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「幸福を追求する権利」は、創造主から与えられているけど、「幸福である権利」は与えられていない。
ということを、アメリカ独立宣言書を起草するときに、トマス・ジェファーソンたちは拘ったようだ。
なぜだろう?
幸福とは、黙って座っていても手に入るものではない、ということだと思う。欲しければ、自分の手でつかめと。そのためには、場合によっては戦わなければならない。血も流れるかもしれない。死者もでるかもしれない。死ぬ思いで、努力して勝ち取るものだということだったのかもしれない。
独立宣言をした段階では、アメリカはまだ、英国から独立していなかった。独立宣言=英国への宣戦布告である。よほどの覚悟がなければ書けないし、発表もできない。
無条件降伏した後に、「はい、これ」と渡された日本国憲法とは違う。
アメリカの歴史を学ぶ上で、私は、ジャパン・ブックから2005年に出版された『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』を読んでいる。英文和文の対訳書でもあるので英語の勉強にもなる。
しかし、それ以上に、アメリカ人は、アメリカという国の成り立ち、歴史についてどのように教育されているか、ということを知る好材料だ。
歴史授業の根本は、「現状肯定」だ。自分たちの祖先のいつどこから来たのか、今、どこにいるのか。どのような苦難な歴史があって、どのようにそれを乗り越えてきたのか。自分たちの国は、どれだけ素晴らしい国なのか。愛国心を鼓舞するものでなければならない。
しかし、例えば、日本の終戦は韓国の独立であって、原爆投下は日本人には悲劇だったが、韓国人にとっては、「天罰」「天の恵み」だった。つまり、立場が違えば、歴史観は全く異なる。
アメリカ人が考えるアメリカ人と、私が感じるアメリカ人とは何が違うか。
そもそも「アメリカ人」などというものはいない。「合衆国」であって、様々な衆が1つになって、合衆国だ。しかも、連邦政府に対して、州による地方自治の力は強い。それでも、我々は、外から見ているので、「アメリカ」というもののイメージを持ち、「アメリカ人」というもののイメージを持つ。
そして、この独立宣言書から読み取れるアメリカ人とは、「自分の幸福は、自分の手でつかむ」⇒「死者が出ても、自分の理念を貫いて達成する」。そもそもが宗教国家なので、しかも一神教だ。唯我独尊になりやすい。独善的な傲慢さは目に余ることがあるけど、それでも、自分の幸福は、自分の手で掴み取れ、という部分は学ぶべきところがあると思う。
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米国
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来週、久しぶりに米国に出張します。
いつもの通り、4泊6日で行く弾丸出張だ。
成田
↓
ミネアポリス(ミネソタ州)
↓
ボストン(マサチューセッツ州)
↓
サン・フランシスコ(カリフォルニア州)
ロサンジェルス
↓
成田
マサチューセッツ州へ行くのは初めて。
どこにあるかわかりますか?
こんなところにあります。
ニューヨークよりも少し北ですね。
10月の終りとなれば、結構寒いかもしれない。
マサチューセッツなんて、なかなか英語で書けない。
Massachusettsです。長い。
Massachusettsというのは、1620年頃、このあたりにいたインディアン部族の名前です。
以前、米国に駐在していた男にボストンについて尋ねたら
「いいところですよ。とてもアメリカらしいところです」
という、わかったような、わからない返事が返ってきた。
でも、いいところらしい。
TVドラマ「アリー・マイ・ラブ」の舞台でもある。
しかし、実際、アメリカ人にしてみると、もっともっと重要なところらしい。
1492年にコロンブスがアメリカ大陸を「発見」。
1588年、スペインの無敵艦隊がイギリスに敗れる。
1607年、ジェームスタウン植民地建設(金儲け目的)
1620年、メイフラワー号がマサチューセッツのプリマスに上陸(宗教目的)
1630年、清教徒が(宗教目的)
当時の英国では、カトリックやクエーカー教徒が迫害されていて、その迫害を
逃れて、信仰の自由を求めてやってきた。
(クエーカー教徒ってなんだ?)
しかし、時を少しずらして、ジェームスタウンに初めて黒人奴隷なども連れてこられました。
1636年には、ハーバード大学も設立されています。
あくまでも英国の植民地でした。英国は植民地を他の国から守り、植民地は英国の援護も
しました。しかし、英国は度重なる戦争でお金がなくなり、植民地に不当な課税を始める。
英国と植民地は争いを始め、アメリカ合衆国独立へと動くのです。
1770年、ボストンの虐殺
1773年、ボストン茶会事件
1775年、アメリカ独立革命(レキシントン、コンコードの戦い)
1776年、アメリカ独立宣言
1781年、ヨークタウンの戦い(英国の敗北)
1789年、フランス革命
と歴史は大展開します。
以前も書きましたけど、独立宣言の次の文句は興味深いです。
We hold these truths to be self-evident,
われわれは、次のことが自明の真理であると信じる。
that all men are created equal,
すべての人々は平等に創られ
that they are endowed by their Creator with certain unalienable Rights,
創造主によって一定の奪われることのない権利を与えられていること。
that among these are Life, Liberty and the pursuit of Happiness.
その中には、生命、自由、幸福の追求が含まれていること。
「生きる権利」「自由である権利」は与えられているけど、「幸福になる権利」
はなくて、「幸福を追求する権利」なのです。
そして、「すべての人々」といいながら、黒人やインディアンは、「すべての人々」には
含まれていなかったのです。
とは言え、このアメリカの独立、そして、独立宣言が、フランス革命を巻き起こしたのですから
面白い。ルイ王朝が崩壊し、マリー・アントワネットはギロチンの露に消えた。
歴史の浅いアメリカとは言え、ちゃんと、そこには歴史がある。 わずか、一泊二日ですが、ボストンを楽しみにしています。
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写真の縮小に成功したので、先日カリフォルニアで乗ったカルトレインのご紹介。
米国といえば、飛行機と車ですが、サンフランシスコ空港からダウンタン(北)にはバートという電車もあるし、
南のシリコンバレー、サンノゼ方面にはCaltrainという2階建ての電車が走っています。
外から見ると
中は、こんな吹き抜けです。ガラガラに空いています。
確か、空港から1駅バートで乗った駅から、カルトレインに乗り換えたと思います。
サンノゼ駅までは約1時間。料金は10ドル以下だったと思います。
ちなみに、わたしはSan Joseを「サンノゼ」と書いていますが、日本語でどう表記するのが正しいのか
わかりません。「サンフォセ」とも発音できるし、現地の人の発音を聞いたら「サンフォゼ」にも聞こえました。
さて、電車がサンノゼ駅に到着。ここが待合室の中。星条旗があるのがアメリカらしいですね。
日本の駅に、巨大な日の丸があったら、ちょっとね・・・。
サンノゼ駅を外から見ると
電車の中も外も駅も人が少ない。利用する人が少ないのか、たまたまラッシュ・アワーではないからか。
タクシーでホテルへ。時差ぼけでしたが空腹で、昼食をホテル近くの安いメキシカンへ。
写真だとこんな料理だったのですが
実際の「ステーキ&シュリンプ・ボウル」は、
まあまあ、美味しかったです。ビールを置いてなくて残念でしたけど。
(これは先週の火曜日の話でした)
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米国でTVを見ていたら、Respect dayとかの話をしていました。
どこかの大学が提唱し始めたらしいのですが、「せめてその日だけでも笑顔でいましょう」
ということらしい。
笑顔で人に接することこそ、相手への敬意になる、という考えがベースにあるようだ。
そして、The rudest city(もっとも失礼な街)のワースト・ランキングをしていた。
つまり、人々にもっとも笑顔が少ない街はどこか?ということらしい。
ワースト1:LA
ワースト2:ニューヨーク
ワースト3:フィラデルフィア
などと発表されていました。
まあ、大都市の人々は、忙しいのでどうしても笑顔が減ってしまう。
東京も同じかもしれません。
あなたの街はいかがですか?
あなたは今日も笑顔で人に接していますか?
笑顔で接することこそ、相手への敬意になる、
というのは、なるほどと思います。
だって、こっちも、相手が笑顔だと、自然と気分がいいですからね。
なかなか難しいですけど。
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さっき、無事帰国しました。
成田EXPの中です。
帰りの便は、隣は可愛い栗色髪の米国人女性でした。
美人というわけではないけど、笑顔の可愛い小柄な女性。
スパイ・キッズの男の子を女性にしたような感じ。
25歳くらいか。残念ながら写真はなし。
「小麦アレルギー」とかで、パンもパスタも食べられないらしい。
アボガド海苔巻きを持参していたし、キャビン・アテンダントからは
特別なメニューをもらっていました。
成田経由で、タイとラオスに行くとか。
民間企業に勤めているのだけど、メコン川の魚について調査して
電力用のダム建設をするのと、環境保護をして魚資源を残したほうが
いいのか、経済的な比較をするらしい。滞在日数は1ヶ月。
米国からタイは遠いですよね。
さて、これから会社へ戻って(18:00頃)、荷物を置いたり、少し仕事をしたり
して明日の月曜日からに備えないと。
今回の出張はいろいろとトラブルがあったけど、なんとか無事乗り越えることができた。
運もあるのだろう。ありがたいことです。
でも、疲れた。
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