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先日、新宿のジャズバーで隣に座った女性は29歳。
動物病院勤務。独身。
ややキツネ顔をした美人である。
彼女は、これまでずっと実家に住み、
実家から職場に通ってきた。
しかし、29歳。
いつまでも実家にいるのはよくない、
家を出よう!と考えているらしい。
しかし、アパートだと家賃が消えていくだけで
もったいない。しかも、2年毎に更新料を取られる。
「どうせなら、マンションを買ってしまおう」
と考えているそうだ。
まずは、どこに住むか。
70%の確率で首都直下型の地震が起こる、
と最近言われている。
だから、地盤の弱いところは嫌だ。
液状化の起こる湾岸部も嫌だ。
津波も怖い。
台風や豪雨で浸水するような低地も嫌だ。
動物が好きなので、ペットが飼えるマンションがいい。
どうせならば二部屋は欲しい。
どうせ自分は、一生結婚なんてできそうにない。
自分の城を確保して、動物と暮らしていくのだ、と。
「どうして結婚できそうにないと思うの?」
と訊ねたら、
「無理なんです。私は男運も悪いし」と。
動物病院に勤務して、動物と接するのが好きだ、
ということは、人間と接するのが苦手なのかも
しれない。
「貯金はないし、所得も低し・・・贅沢は
言えないんだけど」
一昔前ならば、女性が一生一人で生きていこう
と自分のマンションを買うなんて考えられなかった、
なんて考えるのは、私が古い人間だからか。
生物には巣が必要なのか。
鳩でさえ、貧相な巣をつくる。
ヤドカリみたいな面白い生物もいる。
蟻も立派な巣を作る。
蜘蛛も蜂も巣を作る。
マンガの「ぼのぼの」は、ラッコだけど
確か巣はなかった。
衣食足りて礼節を知る
というけど、必ずしも、自己所有の家は条件にない。
家をあの世に持っていくこともできない。
それでも、自分の巣があると安心するのかな。
巣の代金支払いのために一生働くのも
ナンセンスだけど。
うーん、わからん。
私は50歳過ぎて、まだ、社宅暮らしだ。
いつか出て行かねば。
そのとき、どうするか。
余命も残りわずかで家を買ってもしょうがないような
気もするけど。
買うか、借りるか判断しなくてはいけない。
あまり時間はない。
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人の一生は重き荷を負うて
遠き道を行くが如し
急ぐべからず
不自由を
常と思えば
不足なし
心に望みおこらば
困窮し足る時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基
怒りを敵と思え 勝つことばかり知りて
負くるを知らざれば
害その身に至る
己を責めて
人を責むるな
及ばざるは
過ぎたるに勝れり
by 徳川家康
徳川三百年の安定政権の基礎を築いた。
その後、日本はガラパゴス的な発展を遂げ、
平和を享受し、独自文化を熟成させた。
米国が門戸を叩き、開国。
そして、西洋化を目指して富国強兵。
海外侵略、戦争、敗戦。
今度は経済で世界を席捲し、
今、日本は長い低迷期に入った。
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