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昨日をもって、日本の商業用原発50基がすべて停止した。
(54基くらいあったと思ったのだけど・・・。商業用は50基?)
2011年3月11日の大震災で福島原発の事故が起こるまで、
ほとんどの日本人は、そんなにも多くの原発が日本にあるなんて
認識はなかった。「原発は安全ですよ」というPRはあっても、どことどこに
何基あって、日本の総電力のこれだけが原子力発電ですよ、というPRも
なかった。もちろん、「原発は危険ですよ」というPRはなかった。
事故が起きてからも、マスコミは騒いだけれど、なにが真実かは
よく見えなかった。原発の御用学者がマスコミから消えていったけれど、
事故によりどれだけの放射性物質が飛散したのか、太平洋にどれだけの
放射性物質が汚染水などとともに流れ出たのか、私はいまだに知らない。
「風評被害」などという言葉であたかも東北の人たちを擁護しようとするような
マスコミ用語も飛び交っているけれど、情報は全く不十分だ。
福島県、岩手県、茨城県あたりの海岸沿いの海の貝を摂取して、放射線濃度を
計ったりしているのだろうか?魚と違って、貝はそうそう泳がないし、海の
汚染をチェックするのは最適だと思うのだけど。
セシウムの測定はしているけど、プルトニウムやウランはどうなんだろう?
重い元素だから飛ばない?話題にもでないのはなぜだ?
海外でも「日本の原発がすべて停止した」というのは、大きなニュースで伝わっている。
ドイツの顧客からも、「今後の生産は電力不足の影響を受けないか?」などという
問い合わせが来ている。
ちなみに、ドイツでは2022年までに原発を全廃する予定。
米国にすれば、一緒に原発を拡大しようとしている「パートナー」に裏切られた
感じだろうし、欧州では日本の政治的指導力の欠如が報道され、中国では、日本経済の
停滞が予測されている。
今日の東京株式市場が値を下げたのは、原発停止のせいか、欧州通貨危機のせいか、
フランスの大統領選挙のせいか(欧州通貨危機に関係するけど)。
株は下がって、円は上がっている。なんだかさっぱりわからない。
原発について話を戻すならば、まずは、安全性の確認だろう。ストレス・テストって一体
なんだ?どういう方法で誰が安全性を確認するのだろう?
確認した人たちは、責任をもって実名を公表して欲しい。
日本にとって、本当に原発が必要で、かつ、安全ならば、例えば、1年間かけて、
各都道府県で2回、住民と政府・専門家の原発に関する質疑討論会を1回6時間くらい
行い、それをTVで中継したらどうか。結構な視聴率が取れると思うのだけど。
そして、その結果、国民投票を行い、2/3以上の賛成を得られた原発については、
順次稼動再開する、さもなければ、廃炉にする、というのはいかがでしょう。
原発のある県の住民だけに判断させるわけにもいかない。それで飯を食っている人たち
もいるわけだし。いざというときには、県外にも被害は広まるわけだし。
とは言え、廃炉にするにも30年かかる?1炉2兆円くらいかかる??
六ヶ所村の核廃棄物は、これからどうするの?
政府には危機管理委員会のようなものはないのだろうか。
常に最悪の事態を考えて、その場合の対処を考えておくべきだと思うのだけど。
どうも最近、民主党、産業界、新聞に「原発停止し、このままでは大変なことになる。
なんとか打開策を考えて、再稼動しなくては」というような雰囲気を感じる。
福島原発があんなことになったのに、いまだに経済論理だけで動かそうとするならば
なんとしても、皆でNO!と言わなければならない。
ムードで誤魔化して欲しくない。はっきりとして欲しい。
責任の所在もはっきりと。
電力会社の人たちには申し訳ないけど、あなた方の会社が潰れることよりも
我々、日本国民の命のほうが大切なんです。
私はあと20−30年で死んでしまうだろうけど、私の子供や子孫たちには、これからも
まだまだこの美しい日本という島で生きて行って欲しい。
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