|
2012年1月29日、日曜日、埼玉は快晴だけどとても寒かった。先日降った雪が、日陰では
まだ残っている。北風も吹いて、こういう日は、家にいるのがいい。
先日、知人にもらった讃岐うどんを昼食に食べる。
鶏のつくね、ほうれん草、ニンジン、ネギ、エリンギ。
薄味で美味しい。体が温まる。
さて、昼食後に、以前、録画しておいた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見た。
西岸良平の漫画『三丁目の夕日』の映画化で2005年の作品。ビッグコミックオリジナルの漫画のほうは
もう30年以上前から読んで知っている。昭和30年代を舞台にした懐かしい、ほのぼのとした作品だ。
この映画の時代背景は、昭和33年(1958年)。ちょうど東京タワーの完成する年で、TVの普及が
始まる頃だ。もちろん、白黒TV。携帯電話もなければ、パソコンもない。
私が生まれる前年だ。
戦争が終わって、焼け跡になった日本。ゼロからの復興。朝鮮戦争の特需もあって、日本も
やっと経済の成長の芽が出始めた頃だ。それでも、みんな、まだ貧しい。
なのに、なんでこんなに輝いているんだろう。
僕は、笑ったり泣いたりしながら、鼻水をたらして、何枚のティッシュペーパーを使ったことだろう。
幸い家族は外出していて、思う存分泣くことができた。
わずか2時間あまりの映画なのに、いくつものドラマがある。同じことは21世紀ではドラマには
ならないだろう。
CMで見る小雪は、ただの綺麗なお姉さんだけど、この映画ではいい味出している。
幸せとは、、お金の問題ではないのだ。
一応、このブログではネタバレはしません。でも、本当に泣けちゃいます。
このシーンもいいなぁ。
少年たちの表情、演技もいい。
日本アカデミー賞を総なめしたようですね。
13部門受賞?
夕日はキレイだ。夕日がキレイな日の翌日は晴れだ。
明日は、今日よりもいい日になっていく。
そういう時代だった。
続編もあるようだし、’64も最近、映画館で封切りされたようだ。
1964年と言えば、確か東京オリンピック、東海道新幹線開通、そして、首都高速もそうか。
海外旅行が解禁されたのも、この年だろう。
1960年から池田内閣の所得倍増10ヵ年計画で、日本はどんどん豊かになった。
経済は発展に発展を続け、やがて、バブルとなり、そして、崩壊する。
しかし、ある意味、もっとも幸せな何もない時代に生まれた僕は、幸せ者と言えるかも知れない。
今は、長い不況の時代になってしまった。モノはあふれ、でも、なんの有難さもない。
三丁目の夕日の時代よりも僕らは多くのものを持っている。なのに、不況と感じている。
幸福を感じない。
こういう映画を見て、あらためて、僕たちに本当に必要なものは一体なんなのか
考え直してみる必要があると思う。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー




