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★米国でサブプライム関連の訴訟と金融規制の動きが加速している。サブプライム問題など金融が世界的な経済危機を呼び込んだのは事実であり、これが金融への風当たりをより一層強くしているといってよいだろう。政治家にとって、金融たたきは国民の不満解消となり、票になる側面もある。政治家にとっての最大の金主であった金融であるが、金よりも票ということなのだろう。
FRBがBIS3よりも厳しい流動性規制案を検討している。売却が容易な資産 つまり、米国債や各種高格付け債権ということになり、為替リスク、流動性リスクが高い債権から、安定した債権に切り替えろということなのだろう。 この規制が実施されれば、新興国からの資金逃避は進続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■FRB、大手行向け流動性規制案を検討−バーゼル3より厳格
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV6KZM6VDKHY01.html
米連邦準備制度理事会(FRB)は大手行向けの流動性規制案について検討している。同規制案は今年初めに合意された国際基準より踏み込んだ内容で、米大手行に対し売却が容易な資産を30日間の信用不足に耐えるのに十分な規模で保有することを義務付けている。
■米BOA住宅金融部門がファニーメイに詐欺−米地裁陪審評決
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV52806JIJUV01.html
■米BOAが住宅金融部門でさらに1300人削減−関係者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV6GWD6TTDT201.html
■元UBSバンカーが米国で出頭−2011年に脱税で起訴
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV6FBE6TTDTG01.html
■オバマ米大統領:移民法改正案の年内可決を−議会に圧力
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV6N5Q6VDKHZ01.html
同法案は米国に現在居住する約1100万人の不法移民に合法的地位獲得の道を開くものだが、下院共和党議員の多くは反対を表明している。
★昨日の市況★
■今日の国内市況(10月24日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV5THZ6JIJW201.html
●日本株反発、業績評価で建設や日立買われる−過度の中国懸念後退も
東京株式相場は反発。国内企業業績への期待が強い中、前日に通期見通しを増額したNIPPOが急伸するなど建設株が業種別上昇率のトップ。情報・通信や医薬品、電機株も高かった。電機では、上期利益が上振れたもようの日立製作所が急伸。
TOPIXの終値は前日比7.37イント(0.6%)高の1203.35、日経平均株価は60円36銭(0.4%)高の1万4486円41銭。中国の金融・経済への懸念で安く始まった両指数は午後半ばまで下落していたが、きょう発表された同国製造業統計の内容が堅調で、過度な懸念が薄れた影響もあり、終盤に一気に盛り返した。
●ドル・円相場は97円台半ば、中国PMI予想上回り円買い一服
東京外国為替市場ではドル・円相場が取引終盤に1ドル=97円台半ばまで値を戻した。中国の製造業購買担当者指数(PMI)が市場予想を上回ったことに加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて慎重姿勢が強まり、前日加速した円買いの動きが一服した。
午後3時33分現在のドル・円は97円45銭前後。前日の海外市場では一時97円16銭と9日以来の水準まで円高が進んだが、この日はドル売り・円買い圧力が緩和し、午後に入り国内株価の上昇転換につれて97円62銭までドル高・円安に振れる場面があった。
■アジア・太平洋株式サマリー:香港・中国株下落、印株一時最高値
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV68FY07SXKX01.html
【香港株式市況】
香港株式 相場は下落。前日に約3週間ぶりの大幅安となったハンセン指数の下げが続いた。英HSBCホールディングスなどが発表した10月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は製造業活動が市場予想を上回って拡大していることを示したものの、中国金融市場での短期金利上昇が嫌気された。
ハンセン指数は前日比164.13ポイント(0.7%)安の22835.82と、9月9日以来の安値で終了。指数を構成する50銘柄のうち44銘柄が下げた。ハンセン中国企業株(H株 )指数も同1.3%安の10322.12。
【中国株式市況】
24日の中国金融市場で、指標の短期金利が6月以来の大幅上昇となった。中国人民銀行(中央銀行)が資金供給を見送っていることが影響している。株式相場は下落し、上海総合指数は約1カ月ぶりの安値で引けた。
銀行間資金の取引センターであるNIFCによると、7日物レポ金利 は65ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.67%。翌日物レポ金利は27bp上昇の4.07%。中国国債(表面利率4.08%、2023年8月償還)の利回りは7bp上昇の4.22%。人民元はここ20年での高値となる1ドル=6.0813元を付けた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は前日比18.79ポイント(0.9%)安の2164.32で終了。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数は0.7%安の2400.51と、3日続落。
■10月24日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV6Y2E1A74E901.html
◎NY外為:ドルが対ユーロで2年ぶり安値、緩和縮小先送り観測で
ニューヨーク外国為替市場ではドルが対ユーロで下落、2年ぶりの安値を付けた。予想よりも弱い経済指標に加え、政府機関の一時閉鎖が米経済に悪影響を与えたとの懸念から、金融緩和の縮小開始時期が来年にずれ込むとの見方が強まった。
新規失業保険申請件数は予想を上回り、マークイット米製造業景況指数は低下した。カナダの格付け会社DBRSは米国の「AAA」格付けを依然として引き下げ方向で検討していることを明らかにした。
ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対ユーロで前日比0.2%安の1ユーロ=1.3801ドル。一時は1.3825ドルと、2011年11月以来の安値を付ける場面もあった。対円では0.1%安の1ドル=97円28銭。ユーロは対円で0.1%高の1ユーロ=134円26銭。
◎米国株:反発、決算を好感−成長鈍化の兆しで緩和継続の見方も
米株式相場は反発。企業決算が市場予想を上回ったことが好感された。経済成長鈍化の兆しが示され、金融当局が緩和策を継続するとの見方も強まった。
住宅建設関連が高い。パルト・グループの決算では利益が大幅に増加した。医薬品卸売りのマケッソンも上昇。通期見通しの上方修正や、ドイツの同業セレシオの買収合意が好感された。シトリックス・システムズは自社株買いの拡大を手掛かりに買い進まれた。一方でゼロックスは大幅安。業績見通しがアナリスト予想に届かなかった。
S&P500種 株価指数は前日比5.69ポイント(0.3%)高の1752.07。ダウ工業株30種平均は95.88ドル(0.6%)上げて15509.21ドル。
◎欧州株:上昇、決算や中国製造業統計の改善で−ダイムラー高い
24日の欧州株式 相場は上昇。ABBとダイムラーの利益が予想を上回ったことから、両銘柄が買われた。中国の製造業活動が予想以上に拡大したことも好感された。
スイスの重電メーカー、ABB は5%の大幅高。中国とドイツからの受注増で同社決算は10%増益となった。ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは3.3%高。コンパクトクーペ「CLAクラス」やセダンの新型「Eクラス」などが好調だった。独医薬品卸売りのセレシオは5.4%上昇。同社を39億ユーロで買収することで米マッケソンが合意した。
ストックス欧州600指数 は前日比0.4%高の320.38で終了。前日は0.6%下げ、10日ぶりの反落となった。同指数は月初来では3.2%上げている。
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