読んでみました・その98

今回は、又吉直樹著『火花』です。 題名がいいですね。「火花」は入れかえたら「花火」になる。 劇中にも花火大会のシーンがありました。それに「線香花火」は 著者がデビューしたときのコンビ名ですね。火花は小さくて、出るのも ほんの一瞬ですが、大きくなると花火のようにきれいな、大勢の人を 引きつけるものになる。深い意味を持った言葉だなと思いました。 『火花』  主人公で、芸人である徳永は、同じ芸人の神谷を師匠と呼び、敬愛していた。英雄視していたとも言える。その人間が道に外れた様を見て、涙ながらに諭す場面が最も印象的だった。ポイントなのは、徳永自身がそのネタへの観客の反応に対する無意識・無自覚なところだろう。自分が考えるおもしろさとはこれだという、その一点しか追求しておらず、その余り、善意とか悪意とすべて表示すべて表示

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