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3月末と4月末に山梨を訪れ、古墳めぐりを楽しんだ・・。ま、実は2回とも偶然の産物だが。 まず3月末。 3月30日土曜日、一人旅で甲府の温泉に行くみちすがら 富士山をみて吉田うどんを食べる企画を考えていた。 中央線・富士急線を乗り継ぎ河口湖に向かうも、雨模様で極度の寒さ。 そのため吉田うどん2軒はしごしただけで 諦めて計画変更 かねていきたいと思った銚子塚古墳を見に行こうと甲府に向かった。 今回週末フリー切符を使って鈍行の旅だったこともあり、 甲府についた時点でもう2時半過ぎであった。 銚子塚のある甲斐風土記の丘曽根丘陵公園へは バスが通っているもののわずか1日4本 次のバスは午後4時過ぎということで いつもの通りタクシーでGO! 曽根丘陵公園は、広大な敷地に古墳が点在し一角には県立歴史考古博物館もある。 まず丸塚山古墳 説明板によれば 銚子塚古墳より少し後の5世紀初めに造られた古墳で 直径72メートル高さ11メートル 墳頂に南北の向きの竪穴式石室があり、その長さが5.55メートル 山梨県最大の円墳である 石室は割石を持ち送りにして造られていると言う。 鏡、武器、装身具等の副葬品も発見され、 石室の壁に朱彩の円文も見つかっているそうだ。 墳丘は二段築成で埴輪がたてられていた。 ずいぶん高さのある円墳だと思ったが 次の銚子塚古墳はもっと圧巻だった。 説明板によれば、銚子塚古墳は4世紀後半に作られた古墳で 全長169メートル、後円部の直径92メートル、高さ15メートル 築成時点では東日本最大級の古墳であったとされる 墳頂やや西寄りに南北の向きの竪穴式石室があり、その長さが6.6メートル 丸塚山古墳と同様石室は割石を持ち送りにして造られていると言う。 三角縁神人馬車鏡、三角縁三神三獣鏡、内向花紋鏡等の鏡5面のほか、武器、装身具等の副葬品も発見され、 周濠からは立柱、笠型木製品、円盤状木製品などが見つかった。 墳丘は三段築成で埴輪がたてられていた。 銚子塚古墳と丸塚山古墳はかなり接着して作られていて 2つの古墳の被葬者の関係が深いことが想像される。 というかこの丘陵一帯が甲府盆地の南の端の丘陵との境目あたりで 権力者の墳墓として長い間 使用されていた地域のようで 2つの古墳のほか、カンカン塚古墳、大丸山古墳等の古墳や 方形周構墓120基を超える上の平遺跡、県内最大級の方形周構墓東山北遺跡 など多くの遺跡がある場所なのだ。 写真では銚子塚古墳大きさや高さが上手く表れていないが 後円部のてっぺんまで登るとその高さが実感できる。 甲府盆地を一望に見渡すことが出来、 如何にも土地の盟主の墓に相応しい。 山梨は旧石器時代や縄文時代の遺跡も豊富で ナウマン象の骨も見つかっていると言うことから 博物館の正面にはナウマンゾウの像が・・・ 館内も、興味深い考古資料が盛りだくさんで 特に縄文土器や土偶の素晴らしいコレクションがある。 塩山市殿林遺跡出土の深鉢型土器は重要文化財である。 一の沢遺跡出土の土偶。 後頭部に蛇の装飾がみられる重要文化財。 どこか縄文のビーナスに似た後田遺跡出土の土偶 骨蔵器として使われたとも言われる容器型土偶 珍しい「赤鳥」という呉の年号を含む銘文のついた鏡も出土している さてゆっくり展示物を見る暇もなく 博物館の閉館5時が到来と言うことで 後ろ髪を引かれるようにして甲府駅に向かったのであった。 |
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独楽さま。
たいへんご無沙汰しております。
お元気そうで何よりです。
山梨にも古墳があるんですね〜。
機会があったら行ってみたいです
2013/5/14(火) 午前 7:05
海音さま
こちらこそご無沙汰しております。コメントありがとうございました。
山梨の古墳は灯台もと暗しであまり知らなかったのですが今回かなり面白いものがあることが分かりました。そのうちまた探索するつもりです。
2013/5/14(火) 午後 10:35 [ 独楽 ]
はじめまして。ZOROと申します。
ここの山梨県立考古博物館でボランティアガイドをしております。
甲斐銚子塚古墳は4世紀に造られ、築造当時では東日本で最大の前方後円墳でもあります。
考古博物館にもお越しいただき、ありがとうございます。
古墳もたくさんありますし、なによりも縄文王国と呼ばれている山梨の縄文時代も感じていただければと思っています。
ご案内もできますので、またお越しくださいませ(^^)
2013/6/16(日) 午後 4:42