|
★これまで財政の崖に隠れる形となってきたが、債務上限問題が大きく表面化し始めた。このままでは年内に債務上限に達するものと思われ、財務省がやりくりしても、せいぜい2ヶ月程度しかしのげないわけである。デフォルト回避のために、様々な処置が取られることになるが、この過程で予算の執行などにも悪影響を与えると思われる。。。続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■米財務省:年末で債務上限に−緊急措置で2カ月政府機能維持
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MFNQRH6TTDSU01.html
ガイトナー米財務長官は、オバマ大統領と議会が財政赤字削減に向けた合意に取り組む間、デフォルト(債務不履行)を回避するための「臨時措置」を講じると表明した。
ガイトナー長官は議会指導者への26日付の書簡で、連邦債務は今月末に法定上限に達する見通しだが、財務省はデフォルト回避へ債務限度の範囲で約2000億ドル(約17兆1000億円)の余地を生む措置を講じると説明した。通常であれば、これによって政府機能を約2カ月維持できるという。
■ムーディーズ:米債務上限引き上げ予想,利払い不能の公算低い
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MFNS3S6TTDS101.html
■米下院、日本時間31日午前8時半に審議再開−共和党関係者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MFPI0J6JIJXE01.html
★昨日の市況★
■今日の国内市況(12月27日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MFOH5P6JIJUQ01.html
●日経平均は年初来高値更新、円安進み輸出買い−証券や不動産連日高
東京株式相場は3日続伸し、日経平均株価が年初来高値を更新した。外国為替市場での円売り加速に伴い、円安メリットを受けやすい自動車など輸出関連株が上昇。新政権による脱デフレ政策への期待を背景に、証券や保険、不動産は連日高で、幅広い業種、銘柄が買われた。
日経平均株価の終値は前日比92円62銭(0.9%)高の1万322円98銭。終値ベースでは、3月27日に付けたこれまでの年初来高値(1万255円15銭)を超え、東日本大震災の発生前日に当たる2011年3月10日(1万434円)以来、約1年9カ月ぶりの高値を付けた。TOPIXは6.38ポイント(0.8%)高の854.09で終えた。
●円が対ドルで2年3カ月ぶり安値更新、新政権への期待で−85円後半
東京外国為替市場では円が続落し、対ドルで約2年3カ月ぶりの安値を更新した。安倍晋三新政権の発足を受け、大胆な金融政策など円高是正策がとられるとの期待が高まる中、この日も円売り優勢の展開が続いた。
ドル・円相場は一時、1ドル=85円87銭と2010年9月17日以来の水準まで円安が進行。また、ユーロ・円相場は一時1ユーロ=113円65銭を付け、昨年8月4日以来の円安値を更新した。
■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MFOYUH6JIJW201.html
【香港株式市況】
香港株式 相場は上昇。2日間の休場中に中国本土株が上げた流れを引き継いだ。中国が発表した11月の工業利益の増加も支えとなった。
ハンセン指数 は前営業日比78.60ポイント(0.4%)高の22619.78。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.7%高の11348.50で終了した。上海総合指数は26日までの2日間で計2.8%上昇していた。
【中国株式市況】
中国株式 相場は反落。11月の工業利益は増加したものの、今月初旬に3年ぶり安値を付けた上海総合指数がその後急激に値上がりしたことで、上昇は行き過ぎとの見方が広がった。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数 は前日比13.24ポイント(0.6%)安の2205.90。終値として年初来安値となった今月3日の1959.77からは13%上昇となった。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数 は前日比0.5%安の2444.59で終了した。
■12月27日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MFPL7607SXKY01.html
◎NY外為:ドルは対ユーロで戻す−リード院内総務「崖」転落を警告
ニューヨーク外国為替市場ではドルが対ユーロでほぼ8カ月ぶり安値を付けた後、リード米民主党上院院内総務の発言を受けて戻す展開となった。同院内総務は「財政の崖」に陥る可能性があると指摘した。
フランスの消費者信頼感指数が予想外に改善し、イタリアの業況指数が上昇したため、ユーロは買いが先行した。円は対ドルで2年4カ月ぶりの安値を付けた。通貨ヘッジファンド、FXコンセプツの創業者ジョン・テーラー氏は2010年6月以来で初めて円が1ドル=90円に下落すると予測した。S&P500種株価指数などリスク資産は下落した。
ニューヨーク時間午後1時44分現在、ドルはユーロに対して前日比ほぼ変わらずの1ユーロ=1.3222ドル。一時は0.5%下げる場面もあった。円はドルに対して0.4%安の1ドル=86円01銭。2010年8月16日以来の円安・ドル高水準に達した。対ユーロでは0.5%下落して1ユーロ=113円75銭。
◎米国株:終盤で下げ縮める−下院が30日に審議再開と関係者
米国株相場は下落。ただ取引終了前の1時間でそれまでの下げの大半を埋める展開となった。米下院が30日に審議するとの関係者の話が伝わったことで、財政協議が合意に至るとの楽観が強まった。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種 株価指数は前日比1.74ポイント(0.1%)安の1418.09。ダウ工業株30種 平均は18.28ドル(0.1%)下げて13096.31ドル。
◎欧州株:ほぼ変わらず、米財政の崖への懸念が圧迫も統計は好調
27日の欧州株式 相場はほぼ変わらず。米国でリード民主党上院院内総務が財政の崖回避で年内合意の公算は小さいと発言し相場を圧迫した一方、米新規失業保険申請件数が減少し米新築住宅販売が約2年ぶり高水準となったことで下値が支えられた。
スイスの特殊化学品メーカー、クラリアントは3%高。同社は3事業の売却で合意した。スペイン政府の管理下にある銀行バンキアは20%下落。同行の親会社BFAは、負債が資産額を104億ユーロ(約1兆1770億円)上回る債務超過の状態にあると同国の銀行再建基金(FROB)が発表した。
ストックス欧州600指数 は前営業日比0.1%未満上昇の280.60で終了。年初来では15%上昇。ブルームバーグ集計データによれば、売買高は30日平均を25%下回った。
◎欧州債:イタリア債が下落、入札控え−独英債は逃避需要で上昇
27日の欧州債市場ではイタリア国債が下落し、10年債利回りは1週間ぶり高水準に達した。同国は28日、最大30億ユーロ規模の10年債入札を実施する。
この日はイタリア5年債も下落した。28日には2017年償還債の入札(最大30億ユーロ)も予定されている。一方、ドイツ債は3営業日続伸し、10年債利回りは2週間ぶり低水準 に下がった。実質増税と歳出削減が年明けに重なる米国の「財政の崖」問題で、議員らが期限内の合意に至らないとの懸念が背景。ユーロ圏の国債市場は24日から26日まで休場だった。
イタリア10年債利回り はロンドン時間午後4時45分現在、前営業日比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.53%と、18日以来の高水準。同国債(表面利率5.5%、2022年11月償還)価格は0.46下げて108.05。5年債利回りは7bp上昇の3.25%。
|