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刑務所に帰りたい

広島刑務所から脱走した中国人受刑者李国林(40歳)が再逮捕された。
脱走から54時間、「疲れた。刑務所に帰る。食べていない」と日本語で答え、
果物ナイフを差し出した。
 
もっとも自由が無い場所、それが刑務所だ。
鳥でいえば、鳥かご。動物でいえば、檻の中。
その刑務所に「帰りたい」と。
 
私は、日本には、もう、自由はない、と思っている。
それは、日本だけの問題では無いだろうけど、少なくとも
日本には、自由は無い。
 
日本で、自由らしく暮らすには
お金がいる。
国籍がいる。
犯罪容疑者ではない必要がある。
 
そんなこと当たり前ではないか、というかもしれなけど、
お金がなければ何もできない。
食事ができない。服が買えない。住む家がない。
お風呂に入れない。雨露、寒さをしのげない。
 
以前、大学生のときに、東京でパチンコで負けて
すってんてんになった。財布に残ったのは10円玉1つ。
10円ではなにもできない。
結局、定期を使って家に帰った。
 
でも、帰る家があるからいい。
もし、家がなければ、帰る場所はない。
 
当たり前じゃないか、
と言うかもしれない。
 
仮にお金があって、なんとか住まいを確保できても
国籍や住民票などがなければ、まともな生活はできない。
子供を小学校に入れることすらできない。
 
お金と国籍。
そして、法に触れていないこと。
 
どこかの国に所属しなければいけない。
さもなければ、市民でも国民でもない。
ただの生物の人間なだけだ。
 
この国で、ただの生物の人間として生きて行くことは
ほぼ不可能だ。
お金があって、一人で生きて行こう、
というのならば可能かもしれない。
誰かがずっと養ってくれるならば、可能かもしれない。
 
そして、お金。
ふつうは、働かないと収入はない。
だれでも働く口があるとは限らない。
便利なコンビニでも、お金を払わないと、何も売ってくれない。
 
人里離れた山の中に、自力で小屋を立て、
キノコや木の実を食べて暮らせないか。
追っ手が来ない、そして、短期間ならば可能かもしれない。
多くのホームレスたちもいる。
 
でも、今回の脱獄と再逮捕劇で、
「刑務所に帰る」
というセリフから、不思議な気分になった。
刑務所には寝る場所がある。
食べるものをだしてくれる。
誰にも追われない。
 
「帰る」
というのは、
家に帰る
故郷に帰る
あの日に帰りたい
などというときに使われる言葉だ。
 
一番心が安らぐ場所、時間、
そこへ行こうとするのが「帰る」ということ。
自分が本来いるべき場所に戻ること、
それが「帰る」ということ。
 
日本の娑婆よりも
刑務所のほうが安らぐのか。
 
鎖をはずされた犬も
やがて、家に帰り、鎖に繋がれたくなる。
 
俺たちゃ、犬か。
 
それとも、私の頭が少し変?
 
 
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