市場の扉がスペインに対して開かれていない」と述べ、欧州の機関がスペインの銀行を支える資金の工面を支援する必要があると訴えた。同国の財務・公共行政省は7日、2年と4年、10年国債の発行入札を行う。この日はフランス政府も最大80億ユーロ相当の国債発行を予定する。
■欧州はギリシャ危機の最終的解決が必要−キャメロン英首相
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M57RZ96KLVR801.html
■フィッチ、米国格下げの可能性をあらためて警告−ロイター
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M59B7B6JIJUW01.html
■アップル、サムスン製新型ギャラクシーの米での販売差し止め求め提訴
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M57Z4Z6KLVR401.html
●米新規失業保険申請:37.7万件に減少も、4週平均は増加
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M58YUC6VDKK401.html
■今日の国内市況(6月7日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M58KT60YHQ0X01.html
●日本株は輸出、金融中心3連騰、欧米緩和期待−リスク回避和らぐ
東京株式相場は3日続伸した。欧州と米国の当局者からさらなる金融緩和の可能性を示唆する発言があり、危機対応への期待で投資家の過度なリスク回避姿勢が後退。為替の円安方向への動きも好感され、電機や自動車など輸出関連、証券や銀行など金融、鉱業など資源関連株を中心に幅広く買われた。
TOPIXの終値は前日比12.19ポイント(1.7%)高の730.75ときょうの高値引けで、日経平均株価は同106円19銭(1.2%)高の8639円72銭。東証1部33業種中、水産・農林を除く32業種が高い。
●円売り優勢、欧米緩和期待でリスク回避後退−FRB議長証言注目
東京外国為替市場では円売りが優勢。欧米の金融緩和など政策対応への期待を背景に世界的に株価が上昇しており、これまでリスク回避に伴い買われていた円に売り圧力がかかった。この日は海外時間にバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予定されており、追加緩和の示唆があるかどうかが焦点となっている。
円は対ユーロで一時、1ユーロ=99円90銭を付け、5月29日以来の安値を更新。朝方には伸び悩む場面も見られたが、オーストラリアの5月の雇用者数が予想外の増加となり、豪ドルに対して円が売られると、対ユーロでも円売りが強まった。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M58WE01A74E901.html
【香港株式市況】
香港株式相場は上昇。欧米や中国の政策担当者が、世界経済の減速を阻止するための措置を講じるとの楽観的な見方が広がった。
欧州を最大市場とする衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は1.3%高。米ウォルマート・ストアーズに商品を納入するリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)は2.1%上昇。ギリシャで港湾を運営する中遠太平洋(コスコ・パシフィック、1199 HK)や、米ナイキの靴を受託生産する裕元工業(集団、551 HK)も値上がりした。
ハンセン指数は前日比157.76ポイント(0.9%)高の18678.29で終了。ここ3日間で計2.7%上昇し、3営業日続伸としては2月17日以来の大幅高となった。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.4%高の9473.46。
【中国株式市況】
中国株式相場は下落。指標の上海総合指数はアジア株式指数の中で最大の下げとなった。中国の景気減速が深刻化しつつあるとの懸念のほか、新規株式公開(IPO)が増加すれば資本が減少するとの懸念も広がった。
江西銅業(600362 CH)や中国神華能源(601088 CH)を中心に産銅株や石炭株が下落。中国国家情報センター(SIC)経済予測部の範剣平主任は、融資需要が減少しているとして、中国経済の減速傾向はまだ終わってはいないとの見方を示した。中信銀行(601998 CH)、華夏銀行(600015 CH)も下げた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は、前日比16.43ポイント(0.7%)安の2293.13で終了。上海、深?両証取のA株に連動しているCSI300指数は同0.6%安の2542.18。
■6月7日の欧州マーケットサマリー:株が続伸、中国利下げで
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M59BGC0J1JPM01.html
◎欧州株:続伸、中国利下げで世界的な刺激策への期待高まる
7日の欧州株相場は続伸。2営業日での上げは昨年11月以来の最大となった。中国の利下げを受けて、各国の当局者が景気てこ入れに向けた措置を講じるとの観測が強まったことが手掛かり。
リオ・ティントとアングロ・アメリカンが金属株の上げを主導した。スペインの銀行株も上昇。同国の国債入札での発行額が目標を上回ったことがきっかけ。世界最大の音楽会社を傘下に持つ仏ビベンディは3.7%上げた。月内の会議でビデオゲーム部門売却の是非を協議すると決めたことが好感された。
ストックス欧州600指数は前日比1.1%高の242.64で終了。前日には欧州中央銀行(ECB)が景気見通しが悪化した場合に行動する用意があると表明したことを受け、2.3%上げていた。ただ、年初来高値からは11%下げている。
◎欧州債:スペイン債が急上昇、入札で発行額が目標上回る
7日の欧州債市場でスペイン国債が大幅上昇し、10年債利回りは2週間余りで最大の下げとなった。この日の入札で発行額が目標上限を上回ったことを背景に、スペインが国際支援を求めざるを得ないとの懸念が和らいだ。
スペイン国債の2年物と5年物利回りは少なくとも30ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下したほか、10年債相場は2月以降で最長の上げとなった。ドイツのメルケル首相がユーロ圏の安定化のために既存の仕組みの活用を支持する用意があると発言したことが手掛かり。フランス10年債は、78億ユーロ相当の国債入札後に下落。ドイツとオーストリア、ベルギー、オランダの国債も軟調。中国の利下げで域内の比較的安全とされる資産の需要が後退した。
ロンドン時間午後5時2分現在、スペイン10年債利回りは前日比19ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の6.09%。同国債(表面利率5.85%、2022年1月償還)価格は1.360上げ98.265。
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