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いろいろあるけど、めげずにコツコツと

米国

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ヒマな時間にTVを見たり、新聞USA TODAYを読んだりしましたが、日本に関する記事というのは
ほとんど見つけることができませんでした。菅新政権についても全然報道していない。
皆さんに聞いても、日本の前首相の名前も現在の首相の名前も当然のように知らない。
知日家の人が、「日本の首相は非常に頻繁に変わる。大変興味深い」と発言する程度だ。
日本であれだけ騒がれた普天間基地問題だって、米国で誰がどれだけ知っているのだろう。

私の滞在中のニュースとしては、依然としてメキシコ湾のBPの油田からの原油漏れ、
それにともなうペリカンの被害の報道が多かった。BPのトップがTVに出て、苦しそうに
弁明しているように見えた。株価も半値になってしまったようだ。
天気予報を見ると、温度と天気だけでなく、トルネード(竜巻)予報もあるのには驚きました。
ロッキー山脈の東側の南北の州では、アラスカからの冷気とメキシコ湾からの熱気がぶつかって
竜巻が恒常的に発生するようです。滞在中に実際発生し、死者も出ていました。

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2008年のリーマン・ショックは世界経済をボロボロにしましたが、米国人は楽観的に
見えます。車がないと生きていけないので、当然のように車に乗っていますが、「軽」なんて
ないし、やはり日本と比べると大きな車が多いです。トヨタが随分バッシングされましたが、
日本車はたくさん走っていました。私の滞在中にGMも50万台くらいのリコールを
発表していました。

代理店の人の話では、最近、ネヴァダ州あたりのホテルからすごく安いホテルの宣伝が
入ってくる、と。ラスヴェガスのあるところです。かなり良いホテルが50ドルくらいまで
値下げとなっているのですが、それでも行く人がいないらしい。やはり、不況でギャンブル
どころではないようです。

それでも、この巨大な国を見ていると、大変な流動性があって、ダメなものは消え去り
また新たに良いものが登場し、と国の繁栄は終わらないのではないか、という気がしてきます。
この8年くらいで、ヒスパニックを中心に7000万人くらい人口が増えました。
ヒスパニックの数は黒人を超えたようです。最後の朝にメキシカンを食べましたが、英語が
片言のメキシコ系の人たちが店員でした。ダイナミックさを感じます。

そして、何よりも思うのは、やはり、人びとが前向きであることです。きっと、決して、
状況はそれほどよくないだろうけど、人生を楽しもうという姿勢が強いことです。

私が出会う人々は、どちらかというと自然を愛しています。イエローストーンや
ヨセミテやグランドキャニオンにトレックとキャンプに出かけていくような余暇の過ごし方
をもつ人が多いですね。

そして、離婚しても再婚する。配偶者と死別しても再婚する。
「愛し合っていれば、いまさら結婚にこだわらなくてもいいのじゃないの?」
と聞いたら、「税金対策だよ」と。

代理店の女性(58歳、2人目の旦那が昨年死亡)は
「私は税金対策しなくてもいいから、一人で生きていく。私は強い女なの」
と。最近、ボーイフレンドができたけど、住んでいる州が違うので会うのが大変のようです。
「別に一緒に住まなくたって、結婚しなくてって、かまわない」と。

子どもの数も多いです。話を聞いていて、「一体、全部で子どもは何人いるの?」って
聞きたくなる。「その子は、誰の子どもだったっけ?」とか。

いつまでも結婚しない人たち、子どもも作らない人たち、老後を心配する人たちが
多い日本とは何かが違います。

アメリカ人のポジティブさは、我々も見習うべきだと思います。

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はっと気が付いたら、もう夜の9時です。楽しい時はあっという間に過ぎてしまう。
日が長い。
そして、かなり寒いです。16度くらいか。風もある。

ステキなサックスの音が聞こえてきました。
この人の演奏は良かったのでチップを払おうとしたのですが、CDも15ドルで
売っていたので買ってしまいました。
後ろの踊っているカニもいいでしょう。

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帰国して家で再生したら、かみさんが
「家で夜聞くにはうるさい」
と。うーん、確かに、夕暮れ時に海辺で聞くのが良いかもしれない。
海風に合う。狭い我が家の夜には向かない。

夕暮れ時のこんな景色も美しい。
BGMとしてはブライアン・フェリーの「アヴァロン」あたりが似合いそうだ。

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サンフランシスコ名物のこの看板も「もう、夜ですよ」と告げている。

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ケーブルカーでユニオン・スクエアへ戻ります。
弾丸出張もこれで終わりです。さようなら、サンフランシスコ。
また、来るよ。

これが6月9日(水曜日)の夕方です。10日に帰国の途に就き、11日の夕方に
日本へ戻りました。

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このブログ(米国関連)をずっと見てくれた人たちに;
どうもありがとうございます。海外旅行自慢に見えるかもしれませんが、海外出張
です(笑)。50歳でエコノミーの飛行機に乗って4泊6日の毎日ホテルが変わる弾丸出張は
決して楽ではないですよ。でも、せっかくだから、体力の限り、機会を利用して
楽しんでいます。出世しなくても、金持ちにならなくても、とにかく、人生は
楽しく過ごした者の勝ちです。

というか、もちろん、そもそも、勝ち負けなんてありませんけどね。
39埠頭です。なんだかディズニーランドのような雰囲気です。

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美味しそうな果物屋さん。

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少し高かったけど、イチゴとサクランボを買いました。
イチゴの大きさがわかりますか?

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レストランや大道芸のステージなどを抜けて、埠頭の先端まで行くとこんな海の風景が
見えます。絶景です。向こうに見える島はアルカトラズ島といってもと刑務所です。
悪魔島とも呼ばれていたそうです。ここへ行くツアーもあるそうですが、なかなか
そういう時間は取れない。

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この人だかりはなんでしょう?

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野生のアシカのコロニーでした。「オッオッオッ」などと声を出して、たむろしています。
ごろごろと寝ている姿はいかにも平和そう。Sea Lionですね。

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お腹が空いたのでSea Lion(アシカ)カフェへ入りました。窓からは海とアシカが
見えます。

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私はアンカー・ビールとフィッシュ&チップス。同行者はコーラとパン入りのクラムチャウダー
を頂きました。味は典型的なアメリカ味ですが、窓からの景色がそんなことを忘れさせて
くれました。

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サンフランシスコ

ユニオン・スクエアのヒルトン・ホテルにチェックインして、少し休憩。
夕方4時に外へ繰り出しました。ケーブル・カーで埠頭へ。

素晴らしい天気ですが、少し寒いです。風もあります。
途中、こうやって海が見え出すとわくわくします。


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さあ、Hydeに到着。ここから少し右に歩いていきます。

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こんな車が。レンタカーでしょうか。愉しそうですね。

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サンフランシスコと言えばフィッシャーマンズワーフのこれが目印ですね。

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その脇で黒人2人+白人1人がジャズ&ソウルっぽい音楽を演奏中。うまい!格好いい。
レベル高いなぁ。音が伝えられなくて残念。

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サンフランシスコといえば、カニですが、ほら、パンもカニです。
クラムチャウダーをパンに入れて出す大きなパン屋さん。

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若いパフォーマーのお兄さん、いい体している。ダンサーの体はすごいですね。
これからPIER39(39埠頭)に向かいます。

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サンフランシスコは歩いているだけで楽しいです。

フリーモントにて

水曜日の朝、フリーモントの顧客へ。太陽電池関連で急成長中の会社です。
数年前に設立されたばかりの会社ですが、オバマ政権から500億円の融資を
受けて大増設中。すでに2000億円の受注残をかかえています。
現在建設中の第二工場もとても大きい。

2週間前にオバマ大統領も訪れて工場見学と演説をしています。その映像も見せて
もらいました。州知事のシュワルツネッガーも同時に訪問して、その映像はまるで
映画でも見ているようでした。
失業率の高いカリフォルニア州で、新しい産業として雇用を増やすこの会社は
州知事からも大歓迎だし、大統領から見ても米国の未来を担う会社の1つと見ている
ようです。日本ではまだまだ無名の会社ですけど。

今回の米国出張で4社の顧客と会いましたが、そのうち3社の主要人物は皆、もと
AMATという半導体製造装置メーカー勤務の人たちです。半導体産業というのは
山谷が大きくて、かつて5000人いた従業員を1500人くらいまで削減した
そうです。

もとAMATの人は、非常に優秀というか、共通した教育を受けてきたのか、言うことが
結構共通していて面白いです。逆にいうと、米国人のいい加減さが少なくて、実力以上に
厳しい理想的な要求や発言をすることも多いです。

フリーモントの顧客では工場見学をさせてもらいましたが、笑ってしまったのは、
壁にこんな張り紙がしてあったのです;

5S
SEIRI
SEITON
SEIKETSU
SEISOU
SHITSUKE

なんだかわかりますか?
日本の製造業のスローガンです。
整理、整頓、清潔、清掃、躾。
日系企業ならばわかるんですけど、純米国系の企業なんですけどね。

アメリカ人の「躾」というのが面白いですね。
どうしつけるのか。

壁の張り紙には、それぞれのSについて、英語で説明がしてありました。
日本の製造業の強みは、どういうところにあるのか、その一旦を見たような気がします。

オバマ大統領のようなリーダーシップをもった指導者がいなくても、日本では、
こうやって地道なところで努力を重ねて、発展してきた、繁栄を維持している、
という気がします。

フリーモントの写真はありません。工場の写真は撮ったけど、ここに載せるわけにも
いかないし。車でサンフランシスコ空港へ連れて行ってもらい、代理店の二人と別れました。
彼らはアリゾナへ、我々日本人2人は、サンフランシスコのホテルへタクシーで向かいました。


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