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1Q84(7月〜9月) 読み終えました・・・ 5/28に購入し〜6/6深夜4時で読み終わりました。 10日間のお楽しみでした。平日はちょびちょび読んで土日にどっぷり浸かりました。 1巻は1週間かかって。いや、かけて・・・かな。じっくり味わいながら。 2巻は土、日の2日間で一気に読み終えました。 内容を一切紹介しなかった販売戦略、マスコミのやり過ぎ、過剰宣伝では・・・ 色々言われてますが・・・ 感想としては・・・・・いつもの村上作品とそう変わりはないのかと。 作品には引き込まれたけど・・・前作の海辺のカフカや世界の終わりと ハードボイルド・ワンダーワールド、 ねじまき鳥・・・と作風は変わらないのでは・・・です。もちろん面白かったですが。 関連本やインタビューに書いてあったのは今回は「父」という存在を今までになく濃く扱っていること。 リトリピープルもその表現の一つではないかということだとか。 総合小説という事で複数の登場人物が絡み合い一つの物語に繋がっていきます。 ドストエフスキーを目指す気持ち、心意気は尊敬します。 1巻のわくわく感から読み進むにつれて若干のガックリ感がないと言えばウソになるかな。 でも2巻目は一気に読まずにいられなかった。その辺が流石だと思います。 青豆、天吾の交互に進む物語。二人の初恋物語か。 幼少の出会い後、まったく別々の人生を歩んでいたはずの二人に共通点が、そしてお互いが交わろうとする。 そして互いの存在を認識し求め合う二人・・・出会えるのかどうなるか・・・ 1984年から月が二つのある1Q84年での生活、不思議な出来事、その面白さ。 塾の講師の天吾とスポーツジムのインストラクター(闇の殺し屋)の青豆。 幼少の天吾は父親とNHKの集金、青豆は親と宗教の布教活動とお互いに辛い記憶があるなかで 小学校の教室で一瞬の出来事で恋に落ちた二人。(二人が恋に落ちたと分かるのはずっと先ですが) 謎の新人美少女小説家・「ふかえり」やその作品の「空気やなぎ」 作品に出てくるリトルピープルと呼ばれる小人?妖精? 新興宗教「さきがけ」「あけぼの」の謎のリーダーの存在。 婦人警官のあゆみと青豆の関係、新興宗教の犠牲者つばさ、 複数の人々が絡み合う物語。春樹氏の三人称で書く小説への挑戦。 2006年のクリスマス頃から毎朝3時前後に起きて約5時間かけて書き続けた長編小説。 長編小説は自分の体をできるだけ大きく広げたいという気持ちがないと書けないと春樹氏は語る。 何度も読み返して味わえる作品を目指しているという事なので 私も何度か読み返しもっと深いところで理解したいと思いました。 ですからこの感想もかなり変わると思いますが・・・ 職場の20代の本好きの女性に貸したら1巻の途中で涙がポロポロ出て大変でした と言ってました。やはり20代の女性の感性はいい? 本作のキーワード? ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」の曲 青豆・・・マーシャルアーツの達人 1984の違う時代。QはQUESTIONのQです。 小説「空気やなぎ」 ふかえり 新興宗教 リトルピープル ギリヤーク人 チェーホフ 平家物語 婦人警官あゆみ つばさ たまき 春樹氏曰く、「僕の小説には正解はないです。自由に楽しんで下さい」との事です。 書いている本人が一番楽しんで書いてるそうですよ。もちろんぎりぎりに追い込んでですが。 何はともあれしっかり楽しめました。 続編の噂も絶えませんね。
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村上春樹
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「ひとつ、村上さんでやってみるか」 迷った時やヒントが欲しい時、 気分転換したい時に役立つ一冊ですね。 「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が 村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして 村上さんはちゃんと答えられるのか? 単行本: 393ページ 出版社: 朝日新聞社 (2006/11) 期間限定の「村上朝日堂ホームページ」に寄せられた著者と読者の応答490通を収録。 フィッツジェラルドの『グレード・ギャツビー』(11月)やチャンドラー 『ロング・グッドバイ』(来春)の新訳から全裸家事主婦まで過激にホットに全面回答しました。 恋愛の法則、女の子の条件、健康の秘訣、物欲について、腹が立つことへの処理法、 最近作『アフターダーク』『東京奇譚集』への質問など一挙大公開。 【お気に入りは】 ・座右の銘はありますかの回答・・・座右の銘は特に無くて、 「腹が立ったら自分にあたれ、悔しかったら自分を磨け」 というのが一番基本的な考です。と春樹氏。 ・パンツ一枚は全裸主婦と呼べるか? ・・・欧米?では全裸で家事をする主婦が多いとか。 パンツ一枚でも全裸家事主婦とは認めないと春樹氏。 ちなみに当家の妻は夏場はパンツ一枚で家事をしています。 もちろんたまにですが。春樹氏の言う全裸家事主婦には認めて もらえませんね。 ・映画館でエンドロールをすべて観るか否か・・・ 春樹氏が知っている限りでエンドクレジットを最後までみている国は日本だけだとか。 春樹氏も最初に劇場を出る人だとか。 ・しまくり隊員・・・春樹氏の本を読むとSEXがしたくなるという質問に対しての回答。 「なんかやりたくなる」と言う方が少なからずおられるようです。 僕のところには余禄はまわってきませんがまあいいです。 夫婦円満、国家繁栄、子孫存続の為に身を粉にして尽くしております。 と春樹氏。 ・ノルウェイの森の主人公は平凡な典型的な日本人か? ・・・「平凡」「特殊」といった風にどっちか一方に割り切ってしまうのは 「非文学的」であるように・・・。(省略) 誰の人生にも平凡であり特殊な時期や状況ってあるのでは・・・ 僕の(あるいは我々の)魂にとっては、あの物語はそれなりのとても リアルなことだと思いますよ。と春樹氏。 ためになる事、笑えるネタ・ちょっとエッチなネタなど春樹氏のユーモア溢れるコメントが満載です。
面白いですよ。 |




