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昨日の女子フィギュア、ラスト5人の演技を録画で見ました。
安藤美姫は、ミスなしで、ある意味、完璧な演技でした。でも、残念ながら
心には響きませんでした。
キム・ヨナ。凛とした雰囲気があって、まるで死を覚悟したくノ一のよう。
スピード感のある完璧な演技。昔、「巨人の星」に出てきた野球ロボット「オズマ」
を思い出しました。ちょっと古い?では、ターミネーターと言ったほうがいいのかな。
浅田真央。緊張していましたね。ミスが何回かあって、残念な結果に。演技が終わった
あとのインタビューで流れる涙を拭きながら悔しがっていたのが印象的です。
銀が悔しいのではなくて、納得のいく演技ができなかったことが悔しいのでしょう。
14年間、この日のために頑張ってきたのに・・・、と。
曲もラフマニノフが良かったのかどうか。ラフマニノフでは彼女の菩薩性が出せない。
久石譲さんに頼んで作曲してもらうか、「千と千尋」の最後の曲なんてよいと思うのだけど。
カナダ人。お母さんが死んだことによる同情票もあったのかもしれませんね。
フリーの演技は、かなりミスの多いものでした。でも、銅を取れてよかったね。
長洲未来、16歳。日本人でアメリカ代表。彼女が結局4位になりましたが、
素晴らしかったですね。実にエレガントで自由にのびのびと演技していました。
メダルへのこだわりがない分、自由にやれたのかもしれません。次回は、メダル候補
ですね。
表彰式で3人がメダルをもらい、韓国、日本、カナダの国旗が掲揚されました。
韓国の国旗が上下さかさまに掲揚されていないか、楽しみに見ていたのですが、
正しかったですね。皆さん、どっちが上かわかりますか?
韓国国旗をぱっと渡されて、どっちが上かすぐにわかる非・韓国人は少ないです。
覚え方は、「上が赤」(=北は赤)です。
あのクールなキム・ヨナが目に涙を浮かべて、腕で拭っていました。
「天が選んだ人が金メダルをもらうのだと思います。私は、メダルをもらえないとき
の覚悟も出来ています。」
といったことをショート・プログラムが終わった後のインタビューで答えていた。
まさに、「人事を尽くして天命を待つ」という心境ですね。
金メダルを本当に手にして、母国の国旗を見て、大勢の歓声を聞いて、こみ上げてくる
ものがあったのでしょう。
「一番になりなさい」と言われ続けて14年。もしくは19年?
その間の苦労が、この4分ばかりで結果として出たのです。
初のオリンピック出場で、見事、金メダルを手にして祖国に凱旋できるのです。
こういうクールそうに見える人の涙を見ると、こちらも泣けてきます。
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少し間を置いて書きますが、オリンピック選手も「英才教育」の賜物なんですよね。
勉強させるか、スポーツさせるか、芸術させるか。小さい時から膨大な時間とお金を
つぎ込んで、その中の一部の人がトップになっていく。
素晴らしいけど、私はそうではなかったし、うちの息子たちもそうではない。
自由雑多に生きている。それはそれでよいと思う。凡人だもの。
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