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人に何かを説明するということは、なかなか大変なことです。
今、ある社外の偉い人向けに自分の担当ビジネスについてプレゼンを
するための資料作りをしています。事業部長に見せ、専務に説明し、
社長に説明し、そしてのその社外の偉い人に説明するのです。
でも、一例として当社のビジネスをいくつか説明するわけで、数多くの事業
の中で、実際にその社外の人にまで説明する事業は限られています。結局は
ほとんどが専務止まりになりそうです。それでも、準備だけは、万全に
ということで、パワー・ポイントで作成した資料を何度も何度も作り
直しています。
身内でプレゼンをし合って、資料の確認を何度もしました。
事業部長の指示は、
・骨太の説明にしろ
・トゥリー状に考えて、幹、枝、葉を分けろ。
・まずは、幹があって、簡潔に5枚くらいで説明できるように。(5分)
・相手が興味を持ってもっと聞きたそうな場合は、枝的な資料を使え(10分)
・相手がどんな質問をしてきても答えられるように、葉の資料をしっかり
用意せよ(20ー30分)
・ポジティブな内容、表現にせよ
というものです。そして、字のフォントサイズ、フォントの種類なども
すべて指定が入ります。
社外の人間なので、社内では当たり前の用語でも、全く知らない可能性が
あるので、理解していただくために、不可避な専門用語には必ずわかりやすい
説明をつけなくてはいけません。
プレゼン内容としては、
どういう製品で、どういうビジネスか。どういう課題があって、これから
どうしようとしているのか。将来性はどうか、といったことです。
バカでもわかる資料にする、とまでは言いませんが、全くの門外漢に
15分くらいでわかりやすく、自分の事業を説明するということは
それなりに難しいです。無知で年寄りだけど偉い人、というのが相手です。
最初は、なんでここまでやんなくてはいけないんだ!と思いましたが、
いい訓練になります。
以前、新聞の投書で、ある大学の先生が「我々はこれまでずっと研究はして
きて論文も書いてきたが、教え方については学んだことがない」と
正直なことを書いていました。
本当に、教え方が全然なっていない大学教授が多いと思います。
教え方を知らなければ、教壇に立つな、どこかで篭って研究でもしてろ、
学生はいい迷惑だと思います。プロならなんとかしなくてはいけない。
今、趣味で世界史の本を読んでいますが、情報量が多いので、間違いなく、でも
何を言いたいのか、それを言うための「幹」だけを取り出そうとしていますが
なかなか大変です。もっと知りたいと思って詳しく調べると、枝と葉が
たくさんになって、骨太の説明にならない。
(まあ、ブログは「徒然なるままに」書いているので関係ないけど)
説明力は、理解力と親切心と情熱、そして、センスでしょうか。
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