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張景恵(1871-1959):満州帝国の総理大臣は、帝国が終焉したとき、こう語った。
日本の軍隊は世界一強いが、
日本の軍人は戦争の意義を知らない。
戦争は国と国との取引の一つの手段に過ぎないものだ。
だから負け戦を5分か7分かで喰い止めるのも戦争上手なわけだが、
日本の軍人は戦争と個人同士の果し合いを混同して、
どちらかが息の根を止めるまで戦おうとする。
惜しい軍隊を失った。
この数ヶ月、明治から終戦までの本を何冊か読んできた。なぜ、日本は戦争に
突入したのか?なぜ、日本は朝鮮、中国、東南アジアなどに侵略したのか?
なぜ、日本は負けたのか?
といったことを知りたいのだ。
そして、つくづく思ったのは、張景恵の言うとおりだ。もちろん、誰がどういう立場で
書いた本かということも重要だけど、日本軍に共通していることがある。
それは、最後まで降伏しなかった、ということだ。負けるくらいならば、捕虜になるくらい
ならば自決しよう。自爆してでも相手を殺そう!
自分たちに逆らう者たちは容赦なく殺そう!
と狂気の集団に見えることだ。
戦争は外交の一手段であり、仮に局地戦で負けて白旗を掲げても、恥ずかしいことではない。
それは局地戦での敗北を意味するが、国の敗北を意味することではないのだ。
欧米軍は、太平洋戦争で最初、次々と降伏していった。日本は調子に乗っていった。
中国でも時には激しい抵抗にあいながらも、中国は次々に降伏していった。
でも、最後は欧米と中国、いわゆる連合軍が勝利した。
長年鎖国をしていた日本は外交べたなのか?
島国日本は、戦争に慣れていないのか?
サムライ魂が、恥の文化をつくり、白旗掲げるくらいならば自決を選んだのか?
それとも天皇を神とあがめ、日本人はイスラム原理主義者たちのように狂信的な
宗教信者だったのか?
日本人の戦争での戦い方は、残念ながら、今でも一部会社に残っている。
あえて、張景恵の言葉をモディファイしてみよう;
日本の企業は世界一強いが、
日本人は企業の意義を知らない。
企業は生活の糧を得るための一つの手段に過ぎないものだ。
だから売れなければ、のんびりと余暇を楽しむのも生き方上手なわけだが、
日本人は仕事の業績と個人の生活を混同して、
自分の健康以上に会社での仕事を優先して死んでしまう人もいる。
惜しい人を失った。
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おはようございます。
昨夜は前記事に長〜くコメントを書いていて500字内に削った結果、投稿したものの 朝になって削除してしまいました・・・すみません。
夜中は煮詰まってしまって ダメですね。
企業の上司が人間としての理性を失わなければ、部下の命を失うことはなかったでしょうに。
日本人は忠誠を誓う相手を間違うと悲惨なのだと思います。
リーダー育成をもっと考えるべきかと。
リーダー像が悪いから、その成り手さえ人材不足となってしまってるんじゃないかな・・・。
2012/4/30(月) 午前 10:45
10:15の内緒さん、おはようございます。随分、シンプルなコメントですが、コメント書く前に誤送信してしまったのでは(笑
2012/4/30(月) 午後 1:16 [ dareyanen22 ]
はのはのさん、こんにちは。日本人は藩に忠誠を誓い、国家に忠誠を誓い、会社に忠誠を誓い、そして、今は、どうなのでしょう。
すがるべき、信じる神も持たず、人権に関する基本的な概念も持たず、高い偏差値と高額所得を信奉して、自分らしくマイペースに生きるということを知りません。ガラパゴスの亀ならば、亀らしく生きるのも手かと思いますが。
2012/4/30(月) 午後 1:24 [ dareyanen22 ]
11:33の内緒さん、こんにちは。貧しいのでしょうね、日本人は。小さな島国育ちだから、大海も知らない。戦争経験も少ないから、ひたすらガムシャラにやってしまった。おっしゃる通り大局観もない。日本に侵略された国の人たちは、本当に大変だっただろうと思います。
2012/4/30(月) 午後 1:27 [ dareyanen22 ]