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榊原英資(1941- )の『君たちは何のために学ぶのか』を読んだ。
基本的には、この本は10代、20代の若い人向けの本である。
榊原英資(さかきばら・えいすけ)は、祖父はキリスト教プロテスタントの牧師、父親は
もと総理大臣官房秘書課長。英資は、日比谷高校時代に1年間、米国に留学。
東大経済学部を出て、大蔵省入省後、(税金で)ミシガン大学で経済学博士号を
取得。1997−1999年、財務官となり、「ミスター円」と呼ばれた官僚出身の国際的な
経済学者。
この本の目次を紹介すると;
1)わたしたちはマーケットのなかにいる
2)21世紀、地球がひとつのマーケットでつながった
3)「サラリーマン」の時代の終わり
4)誰もがプロになれる才能を持っている
5)なぜ、学ぶ必要があるのか?
6)英語は国際共通語
7)英語をどう学ぶか?
8)わたしたちは日本のスペシャリスト
9)はみだしていても気にするな
10)進むべき道をどう決めたらいいのだろう
内容を要約すれば、
「あなたもマーケットの中の商品である。
プロのスペシャリストを目指せ。
スペシャリストだからといって、それだけ知っていればいい、というものではない。
常識の枠を広げるために、できるだけ若い時に海外になるべく長く行きなさい。
英語、もしくは、何らかの外国語を勉強しなさい。
海外に行って、日本人であることをよく認識しなさい。
いくら英語ができても、海外では逆に日本のこと(文化や歴史)を説明できなくては
いけない。あなたは日本人であることで他の人と違う存在となるのだ。
人から変わっていると思われても気にするな。
若くして、自分の進むべき道がわかるはずがない。30歳くらいまでは、
世界を見て、いろいろと経験して、自分の道を決めればいい。
交換可能な部品になってはいけない。
大学を卒業したら勉強が終わりではなくて、
勉強は一生続けなければならない。」
といった感じでしょうか。
私としては、8割がた賛成で、同意見です。
正直言って、この本をなぜ買って読んだかというと、20歳の大学生の長男に
どうかな、と思ったのです。でも、彼に読ませるのはやめます。
理由としては、
・榊原さん自身の家系、生まれ育った環境、学力が息子と違いすぎる。
・この本は、明らかに将来の日本を背負うエリート少年・青年向けの本である。
・非常に現実的なアドバイスにあふれているけど、ハートがない。
榊原氏は、いい家に生まれ、勉強ができて、人のことは気にせず、わが道を行き、
税金を使って海外留学をして博士となり、英語も達者で、弁も立つ。
彼が楽しく充実した人生を歩んできたのはわかるのだけど、なんというか
私の心を動かさなかった。
なかなか面白い本でもあり、現実的なアドバイスが満載ですが、その辺が残念です。
ちなみに『星を継ぐもの』が1980年文庫初版で現在89版。
この『君たちは何のために学ぶのか』は2011年10月文庫初版で、まだ10か月しかたって
いないですが、まだ初版です。今後もずっと初版じゃないかと予想します。
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昨日は、3年ぶりの人間ドックでした。
ビルの30Fで受診。眺めがむちゃくちゃいい。こんなビルでやられると
「そんなに儲かっているの?」と疑ってしまう。
大量の受診者、大量の受付、準看護師、看護師、臨床検査技師、数人の医師。
流れ作業でどんどんと検診が進む。
6年前の体重が70kg、3年前は65kg、今年は64kg。ちゃくちゃくと「標準体重」
に近づいている。
身長はなぜか、5mmくらい伸びた。測定誤差だな。
血圧が低い。上が93、下が58くらいだった。
「血圧低すぎませんか?」
と毎回医者に聞くのだが、
「安定しているので問題ないですよ。同じ個体で体重が下がれば、血圧も
下がります。安静にしていて、この血圧ですから、動けば上がっていくでしょう」
と。
処理が速く、8時半から始めた検診の結果を10:30には医者から説明して
もらった。とりあえず、異常なし。
腎臓と肝臓の表面に水疱のようなものができているらしいのだけど、これは
「無害」と。
あとは腎臓機能(濾過能力)を示す値)がやや高い。以前の基準ならば正常範囲内
だけど、新しい基準ではぎりぎり範囲外。
「それでも、傾向として上昇してきているのではなく、安定しているので問題ないです」
と。
まあ、人間ドックで調べる範囲なんて限られているから。
ハマラメのうち、目は調べたけど、ハマラはノー・チェック。
**
午後出社し、バタバタと仕事をして、夕方、歯医者へ。腫れた歯茎を見て、
「あー、痛め止めの注射して、切って、膿を出しましょう」と。
やだやだ。またまた鎮痛剤と抗生物質をもらいました。
また、会社へ戻り、10時ころまで残業した。
嗚呼、ビールが飲みたい。
いつになったらお酒が飲めるのかなぁ。
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