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フィンランド、スウェーデンを旅して思ったのは、なぜ、こんなに人口が少ないのか?
ということ。北欧と言えば、「高福祉国家」「平和・安全・清潔」「高い教育」「高所得」
といったイメージで、「憧れの国々」とも思われる。
各国の国土面積と人口をざっと比較しよう;
日本 :378Tkm2、128百万人
フィンランド :338Tkm2、 5.3百万人
スウェーデン:450Tkm2、 9.1百万人
ノルウェー :385Tkm2、 4.7百万人
デンマーク :43Tkm2、 5.4百万人 (グリーンランド除く)
どの国も人口は1000万人未満である。日本なら、東京だけでも1200万人も
いるのに。
少し古いデータですが(2003〜5年頃)、個人のホームページからデータを拝借します。
日本を1としたときの、人口、面積、人口密度の比較です。
英国、ドイツはまだ人口密度は日本の70%くらいですが、
他の国は、数%〜30%程度しかいません。
スカンジナビア3国に限って言えば、すべて10%未満です。
出生率、乳児死亡率、平均寿命などの統計から現状と将来の予測をすることはできます。
しかし、そもそも、なぜ、日本は、こんなにも人口が多いのか?
なぜ、こんなにも人口密度が高いのか?
そして、北欧は、なぜ、少ないのか?
では、逆に人口の多い国はどこか、調べてみましょう。
1.中国 13.4億人
2.インド 12.0億人
3.米国 3.1億人
4.インドネシア 2.3億人
5.ブラジル 1.9億人
6.バングラデシュ 1.69億人
7.パキスタン 1.64億人
8.ロシア 1.4億人
9.ナイジェリア 1.35億人
10.日本 1.28億人
日本は10位です。
中国、インドは、いくら国土が大きいからと言っても、この人口は異常と思われます。
別途検討する必要があります。
米国、ブラジル、ロシアは国土面積が大きいので、まあ、これくらいはありでしょう。
残る国は、インドネシア、バングラデシュ、パキスタン、ナイジェリア、そして日本です。
インドネシア、バングラデシュ、パキスタン、ナイジェリアの共通点は、暑い、発展途上国、
貧しい、ということくらいしか浮かびません。これらの共通点は、日本とはまた違う。
ますます、わからなくなってきた。
と、いうのは、私が、なぜ北欧に人口が少ないのか?という疑問を解消したいのかというと、
そんなに素晴らしい国ならば、人間がもっと増えてもいいじゃないか、という素朴な考えからです。
出生率を見てみましょう。
日本は突出して出生率が低いですが、北欧も2を切っており、さらに人口は減少する
傾向です。
(なぜ、もっと子供をつくらないのだろう?日本では結婚できない、子供産むとお金がかかって損、
という風潮だけど、もし、福祉で保護されるならば、もっと産めばと思うけど)
平均寿命はどうか。
日本が突出して長いですが、北欧諸国も長い。
ということは、北欧諸国は、人口が少ないまま、どんどん高齢化が進んでいること
になります。
純粋に国内の人間だけで、出生率、死亡率、平均寿命だけをみるのではなく、世界の人間は
流動的に動く、つまり、移民だってあるわけです。
北欧諸国は、積極的に移民を受け入れてきました。
少なくとも知人のスウェーデン人は、そう語っているし、そういう政策がされてきたことは事実の
ようです。しかし、結果として、移民の多くは嫌われ、反・移民の感情が芽生えているようです。
その理由は、移民の多くが職に就けない、つまりは、失業中、にもかかわらず、高い失業手当を
もらっていること。教育レベルが低いこと。言葉が話せないこと。つまり、フィンランド語、スウェーデン語、
デンマーク語、ノルウェー語が話せない。
また、宗教的な違いも嫌われる要因のようです。モスリム、ユダヤ人に対する反感は高まっている
ようです。生活習慣が違いますからね。
知人のスウェーデン人いわく
「スウェーデンでは最低所得が国で定められているが、かなり高水準だ。だから、
低賃金での労働はなく、したがって、製造業では、国際的なコスト競争力はない。
その結果、スウェーデンに残る仕事としては、知的な研究開発、もしくは、タクシー・ドライバー
のような単純サービス労働しかない。しかも、税率は高く、物価も高い。もちろん、福祉としては
教育も医療も無料である」
今、日本では消費税増税論議がさかんに行われているが、各国比較してみましょう。
日本では1000円の買い物で50円の消費税ですが、スウェーデンでは250円の税金です。
所得税も非常に高いです。(所得によりますが、40−60%くらい?)
ギリシャでは公務員比率が高い、ということが問題になりましたが、北欧はどうでしょう?
すごいですね、3人1人以上が、公務員関連です。
これでよく国が成り立ちますね。
ノルウェーは油田が出た、スウェーデンは鉄鉱石が取れ、水資源が豊富、
フィンランドはノキア?
結論を急ぐ必要はないですが、私が思うに、北欧には夢がない。
移民が「夢」を求めて、北欧に行っても、まずは言語の壁がある。もちろん、英語は
どこでも通用するが、やはり言語が重要だ。
そして、知的労働以外に、仕事はあまりない。
移民が簡単に公務員になれるのだろうか?
そして、仮に職を得ても、高い税率のため、老後の保障はあっても、金持ちにはなれない。
アメリカン・ドリーム、チャイニーズ・ドリームは、そこにはない。
そして、気候である。寒い。
冬は夜が長く、寒い。
スポーツをしない限り、一生汗を流さないかもしれない。
だからこそ、サウナなんていう文化が生まれた。
夏になれば裸同然になって、日光浴するのは、日差しが貴重だからだ。
暑がりもいれば、寒がりもいる。
でも、太陽の日差しは、我々に必要なものだ。
知らぬがゆえの憧れ、でも、現実は、ちょっと違うと思う。
先進国自由主義国では、アメリカは貧富の差があり、福祉はミニマム、競争は激しいが、夢がある。
北欧は、貧富の差が少なく、福祉は十分、安心はあるが夢がない。
日本はどうだろう?
そして、どういう国を目指すべきなのでしょう。
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日本ってどれ位まで人口が減っても
成り立つんでしょうね
北欧もかなり経済状態が悪いとおもいますが、日本人程くたびれていないような感じがします
第三国を間接的に養ってるから日本に余裕がない感じなのかな?
2012/7/21(土) 午後 7:10 [ なおとまん ]
なおとまんさん、こんばんは。うーん、人口よりも年齢構成のほうが重要だと思います。変な話、65歳以上の人は今3000万人くらいいるのでしょうか。この3000万人の65歳以上の人が全員一度に死んだならば、日本はずっと楽になります。乱暴な言い方ですが。
北欧が経済が低迷しているのは感じますが、くたびれた感じはあまりなかったです。休暇も年間5−6週間取っていますし。日本人は、休みなくバカみたいに働いて、本当にくたびれている感じがします。長距離の自転車レースのように。しかも、前方はさらに上り坂で、仮にレースが終わっても、何の報奨金もでません、と言われているかのよう。
確かに他国の援助を減らせば少しは国内に税金を投入できるのかもしれません。でも、日本は自分の市場を開拓しないと外貨を稼げないので、ある程度の海外支援は必要なのかもしれませんね。
2012/7/21(土) 午後 7:21 [ dareyanen22 ]
内緒さん、こんばんは。うーん、「いったんジャイアンに目をつけられたら、一生むしりとられる悲しきノビ太の悲哀」ですか。いじめられっ子の日本は、稼いでも稼いでも米国債を買わされたりして、鵜飼の鵜のような存在なのでしょうか。我々の稼いだ金は、日本に落ちないで海外、とくに米国支援に消えて行ってるんでしょうかね。
でも、その米国も、所得格差が大きすぎて、このままでは、なんか、暴動が起きてもおかしくないですね。中国もそうだけど。
2012/7/21(土) 午後 7:26 [ dareyanen22 ]
日本ではこうして見ると税金が安いようですが、実際のところは
税金はかなり取られている、と思います。所得税・固定資産税・
地方税なども合わせると世界でもかなり高水準ではないでしょうか。
また消費税はすべて一律5%ですけれども、英国のように
生活必需品や食品にはかからないなど、そういう配慮は
全くされていませんしね。
ただ、人口に限って言えば、北欧はもっと出生率が高くても
いいのにな、と思いますけどね・・・。老後の不安がなければ
子供に負担かけることもないから、とか、教育・医療費が
無料ならば子供が何人いても大丈夫そうですけどね。
こういう発想は日本人だからかしら?
やっぱり冬の気候は関係していそうですね。
2012/7/21(土) 午後 8:13 [ TOKO ]
デンマーク、スエーデンって、安定した、国。
可もなく不可もなし。みたいに、落ち着いた、老夫婦みたいに。
アメリカや、日本は、落ち着きの無い、若夫婦。
喧嘩したり、ベタベタしたり。
やはり、安定した、理想の、夫婦を、目指すべきだと、思う。
その、懐の、中で、若い芽が、育ち、外に、旅立ち、帰ってくる。
変わらない、と、いう、循環。
それが、真の、幸せだと、思うんだけど…。
2012/7/21(土) 午後 8:23
TOKOさん、こんばんは。日本はもともと海の幸、山の幸は豊富だった。明治維新以降、産めよ増やせよ、と人を増やした。富国強兵のためには人口が必要だった。そして、第二次大戦で多くの命を失ったけど、その後、また、産めよ増やせよとベビーブームがやってきた。いわゆる団塊の世代ですね。そして、今、長いデフレがやってきて、人口は減少傾向にありますが、人口減自体は大したことないです。高齢化のほうが問題。
北欧はどうなんでしょうね。産めよ、増やせよ、という時代がなかった。過去において食糧もそれほど豊富ではなかったのかもしれません。
今なら、産めばいいと思うのですけどね。
でも、逆に日本がこの国土で人口が世界第10位というほうが異常な気がします。
2012/7/21(土) 午後 8:56 [ dareyanen22 ]
うさぎさん、北欧は確かに安定した国々。でも、言ってみれば、安心できる老人ホームのようなものであって、若い人が活力をもって、これから何かをするという雰囲気はないです。老夫婦も、自分たちの息子、娘がいて、孫ができてこそ、老後の幸せがあるような気がします。老人には安定・安心が、若者には夢と希望が必要です。
2012/7/21(土) 午後 8:59 [ dareyanen22 ]
再び失礼します。
なるほど、日本には国策として人口を増やせ、という時期が
あったのですね〜。
国土面積からいくと確かに過密状態であることは間違い
なさそうですね。ま、これも、都会に集中しすぎてる感は
否めませんけども・・・。田舎なんかは過疎化が進み
人口は減少傾向です。
高齢者でも健康で元気な人はいいけれど、やはり病気だったり
介護が必要だったりすれば、本当に大変です。
高齢者が安心して暮らせると、若い人たちも将来を楽観的に
考えるようになると思うんですけどね。
平均寿命は高いけれど、その質は
比較されていないですよね。
寝たきりで意識なし、でも生命維持装置で辛うじて
「生きて」いる状態の人たちもたくさんいます。。。
2012/7/21(土) 午後 11:37 [ TOKO ]
TOKOさん、こんばんは。そう、統計だけでは、なかなかわからないことがあります。でも、日本は東京や一部の都市に人口が集中している、ということは、全体で見た統計以上に東京は異常過密ということになります。もっと、分散を考えるべきでしょうけど、石原都知事によって、そういう話は揉み消されてしまいました。
高齢者をサポートするお金は若い人たちが出すしかないです。でも、その若い人たちの比率が下がり、やがては1人の若者が何人もの老人を背負うようになるのです。そんなの無理だし、つまり、働いても働いても税金や年金で所得から持って行かれてしまうので、やる気はなくなりますよね。
日本は確かに高齢化していますけど、国税調査などいい加減ですから、死んでいる人の死亡届が出ていないために、とっくに死んだ人がまだ生きていることになっていたりして、実際の平均寿命など、どうなっているのか怪しいです。
そして、おっしゃるとおり、元気で生きていないと、長生きは自慢できません。私の母も最期は見ていてつらかったです。
2012/7/22(日) 午前 0:20 [ dareyanen22 ]
ヨーロッパの人口密度の少なさは、これまでヨーロッパ人達があまり子作りしてこなかったからですね。だって、もし子作りしてたら国土面積は同じとして、医療の発達で寿命も延びて、さらに人口密度は増えてたはずだから。でもあいかわらず低いまま。
2013/3/19(火) 午後 7:23 [ dann ]
dannさん、コメントありがとうございます。ヨーロッパの人たちがあまり子作りしてこなかったからですか・・。初耳ですね。そういえば、日本でも最近はめっきり子作りしなくなてってきましたね。
文明が進むと、性欲が減退するのでしょうかね。
2013/3/24(日) 午後 8:14 [ dareyanen22 ]
日本は人口が多すぎるので3000万以下まで減らした方が良いと思います。
2015/1/7(水) 午後 4:44 [ grfe ]
> grfeさん
。
日本の人口が多い、と感じるのは都市部だけであって、地方ではあまり感じることはありません。それでも、やはりこの面積、しかも、平野部が少ないのに1億人以上いるのは、多いですよね。出生率が下がって人口が減少を始めているので、あと30年くらいすれば、肥大化した老人層がいなくなって、良好な年齢人口構成となり、人口も8000万人くらいまで下がるかもしれません。それでいいと私は思っています。でも、3000万は少し少ない、というか、人口を分散化すれば、そこまで減らす必要はないと思います。私見ですが・・・
2015/1/10(土) 午前 10:20 [ dareyanen22 ]
温帯の日本は小麦より収穫量の多い米を育てられたので江戸時代末期には欧州よりも人口密度が高かった。
黒船が来て開国してみたら世界は大航海時代こと大人種差別&宗教差別時代で白人&クリスチャンがえばってたが、中国もインドもアフリカ諸国も全く頼りにならないので、自国1国だけで文明開化→富国強兵→日本文明圏樹立するには人口を増やさないとどうしようも無かったので、増やしまくった。
大東亜戦争に試合で負けて勝負に勝って、差別は無いとは言わんが希薄化した。
1度増やすと各業界と官僚に既得権が発生するので、人口を増やしすぎたことによる弊害が大きく、減らすメリットが大きくなっても宣伝されない。そのため増え続けたが限界になって適正人口まで減り始めたのが少子化の正体。
2016/12/14(水) 午後 10:49 [ KK ]