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1968年の映画「ロミオとジュリエット」。
主演は、オリビア・ハッセイとレナード・ホワイティング。
音楽はニーノ・ロータ。
原作はもちろんシェークスピア(1564−1616)。

オリビア・ハッセイが好きでした。当時、彼女はまだ16歳。
本当に少女から大人の女性へと変身を遂げる途上でした。
可愛くて、清楚で、グラマーでした。
もし、ロミオとジュリエットが、ブ゙男とブスで演じられたら何の意味もない。

ニーノ・ロータの音楽が素晴らしい。
胸のときめき、心がキュンとするところをみごとに音楽にしている。

デカプリオのロメオは見ていません。だから比較もしない。

オリビア・ハッセイが後に布施明の奥さんになったときはショックだったけど。

男と女は結ばれないところにドラマがあるのかもしれない。



映画「ひまわり」

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いい曲、いい映像の古い名画を取り上げます。

1970年の「ひまわり」。これはすごかった。
主演マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレン。
音楽:ヘンリー・マンシーニ・オーケストラ

ナポリの海辺で結ばれた若い男女。結婚して新婚旅行前に夫に
召集令状がきた。イタリアからソビエトへ出兵。駅で見送るソフィア。
やがて戦争も終わる。しかし、戦争が終わっても夫は帰ってこない。
ソフィアはいろいろな人に夫の消息を尋ね、どうやらソビエトで生きている
かもしれない、という情報を得る。

ソフィアは1人でソビエトを訪問し、夫の顔写真をいろいろな人に見せ、
探し回る。やっと見つけたのは、とても幸せそうな家庭だった。
マルチェロはロシア人のかわいい女性と結婚して家庭を持っていた。

行方不明の夫を探すソフィア・ローレンが痛々しく、また、事実を知った後の
彼女の落胆と悲しみは激しく、映画ながら見ていて本当に気の毒だった。

戦争自体の描写はほとんどありませんが、反戦映画です。
若いときに見たときは、「ソフィア・ローレンの顔が怖かった」という変な印象だった
けど、改めて見ると、彼女の愛の深さと悲しみと怒りが素晴らしく顔にでている。
感情をここまで顔に出せるものなのか。
そして、マンシーニの音楽。広がるひまわり畑。
音楽と映像の美しさが悲しみを深めます。

戦争が引き裂いた二人の運命。

これだけ情感のある映画が他にあるでしょうか。

戦争での「死者数」だけ見ると、第二次大戦で例えば2000万人くらいでしょうか?
それだけの死別があり、そして、仮に生きていたとしても、こんな悲劇がある。

名画ですよ、本当に。

映画「カサブランカ」

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映画「カサブランカ」(1942年)は私がもっとも好きな映画だし、この映画の
挿入歌、"As time goes by"(時の過ぎ行くままに)は心に残る名曲です。

第二次大戦中、ナチスが近隣諸国に次々と軍隊を進行し、1940年パリが陥落します。
その少し前に恋人同士だったハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンが
数年後に偶然、モロッコのカサブランカで再会します。
バーグマンの夫は反ナチスの闘士。彼らは偶然、ボガードの経営する酒場に
入ってきます。

バーグマンは自分の知っているサム(黒人のピアニスト)を見つけ、
ボガードのことなど聞きますが、サムはとぼけます。
「なにか弾いてちょうだい」
とバーグマンがお願いします。サムが曲を弾き始めますが、彼女は
「あれを弾いて、As time goes by」
と言いますが、サムは「忘れました」と答えます。
彼女がAs time goes byを口ずさみます。
「ああ」という感じでサムが弾き出します。
するとバーグマンは「歌って、サム!」
とお願いし、サムが歌い始めます。

そこへ、オーナーのボガードがやってきて怒ります。
「おい、その曲だけは弾くなと言ったはずだ!」と。
ボガードとバーグマンの思い出の曲だったのです。
ボガードはバーグマンに気がつき、驚き、でも、過去に裏切られたと思っていた
彼の心はかたくなです。

そして、映像は二人の思い出のパリへと飛びます。

Here's looking at you, kid!
(君の瞳に乾杯!)

というのはあまりに有名なセリフです。

バーグマンはボガードに過去の避けられなかった運命を告白し、ボガード
は彼女を許します。彼女は夫とともに米国へ逃げるための旅券が必要でした。
ナチスはカサブランカにも迫っていました。ボガードにはその旅券を手にいれる
ことができ、彼女はボガードに懇願し、彼はとてもクールに、しかし、この
夫婦を助けるのです。

ボガードは米国人役です。この映画が製作されたのは第二次大戦中でしたが、
ルーズベルト大統領は参戦に消極的でした。かなり国民感情を意識して作られた、
つまり政治的に利用された映画かもしれませんが、結果、名画中の名画となりました。

ハンサムでもないボガードが、なぜ、いまだに「男の中の男」ボギーと
言われるかは、映画を見たらわかるかもしれません。
ダディーなんです。ちょっと格好良すぎます。

米国に、まだ、独りよがりでない「正義」というものがあった時代だったのかも
しれません。


「グラン・トリノ」を絶賛しましたが、冷静に考えると少し怖いものがあります。
私はバナナ的(見かけは黄色いくせに、心は白い)視点でこの映画を見た可能性
があります。

この映画は2008年映画ですが、クリント・イーストウッドにとって
過去最大のヒット作になったようです。

なんで、そんな大ヒットになったのか?
名作だから大ヒットしただけなのか?
日本でも大ヒットするのか?

この映画の主人公は、ポーランド系の頑固な老人という設定です。
1950年代に朝鮮戦争で戦い、仕事としては、50年間フォードに
勤めていた。自慢の車は、1972年製のフォード車グラン・トリノ。
ろくでもない息子は、トヨタの営業マンです。
隣の家族を襲うギャングたちが乗っている「かっこいい」車はホンダです。

2008年、リーマンショックで大不況となり、職を奪われ、自信喪失した
アメリカ人たち。彼らののプライドを鼓舞するには、この映画はグッド・
タイミングでした。

隣の家の家族(モン族:東南アジアの少数民族)に対しても暖かい目を
向けてはいますが、そんな監督の視点とは別に、大多数のアメリカの観客
は、ナショナリズムに近い気持ちを抱いた可能性があります。

「アメリカ製品を買おう」という運動に繋がらなければいいのですが。
考えすぎですかね。

(「クリント・イーストウッドが黒沢明監督を敬愛していた」という話があって、
そういうレベルの話ではない、とは信じていますが、一般アメリカ人にどういう
影響を与えたかはまた別問題です)

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映画「グラン・トリノ」を見てきました。クリント・イーストウッド製作・監督・主演。
素晴らしい映画でした。結末は書きませんから、読んでも大丈夫ですよ。

クリント・イーストウッドは役者としても良かったけど、監督としては、その数倍素晴らしい。
1930年生まれですから、今年79歳です。
1964年の「荒野の用心棒」に出るまでは結構B級映画しか出れなかったようです。
その後、「夕陽のガンマン」、そして、「ダーティハリー」シリーズ(1971年、73年
76年、83年」が大ヒット。ハリー・キャラハン刑事を知る人には、70歳を超えた
クリント・イーストウッドを見ると感慨無量だと思います。

1986年、インディアナ州のカーメル市長に当選。監督としては
1992年「許されざる者」、2004年「ミリオンダラー・ベイビーズ」が
素晴らしかった。
(残念ながら、2006年の「硫黄島からの手紙」はまだ見ていません)

「グラン・トリノ」のテーマは、「生」「死」「老い」「後悔」「償い」「誇り」でしょうか。
英語のlifeを日本語では、人生、命、生活など、様々な言葉で訳されますが、この映画の
中でのlifeを戸田奈津子さんは、「生」とか「生きること」と訳していました。

クリント・イーストウッド自身が、人生の終盤になって、思い残すことがないように
製作した映画に思えます。映画の中で、様々な差別用語が出てきます。
黒人、日本人、朝鮮人、中国人、イタリア人、ポーランド人、アイルランド人など
アメリカ社会では「禁止」されている人種差別のオンパレード。だけど、そんなこと
は全然問題ではなくて、それを超えたものを描こうとしているんですよね。
映画の彼も朝鮮戦争に従軍して多くの朝鮮人を殺害した、と語っていますが、実際の
彼も1951年から53年まで朝鮮戦争に出兵しています。

映画の物語は迫力をもって進行して行き、見ている人は、もう、避けられないある結末を
想像します。しかし、この名監督は、我々の予想をみごとに外します。

グラン・トリノとは、彼が所有する1972年製のフォード車です。古いけど、保存も
良い名車。最後、グラン・トリノが海辺を走っていくエンディングを
1)古い車だけど、こんなにもちゃんと走ってるぜ
⇒イーストウッドも年取ったけど、まだまだ頑張ってるよ!
2)古くても良いものは、ちゃんとした次の世代の若者に引き継いでいきたい
という二通りの意味に私は捉えました。

イーストウッドは間違いなく、アメリカ人が誇りにできるアメリカ人です。

ドキドキしながら見て、泣けて、そして、最後には、とても幸せな気持ちになれる
映画です。

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