先週末、近所の海洋研究開発機構JASTEC、ここは地球シュミレータや深海6000を駆使し、海洋、地殻、地震等の研究をしてる研究機関、の一般公開があり、「マイワシ激減の謎」を聴講してきました。なかなか興味深いお話でした。
1988年を境にわずか4〜5年でピーク300万t以上あったマイワシの漁獲高が数万tまでなぜ落ち込んだのか?
温暖化と乱獲だと思い込んでました。研究員によれば、レジームシフト説という学説があり、さまざまな要因により地球は大きくシフト替えすることを繰り返してるとのこと。それにより生態系がガラッと変わるのだそうな。マイワシの激減の主な要因が黒潮の速度と温度ではないかと。
マイワシには16度くらいの水温が繁殖に適してるのだそうだ。海水温の上昇と海流速度の変化により産卵したもののほとんどが死滅し、その傾向がその後も続き、マイワシの激減に繋がってるのだと。
カタクチイワシ、ウルメイワシはさほど変化はないそうで、今やマイワシのシラスは少なく、カタクチイワシのシラスを食べてる可能性が高いそうだ。
この数年少しづつ漁獲高が増え、レジームシフトがまた変わりつつあるのではといわれてるらしい。如何に地球が微妙で繊細なものであり、人智がおよばぬことがまだまだいくらでもあるということであろう。
椎名誠がちまちま世界遺産だなどと騒がず、地球そのものを人類の遺産とすべきと書いてます。その通りだ。都合良く地球を使おうなどと考えてはいけない。
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