|
上野のインターナショナル・バーに行ってきました。経営者のナイジェリア人と
あとはカメルーン人と日本人女性スタッフでやっているお店。
ナイジェリア人はお金とグルメと女が好きで、いかにも俗っぽい黒人ですが、
カメルーン人は、若いサッカー選手で、とても陽気で真面目でピュアな感じ。
好青年です。
このカメルーン人と話しました。最初はサッカーの話。ヨーロッパのクラブ・チーム
に所属しているカメルーン人選手は、なんと860人もいるそうです。
もちろん、全員が1部リーグのレギュラーというわけではないのでしょうが。
よく語るカメルーン人で、サッカーがいかに頭を使うスポーツか延々と話して
くれました。
途中で日本社会の話になりました。I'm sorry to say...という枕言葉のあとに
語る語る;
いわく、
日本には愛が足りない。
日本では妻が夫を尊敬していない。
女は男の所得を見て結婚する。
お金の奴隷になっている。
34歳の詐欺女の話でも、結局、お金欲しさにたくさんの男を騙して、殺して
いる。とても信じられない、良心がない、と。
「カメルーンではそういう事件はないの?」
と聞いたら、
「もし、そんな理由で人を殺した人間がいたら、警察が来る前に群集によって
そいつは殺される」と。
カメルーンでは、妻は夫を尊敬している。
それはお金の問題ではない。夫も父親も妻や子供に尊敬される。
それは当たり前の話です、と。
日本ではお金のために夫(父親)が、毎晩遅くまで仕事をして、家庭にいる
時間が少なすぎる。会話が少なすぎる。お金がそんなに重要なのか?
だから、夫が失業すると妻は夫を軽蔑したり、離婚したりする。
お金がすべてなのか?
日本人はかわいそうだ!
と。
一方、ナイジェルア人に言わせると「日本は素晴らしい!」と。
平和で、女の子は可愛いし、食べ物は美味しいし、お金を稼げる、と。
とても対照的で面白いです。
私の父(故人)は、外国人が「日本のここがおかしい」などとTVで言っていると
「だったら日本から出て行けばいいんだ」などと言っていました。それもわかります。
自分たちが、敗戦後の廃墟から頑張ってここまで繁栄させたのですから。
父は相当いろいろな国に行った事がある人でしたが、とても日本を愛していました。
それぞれの人の価値観や基準があるのでしょう。
でも、私はこのカメルーン人の感覚は共感が持てます。
日本人は限りない欲望を満たすために良心を失いつつある。
愛が足りない。
|