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12月24日、今日は長男の誕生日。でも、彼は朝から塾でバイト。
私は中目黒でお友達とデート!?
ランチは蒸野菜。ヘルシーでしょう。
実は、中目黒のキンケロ・シアターで演劇『冬物語』を見てきました。
キンケロ・シアターというのは、キンキンとケロンパが作った200人くらい収容できる
劇場です。
ブラックサン(ジャズバー)の常連である瀬川新一さんという役者さんが
「たまには、皆さんを招待したい」
ということで、朗読会のときにチケットをいただきました。
シェイクスピアの『冬物語』。
シェイクスピアと言えば、四大悲劇「マクベス」「リア王」「ハムレット」「オセロ」や、「ロミオとジュリエット」
などは非常に有名ですが、「冬物語」は初めて知りました。
とても素晴らしかったです。
涙が出てしまった。
(本当は撮影禁止。でも、事前にそういうアナウンスはなかったので撮影。休憩時間に「デジカメなどに
よる撮影はご遠慮ください」とアナウンスがあったので、後半の写真はなし。絵的には後半のほうが
面白かったのですが)
シチリアの王のもとにボヘミアの王が遊びに来た。二人は友達だった。ボヘミアの王が帰ろうと
するのを「もっと滞在して欲しい」とシチリアの王が頼むが「いやいや」とボヘミアの王は辞退する。
ならば、とシチリアの王妃が頑張って残るように頼んだら、ボヘミア王も折れて、滞在を伸ばす。
しかし、その様子をみたシチリアの王は、「この二人はできているんではないか?」と突然疑いだす。
疑念は疑念を呼び、激しい嫉妬となり、妻の不貞を考える。10歳くらいの王子も、ひょっとしたら
不貞の子供では?と。このとき王妃は身ごもっていたが、これもひょっとしたら、不貞の子供では
ないか?と疑い、家臣にボヘミア王を毒殺するように命じる。
しかし、誠実な家臣は、王の心の病気として、そっとボヘミア王に事態を告げて、一緒に逃亡する。
これを知ったシチリア王は、疑いは事実であった、とさらに怒りが燃えて、王子を王妃から引き離し、
王妃も牢獄へ入れてしまう。そして、生まれてきた赤子(女の子)も「どこかへ捨ててしまえ!」と。
やがて、王子は寂しさで死に、それを知った王妃も死ぬ。
シチリア王は自分のした愚かしさを後悔し、泣き、悲しむ。
そして、16年の歳月が過ぎる。ボヘミヤでは、赤子が羊飼いに拾われ、非常に美しい女性に
成長していた。そして、ボヘミヤの王子は、たまたまこの美しい羊飼いの家の娘を見つけ、恋に
落ちる。そして・・・。
すてきなロマンスです。友情、忠誠心、愛、嫉妬、信念、怒り、後悔、悲しみ、喜び、楽しみ、ずるさ、
愚鈍、許し、寛容、など、人間の様々な感情や性格が描かれています。
さすが、シェークスピア!
16世紀の彼の作品が今でも古くならないのは、変わらない「人間」がうまく描かれているからだと思います。
それと、ストーリー性、ドラマ性。そして、著作権問題がないことも芝居で採用される条件でもあります。
舞台のカーテンの奥では、パーカッションとギターの人がいて、この演奏もよかった。
とくにギターの村井和徳さんの演奏は良かったなぁ。こういう演奏を聴きながら、日が当たる
暖かい喫茶店で紅茶でも飲んだら最高。
役者さんは、どなたもよかったけど、特に、「ごろつき」の役をやった新本一真さんの歌と踊りは
素晴らしかった。彼が出てくることによって、この話に少しコメディ的な楽しさが加わるとともに
主題だけだったら堅苦しくなるところをうまく脱却できていた。
2部の最初は、楽しいミュージカル仕立てだった。
語り手の「時」を演じた81歳の丸山詠二さんも味がありました。
私たちをご招待してくださった瀬川さんは、73歳。数年前に脳梗塞で倒れ、あやうく一命を
取り留めましたが、少し言葉に障害が残り、滑舌が悪くなりました。
少しハラハラして演技を見ていましたが、まあ、老人役ですし、あまり滑舌が良過ぎても
不自然な老人になってしまうので、ちょうどいいくらいだと思います。
白髪でヒゲをはやしていて、なかなか渋い風貌です。
演技よりもいるだけで、存在感がある感じ。
劇団○○、とかいうのではなくて、出演者がそれぞれ、フリーだったり、どこかの劇団に所属して
いたりで、言って見れば、音楽でいうセッション・バンドのような感じ。演出家の募集に対して
役者が応募して、決定する方式かな。
*
いずれにせよ、随分と泣かされてしまった。
涙、なみだ。
理屈を超えたものにうったえてきた証拠ですね。
帰りはすっきりとした気分で帰りました。
演劇もいいですね。
それでは、皆さん、メリークリスマス!
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イブにとても相応しい一日を送られてよかったですね!
涙腺ってどうして年齢とともにゆるくなるのでしょうね。^^
2011/12/24(土) 午後 10:48
凛さん、こんばんは。そうですね。涙腺。周りの皆さんも泣いていましたよ。でも、やっぱり緩くなったかな。
イブとしてはなかなかいい過ごし方ができました。
シェークスピア、いいですよ。
2011/12/24(土) 午後 11:05 [ dareyanen22 ]
若い頃、シェークスピアの戯曲を読み、蜷川幸雄演出の舞台を見に行きましたね〜芝居のことは詳しくないですが・・・・強烈にインパクトがありました。
蒸し料理、大阪でも復活してますよ^^
2011/12/25(日) 午後 3:27
makoさん、こんにちは。蜷川幸雄さんは、有名ですが、残念ながら見たことがないです。TVや映画では表現できない何かをやれていないと演劇の意味はないですよね。
蒸し野菜、色がキレイでしょう?
2011/12/25(日) 午後 4:35 [ dareyanen22 ]