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★FOMC 予想通りとなるが、量的緩和縮小を先送りし現状維持を決めた。米国連邦政府封鎖と債務上限問題により、実体経済の落ち込みが懸念されており、これに対処する形とも言ってよいのだろう。 各種指標に、連邦政府封鎖の悪影響が見え始めている。特に雇用に関する指標の悪化、消費に対する悪影響が懸念され、それが量的緩和縮小を先送りさせる可能性が高い。
FRBの政策目標は、1 物価の安定 2%(プラスマイナス0.5%)
2 雇用の最大化 失業率6.5
となる。9月のFOMCでこの2つの目標を量的緩和縮小の条件として明示しており、現状の物価動向、失業率の動向では、量的緩和の縮小を先送りせざる得ないともいえる。続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049
■FOMC:850億ドルの債券購入を維持、景気回復の証拠を待つ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVHUD86S972901.html
米連邦公開市場委員会(FOMC )は29−30日に開催した定例会合後に声明を発表し、毎月850億ドルの債券購入ペースを維持する方針を示した。景気回復が続くことを示すさらなる証拠を待つ必要があると判断した。
●10月の米民間雇用者数:13万人増に減速、前月は下方修正
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVHE586VDKI501.html
10月の米民間部門の雇用者数は予想を下回る伸びだった。財政問題をめぐる政治混迷に伴い、10月の労働市場はさらに勢いを失った。
●米消費者物価指数:9月は前月比0.2%上昇−燃料が値上がり
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVHEYA6S973901.html
●米MBA住宅ローン申請指数、前週比6.4%上昇−25日終了週
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVGNWN6KLVRB01.html
★昨日の市況★
■今日の国内市況(10月30日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVH06U6S972M01.html
●日本株反発、金融や輸出、海運主導−海外株高でリスク選好、円安も
東京株式相場は反発。米国の量的金融緩和策の継続期待や主要企業の好決算を背景にした欧米株高を受け、投資家がリスク選好姿勢を強めた。為替の円安推移も好感され、保険や証券など金融、輸送用機器など輸出関連、海運株など幅広い業種が高い。東証1部の売買代金は、1カ月半ぶりの水準に膨らんだ。
TOPIXの終値は前日比11ポイント(0.9%)高の1204.50、日経平均株価は176円37銭(1.2%)高の1万4502円35銭。
■アジア・太平洋株式サマリー:香港・中国株上昇、印株は最高値
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVHFT607SXKX01.html
【香港株式市況】
香港株式相場は上昇。ハンセン指数が約2カ月ぶりの大幅高となった。企業業績に対する楽観的な見方が相場を支えた。市場ではアジア時間31日未明に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の内容を見極めたいとのムードも広がった。
ハンセン指数 は前日比457.48ポイント(2%)高の23304.02と、9月2日以来の大きな上昇率。指数を構成する50銘柄のうち49銘柄が上昇した。ハンセン中国企業株(H株 )指数は2.4%高の10640.89で、8月13日以来の大きな値上がりとなった。
【中国株式市況】
中国株式相場は上昇。石油大手の増益決算が好感された上、共産党が第18期中央委員会第3回総会(3中総会)で成長促進策を導入するとの期待が広がった。
公益株の指数が約2年ぶりの大幅高となった。利益が市場予想を上回った電力会社の大唐国際発電(601991 CH)は4.4%高。エアコンメーカーの珠海格力電器(000651 CH)は6.2%高。自動車メーカーの上海汽車集団(SAICモーター、600104 CH)は3.8%高。19%増益を発表したペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は2.2%上昇した。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は前日比31.60ポイント(1.5%)高の2160.46と、21日以来の大きな上昇率。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比1.5%高の2407.47で終了した。
■10月30日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVI0RJ6S972801.html
◎NY外為:ドルが上昇、FOMCが景気改善を指摘−緩和策は維持
30日のニューヨーク外国為替市場ではドルが対円で約2週間ぶり高水準。米連邦公開市場委員会(FOMC)は景気回復が続くことを示すさらなる証拠を待つ必要があると判断し、債券購入ペースを維持する方針を示した一方で、景気の改善を指摘した。
ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.3%上昇して1ドル=98円51銭。一時は17日以来の高値となる98円68銭まで上昇した。ドルはユーロに対しては0.1%高の1ユーロ=1.3736ドル。円は対ユーロで0.3%安の1ユーロ=135円32銭。
◎米国株:反落、FOMCは成長継続を指摘しつつ緩和策を維持
米株式相場は反落。S&P500種株価指数は5営業日ぶりに下げた。連邦公開市場委員会(FOMC)は予想通り、債券購入規模を維持したものの、いずれ緩和縮小に踏み切るとの見方が市場では広がった。
S&P500種株価指数は前日比8.64ポイント(0.5%)下げて1763.31で終了。年初からは24%の値上がり。ダウ工業株30種平均は61.59ドル(0.4%)安の15618.76ドル。
◎欧州株:ほぼ変わらず−ENIとVWが高い、電気通信株は下落
30日の欧州株式 相場は前日からほぼ変わらず。利益が予想を上回ったENIやフォルクスワーゲン(VW)が上げた一方、電気通信銘柄は総じて安い。
イタリアの石油会社、ENI は1.3%上昇。ドイツの自動車メーカー、VWは1年3カ月ぶりの大幅高。オランダのカーナビゲーション機器メーカー、トムトムは3.4%上げた。同社は2013年通期の利益見通しを上方修正した。一方、ベルギーの電話会社、ベルガコムは5.3%下落。競合企業が携帯電話の料金プランを引き下げたことが売り材料。
ストックス欧州600指数は320.80と前日(320.77)からほぼ変わらず。一時0.7%高まで上昇する場面もあった。月初来では3.3% 上げている。
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