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★オリンピック開催決定で明るい話題が多くなった日本 市場もそれに反応しやっと動き出しました。アベノミクスの量的緩和は事実上の円安誘導の効果がありますが、これによって回復するのは、為替差益によるバランスシート改善と輸出競争力の回復など限られた側面しかありません。確かに資金量が増えれば、それが投資に回りやすくなるという効果がありますが、その投資先が不在では意味が無いわけです。
今回のオリンピック開催決定は、ある意味、夢と目標を与えてくれたといえるでしょう。
その結果として、どこの分野が発展するのか、どこに投資すべきなのかという投資判断の軸が見えてきたとも言えるわけです。当然、その資金は最初に最も効果が高いであろう分野に投資され、それが波及効果をもって他の産業に流れてゆく、このようなポジティブな動きを継続できるかが大きな鍵となります。
■東京五輪決定:短期熱狂後に株式市場は本格上昇へ−野村証
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSTYVD1A1I4H01.html
■解かれた円高呪縛、EPS評価し日本株は正常化−長期上昇も
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSMT3Q0D9L3501.html
過去10年にわたるTOPIX 、MSCIワールド指数 、S&P500指数 のEPSと指数の関係は、3指数とも10年春まではEPSに連動していたが、その後TOPIXのみがEPSの反発に置き去りにされ、日本株はドル・円相場との連動性を強めていった。
■円が下落、東京五輪決定受け株高期待−対ドルで一時100円台
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSTWWW6JIJUX01.html
■東京五輪決定で湾岸マンション値上がりへ、2割上昇も−持続性は疑問
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSUD6W6TTDS701.html
■建設株が震災復興需要以来の上昇率、大成や大林急騰−五輪で収益期待
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSU05F6JIJVD01.html
■日本の13年4-6月期の実質国内総生産(GDP):2次速報
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSTZQT0YHQ0X01.html
★デフレーターはまだマイナス つまり、デフレは継続している。
★昨日の市況★
■今日の国内市況(9月9日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSUHUY6K50XV01.html
●日本株は大幅反発、東京五輪決まり不動産、建設急騰−GDP改定も
日本株相場は大幅反発。2020年夏季五輪の開催地が東京に決まり、インフラ整備の進展期待などから不動産、建設株が急騰。倉庫や東京都競馬など土地保有企業も買われた。関連需要の発生期待でレジャー、陸運株も高い。4−6月国内総生産(GDP)改定値が上方修正されたこともプラス要因となった。
TOPIXの終値は前週末比25.18ポイント(2.2%)高の1173.00、日経平均株価は344円42銭(2.5%)高の1万4205円23銭。両指数とも8月6日以来、約1カ月ぶりの高値で、東証1部の売買代金は同9日以来の2兆円乗せ。
●円が下落、東京五輪決定受け株高期待−対ドルで一時100円台
東京外国為替市場では円が下落。2020年夏季五輪の東京開催決定が日本のデフレ脱却に追い風になるとの見方が広がり、日本株の上昇期待を背景に、対ドルで一時1ドル=100円台まで売られる場面もあった。
99円11銭で先週末を終えたドル・円相場は、99円台後半で週明けの取引を開始し、日本時間午前8時半すぎには100円台を回復。同50分の日本の4−6月の国内総生産(GDP)発表前には一時100円11銭を付けた。その後は円買いが優勢となり、午前11時すぎには99円半ばまで円が下げ幅を縮小。午後には99円41銭まで値を戻した。
■アジア・太平洋株式サマリー:中国・香港株上昇、輸出統計で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSUR1V07SXKX01.html
【香港株式市況】
香港株式相場は上昇。ハンセン指数 は年初来の下げを帳消しにした。中国の輸出が予想を上回る伸びとなったほか、インフレ率が緩かな水準にとどまったことを受け、同国の景気回復に対する期待が高まった。
中国3位の銀行、中国農業銀行(1288 HK)は4.6%高。一部の銀行が同国で初めて優先株の発行を許可される可能性があるとの報道が好感された。ドイツのBMWが提携する華晨中国汽車 (ブリリアンス・チャイナ・オートモーティブ・ホールディングス、1114 HK)は3%高。業界の海外展開に向け政府が支援策を講じるとの観測が支援材料。
【中国株式市況】
中国株式相場は上昇。上海総合指数 が昨年12月以来の大幅高となった。銀行株が高い。中国の輸出 が予想を上回る伸びとなったほか、一部の銀行には資本増強のため優先株の発行が認められるとの観測が投資家の間で広がった。
上海浦東発展銀行(600000 CH)は10%上昇。同行と中国農業銀行が銀行に優先株を通した資金調達を認める試験的なプログラムに参加する可能性があるとマネーウィーク誌が伝えた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数 は、前週末比72.52ポイント(3.4%)高の2212.52で終了。昨年12月14日以来の大幅な値上がりとなった。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数は同3.5%高の2440.61。
■9月9日の海外株式・債券・為替・商品市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MSVN0M1A1I4J01.html
◎NY外為:ドル下落、米2年債利回り低下で−緩和縮小観測弱まる
ニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。米2年債利回り が2営業日連続で低下したことが背景にある。前週末発表の雇用者数が予想を下回る伸びにとどまったため、金融当局が緩和規模を縮小する際に積極的でなくなるとの思惑が広がった。
円は主要16通貨に対して下落。日本の4−6月期の国内総生産(GDP)改定値が上方修正されたことが売りを誘った。東京が2020年の夏季五輪開催地に選出され、日本政府の政策に対する楽観が高まったことも背景。豪ドルは6週間ぶり高値を付け、韓国ウォンは5月以来の高値となった。中国の輸出増加を示す統計がきっかけ。7月のカナダの建設許可件数が過去最高に増加した後、カナダ・ドルは上げ幅を拡大した。
ニューヨーク時間午後3時1分現在、主要10通貨に対するドル相場を反映するブルームバーグ米ドル指数は1027.24。2営業日連続で下げ、一時は8月28日以来の水準に低下した。
円は対ドルで0.5%安の1ドル=99円57銭。対ユーロでは1.1%下落の1ユーロ=132円12銭。ドルはユーロに対し0.7%安の1ユーロ=1.3269ドル。
◎米国株:上昇、中国輸出や企業買収を好感−S&P500は5日続伸
米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は5営業日続伸となった。中国の8月の輸出が市場予想を上回る伸びとなったことが好感された。また企業買収を受け米経済に対する楽観的な見方も強まった。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種 株価指数は前週末比1%高の1671.71。ダウ工業株30種平均は0.9%上げて15063.12ドル。
◎欧州株:ほぼ変わらず、米国の対シリア軍事行動の可能性に注目
9日の欧州株式 相場はほぼ変わらず。米国が対シリア空爆を週内に決定するかが注目される中、予想を上回った中国輸出の伸びが相場を支えた。
英3位のエネルギー会社、BGグループは5.1%安。来年の生産が自社予想を下回るとの見通しが売り材料。一方、フランスの鋼管大手、バローレックは3.6%上昇。同銘柄の投資判断をケプラー・シュブルーが引き上げた。
ストックス欧州600指数 は前週末比0.1%安の305.84で終了。6日には0.5%上げていた。米雇用統計で雇用者数が予想を下回ったことから、米当局が債券購入を縮小するかどうかを見極めようとする動きが強まった。
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