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映画「小説家を見つけたら」(Finding Forrester, 2000年米国)を見ました。
ショーン・コネリー主演です。
私の最も古いガール・フレンド(もう知りあって40年近くになる)の推薦映画です。
かなり渋い映画です。
若いときにすごい小説を一作書いただけで、隠居して、誰とも交わらず、部屋に閉じこもって
生活する頑固な老作家(ショーン・コネリー)と、たまたま出会った16歳の黒人少年との
友情を描いた映画です。
アクションも、恋愛も、コメディも、サスペンスもない。頑固な老作家と黒人少年との交流。
テーマも地味だし、ドラマも少ない。
抑えて押さえて描いて、最後に老作家が、少年のために自転車で駆けつける場面は
静かな感動を呼びます。
そして、エンディングで流れる音楽、Somewhere Over the Rainbowと
What a wonderful worldがいい。
♪
大空のどこか
あの虹を超えると
青い鳥が飛んでいる
いつか必ず夢がかなう日が来る
そう、わたしも行こう
あの大空の向こうへ
♪
ショーン・コネリーは1930年生まれ、今年、82歳になる。身長188cm。
偶然にも、クリント・イーストウッドも1930年生まれで、身長188cmだ。
どちらも渋く、格好良く年をとった。
あと、どれだけ生きられるかわからない。
それは本人たちも自覚しているだろう。
イーストウッドの「グラントリノ」も、年老いた彼が若い人のために一肌脱いで、死んで行った。
心通じるものがあれば、人種も年代も超えて通じ合うことができるのかもしれない。
そして、自分が生きてきた証として、これからの世代のために何かしてあげたいと思う
気持ちは自然なのかもしれません。
世のため、人のために生きるなんてことはなかなかできない。
でも、これからの人たちのために、できることはしてあげたい。
それがたとえ微力でも。
私はスケベエで、自堕落で、怠け者で、身勝手な中年男ですが、
それでも、そんな気持ちを少しは持っています。
そんなことを思わせてくれる映画でした。
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