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ドイツに行く機内で映画「エリン・ブロコビッチ」を見ました。
2000年米国作品、主演:ジュリア・ロバーツ
 
 
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素晴らしい映画でした。
何も知らず、期待もしないで見始めたのですが、大笑い、そして、涙と感動。
 
これは、実話です。
 
バツ2で3人の子持ちで失業中、預金残高ほぼゼロの30歳くらいの女性エリン・ブロコビッチ
は、ひょんなことから弁護士事務所で働くことになった。
とても口が悪くて、服装もおっぱいがこぼれそうな大胆なもの。
その彼女が、ふと見たある書類に興味を持ち、調査を始める。
 
実は、米国カリフォルニア州のPG&Eという天然ガス・発電の巨大会社が10年にわたり
汚染物質・六価クロムを垂れ流ししていた。そして、周辺住民たちには癌や奇病が
発生していたのです。
エレンは被害者の話を聞いて回り、弁護士に「許してはいけない。絶対に戦いましょう!」と。
弁護士は相手(PG&E)があまりに巨大企業なので最初は腰が引けていましたが、やがて
エレンの情熱に負けて、本気を出す。
そして、600人を超える被害者の署名を集め、この大企業相手に最後は3億ドルを越える
損害賠償金を勝ち取るのです。
(最初は3000万円くらいで済まそうとしたPG&Eは、結局300億円ほど払うことになった)
実際に最初に告訴したのが1993年。最近の話ですね。
 
 
 
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ジュリア扮するエレンはとても口が悪くて
「豚は黙ってな!」
「あのバカが!」
などというセリフがとても痛快で、こんな表現してもいいのかな?
と思いながらも大笑いでした。
(もっともっとすごい表現もいっぱいありましたが、ここではあえて書きません)
 
ジュリア・ロバーツの演技は最高でした。怒り、喜び、悲しみ、驚き、いい加減さ、真面目さ、
情熱、絶望、寂しさ、こんなにも様々な感情などを一人でうまく表現できるなんて!
後で調べたら、やっぱり、この映画でジュリアはアカデミー主演女優賞を受賞しています。
アカデミー選考委員の目も節穴ではない、ということですね。
 
内容は社会派ですが、脚本が良いのか、大笑いできて、そして、泣けます。
映画もいいですが、実話であることを考えると、重たいです。
実在のエレン・ブロコビッチも端役で出演しているそうです。
 
お薦めですよ。
 
 
 
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DVDで映画「アパートの鍵貸します」(1960年米国映画、白黒)を見ました。
アカデミー賞5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞、編集賞)受賞しています。
監督:ビリー・ワイルダー
主演:ジャック・レモン、シャーリー・マックレーン
 
いい映画ですね。とても楽しかった。涙あり、笑いあり。
舞台はニューヨーク。ジャック・レモンは、保険会社勤務の平社員。マンハッタンのウエストイ・サイド
に住んでいる独身。彼は通常1−2時間は残業する。なぜならば、彼は自分のアパートを同じ会社の
偉い人たち(課長クラス、4人)の不倫用に時間貸ししているからだ。貸す代わりに、「査定」や「評判」
などを良くしてもらう。事実、昇格が早い。
 
シャーリー・マックレーンは会社のビルのエレベーター・ガール。可愛い。
ジャックはシャーリーのことが好きなのだ。
 
ある日、ジャック・レモンは部長に呼び出され、「君のアパートの鍵が社内で複数の人間に貸し出されて
いるようだが・・」と詰問される。ジャックは実名は挙げないが正直に話す。
実は、部長もアパートを貸して欲しかった。部長はシャーリーと不倫関係にあったのだ。
自分の恋する女性が部長と不倫していて、その部長がその逢瀬に自分の部屋を貸して欲しい、
というのです。ジャックが部長の不倫相手を知るのは後のことですが。
 
と、この辺まで書けば、見てない人でもある程度想像はできるでしょう。
涙あり、笑いあり、そして、最後は非常に幸せな気分で終われます。
 
最後のシーンでジャックの "I love you."に対するシャーリーの対応が素晴らしい。
「そんなこと、わかっているわよ。わたしだって、あなたを愛しているの」
というセリフを言わずして、表現しているような・・・。二人とも職を失ったわけですが、もっと大切な
何かを得たんですね。
 
アメリカは進んでいたので50年前の映画でも全然古さを感じない。
ただ、古さ、というか、今との違いを感じたのは、
・エレベーター・ガール
・喫煙シーンが多い
・「不倫」の取り扱い方
・セクハラ
くらいでしょうか。
 
この映画を見ていると、少なくとも50年前、米国では不倫は問題ではあったが、日常的な
ことであった、としか思えない。少なくとも、今よりはゆるかった。「セクハラ」などという言葉も
なかった。今は、喧しいですからね。
 
でも、やはり重要なことは「愛がある」かどうか、ということではないでしょうか。
シャーリーのラストの笑がとても素敵です。
確かな愛を感じた女の喜びに溢れていました。
 
それにしても、大人の映画ですね。
見てよかった。
 
 
 
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映画「道」

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DVDで映画「道」(1954年イタリア映画、白黒)を見ました。
監督:フェデリコ・フェリーニ
音楽:ニーノ・ロータ
主演:アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ
 
超有名なフェリーニ監督の代表作ですが、これまで見る機会がありませんでした。
 
薄幸な娘と野蛮で乱暴な大道芸人のお話です。
貧乏で頭が足りない娘は、3人妹がいて、姉が先に大道芸に売られたのだけど、その姉は死んでしまった。
今度は、彼女がわずかなお金で売られてしまう。上のポスターでもわかるように美しくもない。
料理もできない。芸もできない。
 
そんな彼女をあずかった大道芸人は乱暴だし、出会った先からいろいろな女に手を出すし
酒癖は悪いし、彼女のことなど道具程度にしか扱わない。その彼女をも犯す。
 
「死んでしまいたい、私は生きていても何の役にも立たない」
と言って泣いていたある夜、別の芸人、彼はいつもは冗談ばかり言う男ですが、
彼が、珍しく真面目に
「この世に役に立たない人間なんていない。役に立たないものなんてない。
この石ころだって、何かの役になっているんだよ」
と彼女に言うシーンは素敵です。
 
でも、本当に最後の最後まで野蛮な大道芸人(アンソニー・クイン)は、本当にロクデナシで
彼女を失って初めて、彼女の存在の有難さに気づき、号泣します。
 
余計な説明はよしましょう。
あの有名な映画は、こんなにも地味な映画なのか、と驚くかもしれません。
でも、小説で言うならばドストエフスキーの『罪と罰』に相当する作品だと思います。
ハリウッド映画と違って、人間の魂に訴えます。
 
ニーノ・ロータの音楽がいい。
 
見て良かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
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DVDで映画「ノーカントリー」(No Country for Old Men)を見ました。
2007年米国作品。コーエン兄弟が監督。
2007年度のアカデミー賞で8部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の4部門で受賞。
 
こわーい映画です。暴力的なスリラー映画。家族団らんでは見れない。
静かな迫力があって、喉が渇く。画面から目が離せないけど、画面を見ているのも怖い。
麻薬密売からみの現場でたまたま2億円ほど入った鞄を見つけた男性が、その鞄を持って
逃走する。でも、追っ手がとても怖い。殺人鬼ですね。
保安官役でトミー・リー・ジョーンズが出ています。
 
この映画の緊迫感、怖さ、異常性は、小説ならばカポーティの『冷血』、
映画ならば「羊たちの沈黙」に近いものがあるかもしれません。
 
映画の最後がちょっと唐突でよくわかりませんでした。
何を言いたいか、というよりも、これが米国の現実で、異常な人間がいて、
とてもじゃないけど、トミー・リー・ジョーンズのような老いた老人は、もう
こんな世の中では暮らしていけない、ということでしょうか。
 
見る価値はあります。でも、怖いですよ。
 
 
 
 
 
TSUTAYAでDVDを5本借りてきてしまった。5本を1週間で500円。安い!
安すぎる。
 
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さて、今日は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」。泣かせますねぇ。涙でぐしゃぐしゃになってしまった。
前作の続きで時はまだ1958年だと思う。いい映画ですね。
 
脚本がいい、ということは監督がいいということか。すべての役者がいい味出している。
子供たちも名演技だ。一平君、大好き。
 
掘北真希という、やや冷たく気取ったように見える女優に、これだけ素朴な田舎の女を演じさせて
いるのもいい。まるで『罪と罰』のソーニャのようだ。同郷のロクデナシのタケオに怒る場面なんて
とてもいい。こういう「怒り」は美しい。魂の美しさを感じる。
 
作家と小雪の物語もいいなぁ。前作の指輪を渡すシーンはまさに「イマジン」だ。
お金がないから空っぽの指輪箱を小説家は小雪に渡す。でも、小雪は、まるでそこに
指輪があるかのようにそれを受け取り指にはめ、そして、それをうっとりと眺める。
それを今回作家が小説にする。
そう、夢くらいみたっていいじゃないの。
夢はそう簡単には叶わない。
でも、夢を描くことができる時代だった。
 
戦後の復興が終り、経済成長へと国民のエネルギーが向けられて行ったわけだけど、この頃の
豊かさを求める姿には、素朴さがあり、まだまだ人間の良心とか土や汗の匂いがあった。
 
「今日の夕日がこんなにキレイなのは、一緒に見ているからだよ。」
 
一緒に見た空は忘れても
一緒にいたことは忘れない。
 
この映画の年に私の母は24歳で、神奈川県で私を身ごもり、翌年、私はこの世に誕生しました。
そんなことを考えながら、映画を振り返るとまた感慨一入(ひとしお)です。
 
 
 
 
 
 
 
 

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