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ドイツからの機内で見た映画。素晴らしかった!1968年米伊合作。
原題 Once Upon A Time In The West
監督:セルジオ・レオーネ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:チャールズ・ブロンソン、クラウディア・カルデイーナ、ヘンリー・フォンダ、ジェイソン・ロバーツ
西部開拓時代の物語。いわゆる西部劇だ。
ニューオリンズで人生の酸い甘いも経験し、人生をやり直そう、とテキサスの砂漠地帯に3人の子持ちの男に嫁ぎに来た女性(クラウディア・カルデイーナ)が、テキサスのその街に到着していたときには、結婚予定の男と家族は、皆殺しにあった直後だった。ひどくシュックを受けるがめげずにゼロからやり直そうとする。逞しい女性だ。
楽しみながら殺人をする精神異常殺人鬼役をヘンリー・フォンダがやっている。これだけハンサムで大物役者が、こんな悪役をするところが素晴らしい。
ジェイソン・ロバーツは、アウトロー・ギャングの親分。脱走者。でも、一家殺しをしていないのに、自分に殺人容疑がかかり、頭にきて、ヘンリー・フォンダを追い詰める。いい味出している。ただの悪党ではない。
ブロンソンとの間に友情が芽生える。
そして、なによりもチャールズ・ブロンソン。渋い。強い。彼が出てくればハード・ボイルドだ。子供のときに彼を見て「格好いい!」と思ったけど、久しぶり(30年以上ぶり)に見ても格好良かった。ブロンソンは、かつての友人の何人もがヘンリー・フォンダにいたぶられながら殺され、その復讐に来ていた。他の男がヘンリーを殺そうとしても殺させない。「俺が殺すんだ。他のやつらには絶対に殺させない」と。
チャールズ・ブロンソン(1921-2003)は、ルックスがメキシコ人っぽいので、そういう役柄も多かったが、実際は、リトアニア移民の子供。15人兄弟の5男だ。ペンシルバニア州生まれ。小柄に見えますが178cmだったそうです。
この映画は全体的に「間」が素晴らしい。最近はスピード感のある映画が多いけど、この映画は、多くを語らずとも「間」が緊張感を増し、迫力有る場面は瞬時に起こる。手に汗握る。そして、またやってくる間が余韻を残す。
エンニオ・モリコーネの音楽がまたいい。
「ああ、いい映画を見たなぁ」としみじみ感じることのできる映画でした。
レイモンド・チャンドラーの小説の西部劇映画版とでもいいましょうか。
古い映画ですが、お勧めですよ。
この写真は別の映画のもの。
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