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星座の位置をすっかり覚えたい、という願望が子供の頃からあります。
去年から天文学を翻訳のためにちょっとずつ学びはじめて、
そのなかで独りでに気づいた夜空の星座の位置暗記法があります。
星占いの星座の位置を基準にするんです。
つまり占星術の12星座の1日の位置と年間の位置だけ最初に覚えれば、その他の星座は12星座との位置比較で覚えやすくなるというわけです。
例えばいて座の一がわかっていれば、その付近の、例えばその真北にあること座やはくちょう座の位置が覚えやすく、
現在のいて座の位置がわかっていれば、こと座やはくちょう座の現在の位置もわかるわけです。
占星術の12星座があります。
太陽は一年かけてあの12の星座の前を一つ一つ横切っていくんですよね。(いっぽう月は1日ごとにそれらの星座を横切っていきますね。今日はふたご座、明日はかに座、その次の日はしし座、みたいに。)
どんなふうに横切るのかは図を見てください。
太陽が一年かけてその12の星座を通過していく順序は星占いの星座の順序と同じです。
うお座 (春分)、おひつじ座、おうし座、ふたご座 (夏至)、かに座、しし座、おとめ座 (秋分)、てんびん座、さそり座、いて座 (冬至)、やぎ座、みずがめ座。
12星座は太陽の通り道であり、すべて南の空の星です。
で、太陽がいま位置している星座が例えばふたご座なら、
ふたご座のある場所はいつでも簡単にわかるわけです。
正午ならそのとき太陽がある位置、日没時ならそのとき太陽がある位置、夜中の12時ならそのとき太陽があるであろう位置、日の出の時刻ならそのとき太陽がある位置です。
その時期は太陽は常にふたご座と重なっているからです。
そして12星座のほかの星座は乱暴にいって30度ずつ離れて並んでいます。(本当は正確に30度間隔でなくまちまちですが。)
だからふたご座の場所がわかれば他の星座、例えばおうし座やかに座やいて座などの方向もだいたいわかるわけです。
ふたご座のある方向 (つまりいま太陽がある方向) を指差して、30度ずつ動かしていってみればいいと。
ふたご座など12星座が南天を横切る弧の高さはそれぞれ一つ一つ違いますが、
これもだいたいの見当がつけられます。
上の図を見てください。
うお座 (春分点) とおとめ座 (秋分点) は天の赤道を通ります。
真東から昇って、天の赤道を通って、真西に沈みます。
(赤道の真南における高さは、180度ひく自分のいるところの緯度たとえば北緯35度ひく90度イコール55度です。180 - 35 - 90 = 55)
ふたご座 (夏至点) は東のすごく北よりのところから昇って、南のすごく高いところ (例えば55度たす23度イコール78度くらい) を通り、西のすごく北よりのところに沈み、
いて座 (冬至点) は東のすごく南よりのところから昇って、南のすごく低いところ (55度ひく23度イコール22度くらい) を通り、西のすごく南よりのところに沈みます。
うお座とふたご座の間の星座 (おひつじ座、おうし座) はうお座の弧 (赤道) とふたご座のすごく高い弧との中間を通り、
おと座といて座の間の星座 (てんびん座、さそり座) はおとめ座の弧 (赤道) といて座のすごく低い弧との中間を通ります。
例えば今の時期みたいにふたご座に太陽があるとき、
日没時はふたご座は西の地平線の辺りにあるわけですが、
そのときふたご座の次のかに座はだいたい30度東にあって、その高さはこんな感じです。
その次のしし座はふたご座より60度ほど東にあって、その高さはこんな感じです。
その次のおとめ座はふたご座より90度ほど東、真南にあり、その高さはこんな感じです。
その次のてんびん座は120度東にあり、その高さはこんな感じです。
その次のさそり座は150度東にあり、その高さはこんな感じです。
その次のいて座は180度東にあり、その高さはこんな感じです。
(こんなふうに黄道の線もリアルタイムで簡単に求められます。)
で、こうして星占いの星座の位置を把握すると、
あとはそれらとの位置関係でほかの星座の位置がわりと簡単に覚えられるし、リアルタイムで目測できるわけです。
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