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『ロスチャイルド家』

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『ロスチャイルド家』(講談社現代新書、横山三四郎著)を読みました。非常に面白かった。「ロスチャイルド」という名前はみなさんも聞いたことがあるでしょう。ユダヤの大富豪です。といっても知っていることは少ない。ユダヤ人というと「大虐殺された」「天才が多い」「世界を牛耳る悪」など様々な説があって、その全貌を知ろうとすると相当の勉強が必要です。
 
この本は、ロスチャイルド家の紹介を主にしていますが、それはつまり18世紀から20世紀までの欧州の歴史を語ることでもあります。また、著者は過去2000年のユダヤ人の歴史にも触れています。よって、これらの歴史を全く知らない人にとってはわかりにくいかもしれません。でも、知る価値は十分にあります。
 
初代ロスチャイルドは、ドイツのマイヤー・アムシェル(1743-1812)です。それ以前は、ユダヤ人には姓をつけることは許されなかった。(まあ、日本人も庶民は明治まで姓はなかた)。ユダヤ人は自分たちのことを「選民」と思っているけど、他の人たちからは「賤民」扱いされてきたのです。
 
「ロスチャイルド(英語読み)」というのは「赤い楯」という意味で、マイヤーの祖先が代々家紋として商売で掲げてきたために同家の屋号になっていた。それを「姓」に取り入れた。(ロスチャイルドは、ドイツ語ではロートシルトと発音)。
 
 
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マイヤーは十代から銀行で奉公していた。少年時代にはユダヤ教のラビについて歴史や語学を勉強した。彼が奉公から20歳の時に実家に帰った時には、すでに両親は死んでいて、二人の兄弟が古物商をしていた。マイヤーは古物商でも古銭を扱う商売を始めた。封建領主が君臨する絶対王制の時代に、一般の人は古銭など興味を持たず、興味を持つのは裕福な貴族くらいだった。そうこうするうちにマイヤーはフランクフルト地方の領主、ヴェルヘルム公に古銭を売るチャンスをつかみ、その実績を持って、宮廷御用商人マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド商会を発足した。これが、その後の「ロスチャイルド帝国」の始まりです。
 
当時、イギリスは北米の植民地維持のために軍隊のお金が必要だった(結局はイギリスが破れて米国が独立したけど)。イギリスはドイツの多くの傭兵を頼み、ヴェルヘルム公は大量のドイツ軍人をイギリスに貸して、得たお金を運用して、さらにお金持ちになっていった。両替商などもして、それまでに徐々に信用を得ていたマイヤーはその運用に活躍する。ヴェルヘルム公の父フリードリッヒ大王の死で、ヴェルヘルム公はさらに膨大な遺産を受け取り、マイヤーが運用する資金も膨大になっていく。
 
マイヤーには5人の息子がいて、マイヤーは彼らを5か所に分散させた。
フランクフルト:アムシェル・マイヤー
ウィーン:ソロモン・マイヤー
ロンドン:ネイサン・マイヤー
ナポリ:カール・マイヤー
パリ:ジェームズ・マイヤー
彼らは各国の政府関係者、要人と親しくなり、金融業を行い、兄弟でお互いに連絡を取りながら、現代でいうところの「国際金融業」を始める。父、マイヤーからは「兄弟5人で力を合わせること」という強い遺言があったらしい。毛利元就と同じです。1本の矢ならば、簡単に折れてしまうが、3本、5本重なれば、そう簡単に折れない、と。
 
詳しく書くとキリがないのでやめますが、この第二世代の時代にはすでにロスチャイルド家は欧州の大富豪となっています。ちなみに、これは4代目の一人がイギリスのバッキンガムシャーに建てた豪邸ワドスドン館。お城ですよね。ビクトリア女王も訪れています。
 
 
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初めは各国の王様や政治家にぴったりと寄り添ってぼろ儲けしてましたが、やがて第一次大戦が始まると一族がいる国同士の戦争が起こり、難しい局面を迎えます。また、産業革命により、国家だけでなく、大企業が扱う金額も増えたため、やがては産業界にも進出していきます。
第一次大戦後は、各国で「相続税」制度ができて、膨大な遺産に対する相続税を支払うのが困難となり、財産を寄付をして、上の写真の邸宅は今では英国のナショナル・トラストとなっています。
 
また、第二次大戦時にはナチス・ドイツのユダヤ人差別・大虐殺はロスチャイルド家にとって、相当な逆風となりました。本来はナショナリズムを嫌うロスチャイルド家でしたが、同胞のシオニズム運動をサポートするため、イエラエル建国には相当な寄付金を拠出しています。英国にバルフォア宣言を出させたのも、ロスチャイルド家の資金力によるものです。
 
18世紀後半からの欧州の戦争には、ほとんどロスチャイルド家が、裏で資金援助をしています。
ナポレオンに対しては敵側に資金援助、もちろん、ヒトラーに対しても敵に援助しました。
日本も日露戦争で巨額な資金が必要だったときにロスチャイルド家から多額な資金を借りています。
ロシアは反ユダヤ人政策を行っていたからです。
 
世界一のワイン(フランス・ボルドーのラフィットとムートン)もロスチャイルド家所有だし、
世界のダイヤモンドを牛耳るデビアスもロスチャイルド、
スエズ運河をフランスから英国所有にするための資金もロスチャイルドが出したし、
エジプトのツタンカーメン発掘もロスチャイルドのお金で動いたし、
石油大手も金もロスチャイルド家が裏にいます。
 
当然、様々な敵が現れ、しかも、その多くがユダヤ人でしたが、それらを見事退け、今でも世界で重要な部分はロスチャイルド家が牛耳っています。
 
つい最近、2012年6月の話ですが、ロスチャイルド家がロックフェラーの大手投資会社の37%くらいを買収しました。まあ、目に見えない怪獣のような存在ですね。
 
ユダヤ人はすごい。
でも、キリスト教国では、ずっと異端者として差別され、嫌われ、虐殺もされてきた。
単に「気の毒」とは思えないものがユダヤにはあります。
ユダヤは基本的に人種(race)ではありません。ユダヤ教を放棄し、他の宗教に改宗すれば
ユダヤ人ではなくなるのです。しかし、祖国をローマに滅ばされ2000年間も祖国を持たずに
その「選民信仰」は消えずに残り、イスラエル建国という悲願を達成したのです。
 
そんな話に興味のある人には、お勧めの本ですよ。
 
 
 
 

雨の土曜日に

雨の土曜日・・・。
関東地方も梅雨入りかもしれません。
薔薇の花も咲いていますが、紫陽花も目立ってきました。
湿度が高いせいか、暑いのか寒いのかも難しい。
 
ドイツに行ったのは2週間も前だというのに、その疲れが
いまだに取れない。というか、帰国後、忙しくて疲れは累積している
ような気がする。今日、久しぶりに近所の「はり・きゅう接骨院」
に行ってきた。保険で安くマッサージしてもらおうと思ったのだけど
怪我や事故で痛めた場合なら保険が効くけど、慢性疲労のような
私の症状の場合は保険外になってしまうらしい。
でも、まあ、うまいこと言って、首と肩まわりは保険でマッサージして
もらい、腰と足は保険外でマッサージしてもらった。
「ものすごく、こっていますね」と。
「ぬるい湯にゆったりと20分くらい浸かって、お酒は飲まないほうが
いいですよ。筋トレもいいけど、ストレッチも必要です。
筋肉や筋を伸ばしてあげて、血行をゆくしたほうがいいです。」と。
 
私の体もいうことを聞かなくなってきたけど、PCも末期的になってきた。
8年前に買ったPCで、あまりに処理速度が遅く家族からもブーイングの
嵐だった。ついに先週新しいPCを買って、今朝届いた。
ざっくりキャパや速度は10倍になって、価格は三分の一。
 
私はこういう電気製品などが苦手で、梱包を開ける段階から気が
重かったけど、なんとか無事最低限の機能は使えるようになった。
とにかく、軽く速くなった。
 
でも;(恥ずかしながら)
・前のPCに入っている写真や音楽などはどうしたらいいのか?
・勧められて回線をNTTフレッツ光からAU光に変えたのでやがて
業者がやってくる(これでPCが2万円引きになった)
・プロバイダーはビッグローブですが、なんだかメールがよくわからなく
なったので、来てもらうことにした。AUが来る日の次の日。
・いろいろと設定が変わってしまい、わからないことが多い。
i-tunesをダウンロードしても、PCのどこに行ったかわからない。
最初から音楽ソフトはあるけど、i-tunesを使いたいんだけど。
・「筆ぐるめ」だか「筆王」のデータも旧PCから移せるはずなのだが。
 
いろいろと面倒くさい。
まあ、ゆっくりやろう。
 
PCは買い替えることができるけど、体はそうはいかない。
雨の日くらいゆっくりしましょう。
 
でも、風呂あがりくらいビール飲みたいなぁ。
 
 
 
 
 
 

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