核燃・だまっちゃおられん津軽の会ブログ

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◇京都大原子炉実験所の小出裕章先生のお話で印象的だったのは、自然界には放射性物質を浄化、無害化することはできません、というフレーズです。ですから、環境中に薄めて流すということは、汚染を拡大するということでしかないのです、という話です。
トリチウムは、六ヶ所再処理工場が1年間に放出する量は、一般人の年摂取限度量に比べると、3億2400万人分にもなるそうです。
◇チェルノブイリが爆発事故を起こしたとき、小出先生は、まさか8000キロも離れているチェルノブイリからの放射性物質が大阪にいる自分の研究所に届くわけがない、と思いながら、測定してみたそうです。その結果、明らかにチェルノブイリから来たと思われるものが、4〜5日たって検出され、その後、徐々に薄まって1ヶ月後に地球を1周したものがまた検出されたそうです。一旦環境中に放出された放射能は、このようにして地球全体に拡散されていくのだということがよくわかる事例だとおっしゃっていました。
◇また、先に再処理工場で起こった放射性廃液漏れ事故で、漏れた放射性セシウム137の濃度は、1ミリリットルあたり160億ベクレル、とされていることを、放射能を扱う研究をしている者にとっては、気絶するような高い値だと言っておられました。
原燃が発表したこの数字をもとに計算すると、150リットルの漏れた廃液の中のセシウム137は、2400兆ベクレル、広島に落とされた原爆が放出したセシウム137は3000キュリーなので、その21倍、と計算することもできるということでした。さらに、この数値で六ヶ所再処理工場のセルの中で「蒸発してしまった」分の廃液の放射線量を計算すると、3.84×10の18乗ベクレル、になるそうです。これは、チェルノブイリ事故で環境に放出されたセシウムの約42倍だそうです。

◇また、再処理工場が、いかに、膨大な放射能を取り扱う工場であるか、ということを比較する事例として述べられていたのは、広島の原爆が撒き散らした放射能の量が800グラム。100万キロワットの原発が毎年生み出す放射能の量が、1トン。六ヶ所再処理工場で毎年取り扱う放射能の量は、800トンだ、と紹介されておりました。小出先生は、一連の事故は、とてもこのような大量の放射能を扱っている人たちの所業とは思えない杜撰さである、と指摘していました。(み)


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