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2月の「資本論まなぶ会」の報告をします。17日、土曜日、1時から、大東市サーティーホールの和室に8人の参加者がありました。
初めての方がおられました。自己紹介に少し時間を取りましたが、皆さんの話を聞いていると、70年前後の時代が思い出されました。学生運動や労働運動が盛んであったこと、高校の世界史の授業で、産業革命や労働運動の話を聞いたことなどが思い出されました。
レポーターから、序文、第一章、第一節、第二節、第三節までの概略が説明されました。Cの「一般的価値形態から貨幣形態への移行」の前まででしたが、その後「一般的価値形態」「相対的価値形態」「等価形態」の意味は何かについて質問が出されました。再確認の意味を込めてレポーターから説明があり了解が得られました。
D「貨幣形態」も取り上げました。その中で、報告者から「金が貨幣として、他の商品に相対(あいたい)するのは、金が以前にそれらに対して商品として相対したから」という点に違和感を抱く人も多いのではないか、という問題提起がありました。銀行にお金を預けておくと利子が付く、そういう風に、普通は貨幣を考えている。商品とは違う特別な存在だと考えている人が多い。資本論をよく読んで理解した人なら違うかもしれないが、確かに普通の感覚から言うと、貨幣と商品との関係を普通はそんな風に思わないと確認しました。
これに関連して質問が出ました。「金が貨幣商品だ」とされているが、実際に金がそうした役割を担うようになるまでには、もっと紆余曲折があるのではないか。図式化しすぎたらまずいのではという意見が出されました。論理と歴史の違いは違いとして押さえればいいのではという意見が出され了解されました。
最終的に、第四節・「商品の物神的性格とその秘密」の第一パラグラフまで進みました。「机が商品として現れると、感覚的にして超感覚的なものに転化する」というが、超感覚的とはどういう意味かという質問が出ました。これに対し、商品に値段がついているということではないか、具体的な物というだけでなく、日本では何円という値札が付いている、そこに超感覚的な性格が刻み込まれているのではないか、という説明がなされました。
残り時間が少しあり、今話題の仮想通貨、ビットコインとは何かをめぐって話題になりました。カード決済と云うのがあり、その延長線上か?という見方も出ましたが、ただいま調査中ということで落ち着きました。
来月は17日(土曜日)1時から「洋室」で行います。

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資本論まなぶ会の報告をします。今年の1月20日、1時から3時過ぎまで、サーティーホール公民館で開かれ、参加者は6人でした。
最初になされたことです。先月の終わりに質問されたことですが、「特別剰余価値」について説明した文書の中に、具体例を数式で表して明らかにしているところがありました。その数がどうしたら出てくるのか分からないという疑問でした。これまで通りの生産性を維持している資本と、生産性をアップした資本とが、それぞれ同じ製品を作るとした場合、製品作りに必要な労働時間に差が出ます。それを数字で表現しています。相対的な剰余価値が問題になっている個所で、今やっている「商品」や「貨幣」からは先の箇所です。黒板を使った説明に、質問をされた参加者から「分かった」という返答が聞こえて来ました。
本題は一般的価値形態です。その変化した性格であり、個別的価値形態や、拡大された価値形態とは違う性格を確認することでした。相対的な価値形態と、等価の形態の違いについて、第一形態、第二形態、それに第三形態へと変わっていくにつれて、それぞれがどのように変わっていくのかというものです。
出てきた疑問です。「一般的価値形態において、等価形態にある商品の物体形態は、一切の人間労働の目に見える化身として、一般的な社会的な蛹化としての働きをなす」という本文で、蛹化という点がよく分からないというものでした。蛹とは、昆虫が幼虫から成虫になる途中でとる形態を意味しています。貨幣が成虫だとすれば、個別的価値形態が幼虫で、一般的価値形態を蛹化としたのではないか、参加者からこういう考えが出され、これに落ち着きました。
次の疑問です。「一般的価値形態は、この世界の内部で、労働の一般的に人間的な性格が、その特殊的に社会的な性格を形成しているのを掲示する」という本文をめぐって、「労働の一般的に人間的な性格」は何を指すのか?「その特殊的に社会的な性格」とは何か?「社会的」に分業は含まれているのか?などです。議論の詳細な報告は割愛しますが、参加者から「自分で分かったつもりでいても、他の人と話すと色々な刺激を受けるな」という感想が出されました。
次回は「一般的価値形態から貨幣形態への移行」がテーマです。「貨幣形態」がいよいよ問題になりますが、巷ではビットコインや仮想通貨をめぐる議論が沸き上がっています。貨幣とは何か、何が貨幣にふさわしいのかなど、話題は山盛りです。
以上です。

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12月16日に行った、資本論まなぶ会の報告をします。
参加者は5人でした。順番に声に出して本文を読み、その後、レポーターがその解釈を報告し、一人ひとりが疑問点を出して、その点をめぐって議論をしました。
問題になったところですが、目次でいえば、第一章・商品の第三節・価値形態または交換価値の中です。B・相対的または拡大された価値形態から、C・一般的価値形態に入るあたりで、相対的または拡大された価値形態の欠陥は何かという問題であり、それがどのように変化するのかという話です。
出てきた疑問ですが、「価値形態」の中に出てくる「相対的な価値形態」や「等価形態」、それに「単純な価値形態」「総体的な価値形態」「一般的な価値形態」そして「貨幣形態」について、その意味は何かという質問でした。本文だけでなく目次をよく読んでその意味を考えることによって、本文の組み立てがよく分かると、或る資本論翻訳者が言っています。それはそれでいいのですが、そこに出てくる言葉の意味がよく分からないというものでした。本文の中に出てくる言葉を当たることによって、その疑問はすぐに解けました。
青木文庫の長谷部訳を持参している人から、何か読みにくさを感じる、どんな翻訳本がおすすめかという疑問も出されました。基本的にはどれでも推薦するが、岩波、新日本など、それぞれの違いについての話に花が咲きました。
最後に宿題が出されました。資本論の中で「特別剰余価値」が問題になっているところがありますが、それを自分で勉強している参加者から、今一つよく分からないと言われました。関連文のコピーもいただき、その意味を説明してほしいというものでした。第一編の商品と貨幣からずいぶん先に進んだ第四篇や、第三巻で問題になっているところです。俄かには説明できないので、これは次回にしました。
以上です。

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11月の「資本論まなぶ会」の報告をします。18日(土)1時から、今月は住道の公民館の都合が悪く、中鴻池市民プラザで行いました。
新参加者が二人おられ、自己紹介をした時に、これまでエンゲルスやマルクスの本は色々読んだけれども、資本論だけは別格だったという話が出ました。いくらか読み始めたが、すぐに行き詰ってしまったと言いながら、赤線が引っ張ってある長谷部訳の文庫本を見せられました。
この「資本論だけは別格」というのは、参加者の共感を呼びました。というのも、資本論はちょっとやそっとでは分からないし、何度繰り返し読んでも新たな疑問や新たな発見が必ずと言っていいぐらいに出てくるからです。
第一章・商品、第三節・価値形態、B総体的(拡大的)価値形態が今月のテーマでした。
初めにレポーターから、序文から初めて、これまでの内容の概略が説明されました。そしてパラグ毎に各人が、順番に声を出して読んでいきました。その後、色々な疑問をそれぞれが出しました。
出てきたのは「相対的価値形態」とは?「等価」とは?といった問題であり、その意味が分かるように、日常生活の言葉で言ってほしいというものでした。
「商品体」とは?といった問題も出されました。「一商品、例えば亜麻布の価値は、いまでは商品世界の無数の他の成素に表現される。すべての他の商品体は、亜麻布価値の反射鏡となる」というのですが、この「商品体」の意味は何かという問題です。使用価値としての商品を意味しているのではないかという話が出て、あれこれ議論しましたが、おおむねそういった線で解決しました。
来月の予定は、16日1時から住道サーティーホールです。テーマはBの3「総体的(拡大的)価値形態の欠陥」から始めます。

杉原

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森友学園につづき加計学園でも、内閣府の・安倍首相の不当な特別扱いの指示が明らかになりました。

 国家主義的教育を進めようとした森友学園では、学校設立に手を貸した安倍首相をはじめとする国家主義者は、彼等の悪事が明らかになるや手を引き、知らぬ存ぜぬで押し通そうとしていますが、加計学園では「関与」の決定的な証拠が明らかになりました。

 安倍首相は、森友学園では、「私が関与していたら、首相を辞める」と公言しました。加計学園ではこのような公言はありませんが、「関与」が明らかになった以上、安倍首相は直ちに辞めるべきではないでしょうか。


 野党は、天皇の生前退位問題では共産党までもが協力して憲法違反の特別法を成立させるなど、安倍政権に屈服しました。安倍政権を追い詰め打倒していく、本当の労働者・勤労者の政治闘争が求められているのではないでしょうか。


・日 時 7月30日(日) 午後1時〜3時半

・場 所 国労大阪会館

      大阪市北区錦町2-2

JR環状線天満駅下車 環状線北側東へ5分

・参加費 300円

・主 催 大阪・労働者セミナー実行委員会


        連絡先 小林 tel: 090-8379-4103
              email: kobayashi432003@yahoo.co.jp

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