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映画「ある公爵夫人の生涯」(The Duchess、2008年、英国)を見ました。
女性向けの映画だと思います。
これも実話で、18世紀後半の英国。17歳でスペンサー家から、
名門貴族のデボンシャー公爵のもとに嫁いだ女性の話です。
スペンサー家はあのダイアナ妃の直系の祖先だそうです。
公爵が彼女に求めたことは、忠誠と男の子を生むことだけ。
そして、公爵は結婚前も新婚時代もその後もずっと他の女性と関係を持ち、
夫人との間には愛はなかった。
夫人の最初の子も、二人目の子供も女の子で、公爵の失望と怒りを買います。
夫人にも若き政治家の愛人ができますが、公爵の怒りを買って
「愛人と一緒になるならば、もう子供たちに逢わせてやらない」
と言われ、愛人と別れます。でも愛人との間に子供もみもごります。
この愛人は後に英国の首相になります。
お洒落で、聡明で、愛に生きる夫人でしたが、最後に選んだのは、子供たちでした。
この映画はアカデミー賞衣装デザイン賞受賞しています。
時代的にはアメリカの独立宣言の後で、フランス革命前夜です。
自由、人権などが芽生えて、貴族の存在もやや危ぶまれてきた頃です。
この映画を現代人が見れば、とくに女性は、憤慨するところがたくさんあるとは思いますが
その頃の日本と言えば、まだ江戸時代です。名門の公家の家に嫁いだようなものです。
嫁が男の子の出産だけを求められても不思議は無いし、夫の浮気も不思議はないです。
貴族のことなど、よくわかりませんが、偉い順番に言うと「公侯伯子男」だそうです。
日本では明治維新後に華族制度として一部の人たちに爵位が授与されました。
公爵 a duke
侯爵 a marquis
伯爵 an earl
子爵 a viscount
男爵 a baron
「今でも、英国、フランス、ドイツに貴族はいるの?」
と聞かれることがありますが、私はよくわかりません。
あるような気がしますが、もし、ご存知の方がいらしたら教えてください。
日本の皇室も大変そうですよね。
日本では、21世紀になっても皇太子に嫁いだ女性は、男の子を産むことを求められる。
もし、雅子さまに愛人ができたら、大変なスキャンダルでしょうね。
こういうお話とファッションに興味のある女性にはお薦めかも。
残念ながら私向きの映画ではありませんでした。
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