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スウェーデンの顧客の主要技術者が、まだ新婚さんで、まもなく、第一子誕生となる。
少し変な英語ですが、こんなメールが来ました。
I will be away for 10 days to start with one the baby is born.
My wife will start and take 240 days and then I will take 150-200days
(one get 480 days parental leave here…).
We will let you know who the new responsible will be.
(赤ん坊が生まれたら、10日間、仕事を離れます。
妻は240日休み、そして、私は150−200日休暇を取ります
(通常480日の出産休暇があります)。新しい責任者がわかればご連絡します。)
出産で妻は240日、旦那は150−200日も休むのですね。
でも、本来480日休めることになっているらしい。
日本で、夫が出産休暇で200日休んだら、どうなるのでしょうね。
彼らは、出産なんかなくても、通常、年間に有給休暇は6週間くらい
あるんですよ。
これが、福祉国家、スウェーデンです。
医療費・学費無料。最低保証賃金は20〜25万円程度。
失業保険、老後の年金も手厚い。
もちろん、税率は高く、物価も高い。
羨ましいような、羨ましくないような。
これだけ手厚い福祉をしていて、しかも移民受入政策をしているのに、
人口は増えない。900万人しかいない。
よくわかりませんね。
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欧州
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わずかな日々ではあったけど、北欧での数日間が、早くも、もう、一週間前の過去に
なってしまった。
フィンランドからスウェーデンには船で渡った。
ボスニア湾入り口のオーランド諸島には、無数の島があって、11時間、起きている限り
ずっと周囲には陸地(島)が見えていた。とは言っても、船のデッキの高さでは
実は一つひとつの島しか見えない。
さいわい、スウェーデンからフィンランドへ飛行機で移動したときに、オーランド諸島を
上空から見ることができた。
島はこんなにも点在していた。
その島の数、6500もあるらしい。
あるフィンランド人が言っていた。
「世界の全人口は70億いると言うけど、全員が立って集まれば、オーランドのメインの島で
収容できるんだよ」
と。
何が言いたかったのだろう。
世界の人口70億人。
フィンランドには、500万人、スウェーデンには900万人しかいない。
偏りはあるけど、人類は地球上に点在している。
「憧れの北欧」には人が少ない。なぜなら、
若い人が求める夢や希望がそこにはないからだ。
そこにあるのは、中高年が求める安心と安定だけだ。
忙しい、忙しい、と言っている間に、我々は年をとる。
夢を求めて、希望を胸に成長して、やがて、年をとる。
天国なんて、どこにもない。
きっと、天国は、いま、そこにあるんだ。
そう、あなたがいまいる場所、そこが天国なのだ。
そこで頑張れ。
そして、世界を見に行け。
天国は、どこにもなく、
自分の心の中にこそある。
どこに行っても同じなのだ。
何かがあれば、何かがない。
天から与えられた場所で、まずは頑張るしかない。
そんなことを思った。
昨夜はメラトニンを飲んで、早く寝て、今日は5時半に起きた。
時差ボケを解消しないと。
地球は丸く大きく、時差がある。
西に回ったり、東に回ったりすると疲れる。
今日も早く寝よう。
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来週、スウェーデンにも行くので、その予習です。
スウェーデンはスカンジナビア半島にあり、西にノルウェー、東にはフィンランド、
南にはデンマークがあります。
スウェーデンの歴史は古く、この地に人類が定住を始めたのは紀元前1万年くらい。
その後の歴史は複雑なので割愛。スウェーデン王国が長く続きます。
正式国名:スウェーデン王国
面積:45万km2 (日本は37万)
人口:950万人 (日本の1/12)
首都:ストックホルム
政体:立憲君主国
民族:スウェーデン人、他にサーメ人やフィンランド人
宗教:キリスト教プロテスタント(福音ルーテル派)
言語:スウェーデン語
通貨:クローナ(SEK) 1SEK=¥12くらい。
国旗は、これ
日本からの直行便はない。
私はフィンランドのトゥルクからストックホルムへ船で夜移動します。
夜と言っても、ほぼ白夜だけど。
私が行くのは、ストックホルムとウプサラ。
ウプサラはストックホルムから電車で2時間くらい。
6世紀の遺跡もあり、15世紀にできたウプサラ大学を中心に発展した
街です。
さて、ストックホルム。
ガイドブックによれば、
「夏のストックホルムは、バルト海を疾走する白いヨットのように爽快だ」
とのこと。
バルト海を白いヨットで疾走したことがないのでわからない(笑。
スウェーデンと言えば、なんでしょう?
福祉国家
フリーセックス?
ノーベル賞
アバ
ビオン・ボルグ
イングリッド・バーグマンがスウェーデン人だったかな。
うーん、あまり浮かばないですね。
そういえば、宮崎駿の「魔女の宅急便」は、ストックホルムの街を舞台にしています。
それくらいかなぁ。
予備知識なしで行くのもいいかな。
通貨はユーロではないですが、ほとんどカードで済むようです。
物価は高いらしい。
7月の気温は東京の4月くらい。
いずれにせよ、日曜祭日をつぶして、3泊5日の出張ですので
とても忙しい。疲れそうだなぁ。
でも、美味しいものを食べたいなぁ。
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来週、フィンランドへ行くので、ちょっとその下調べです。
私が行くのは、ヘルシンキとトゥルク。
フィンランドとは、どういう国か。
国土面積は33.8万km2(日本よりも少し小さい)
国土の80%は、森と湖。
人口:540万人(日本の1/20)
首都:ヘルシンキ
言語:フィンランド語とスウェーデン語
通貨:ユーロ
政体:共和制(大統領がいる。王様はいない)
民族:フィンランド人が主。あとはスウェーデン人、サーメ人。
宗教:キリスト教プロテスタント(福音ルーテル派)
国旗:白地に青の十字
そして、何よりも、緯度が高い。北緯60−70度。
北緯66度33分より緯度の高いところを「北極圏」と言います。
当然、冬は寒いし、オーロラも見える。冬はほとんど夜だ。
逆に夏は白夜。1日20時間くらいが昼間だ。
歴史的には3000年くらいあるのですが、ここ1000年くらいは
スウェーデンに650年間、ロシアに100年間支配され、
1917年に独立する。
企業としては、携帯電話のノキアが大きいが、最近はスマフォのアップルやサムスン
にやられて、あまり景気はよくない。
文化的にはトーヴェ・ヤンソンの「ムーミン」が有名。
ムーミンのことを「カバ」と思っている日本人は多いが、実は違う。
カバでもないし、妖怪でもないし、小人でもないし、妖精でもない。
「トロール」という森の奥にひっそり暮らす生物だ。
大切なのは、
誰かを好きになることですよ…。
(ムーミンママ)
フィンランド料理としては、トナカイもあるようだけど、美味しいという話は聞いたことがない。
私は、初めての北欧です。
そういえば、7月の平均気温は17度とのこと。夏としてはちょっと寒そうです。
(海流の関係で、真冬でもマイナス10度程度と北に位置するわりに暖かい)
日本から飛行機で9時間30分。
時差は7時間。(夏は6時間)
仕事の準備は大変ですが、楽しみです。
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旧西ドイツ側にはトルコ人が多い。旧東ドイツ側ではほとんど見かけない。
第二次大戦後の西ドイツの急速な経済発展で労働力が不足し始めた1950年代に
大量の労働力をトルコに求めた。今では、その第二世代、第三世代のトルコ人たちが
大勢住んでいる。
フランクフルトの繁華街を夜、歩くと大勢のトルコ人たちとすれ違う。安いレストランとしての
トルコ料理屋は多い。飲み物やスナック、たばこなどを売っている雑貨店なども大体トルコ人
がやっている。鋪道にもトルコ人たちがたむろしていて、夜など、少し怖い。
先月、訪独時、フランクフルトで遅い夕食をとった私と同僚は、ホテルまでの帰り道に
水でも買って帰ろうかと、雑貨店に入った。少し大柄な中年のトルコ人と小柄な若いトルコ人
がやっていた。
物色していると、中年のほうが英語で話しかけてきた。
「韓国人か?」
「いいえ。日本人だよ」
「おお、日本人!俺は日本人が大好きなんだ。
俺だけではない。トルコ人は日本人が好きなんだ。
だって、日本人はサムライだろ。名誉と家族を愛する。
俺たちも同じだ。
それに、俺たちも家に上がるときには靴を脱ぐ。
ドイツ人とは違う。
それに、俺たちは食事するときには、椅子ではなくて
床に座って食べるんだ。
日本とトルコには同じ文化があるんだ」
と。
見た目はちょっとおっかない感じの大柄なトルコ人でしたが、笑顔で「日本が好き」と
言われると急に、親近感を持ちます。
店内には民族楽器も置いてあって、その譜面もあった。同僚がその譜面が欲しくて
(同僚はチェリスト)、
「これはいくらですか?」
と若い方の店員に尋ねた。店員は、いろいろと調べていたけどわからない。
彼は、おもむろに、その譜面を手に取り、私の同僚の鞄の中へ押し込んだ。
「もっていけ」と、ウインクした。
(いくらかわからない、面倒だし、欲しいならば無料でいいから、持って行け)
お店を出て、私と同僚は二人して
「トルコ人が好きになった」と。
これまで街にたむろしていた彼らを怖いと思っていたけど、なんだか
これからは話しかけたいような気分だ。
褒められるとうれしい。
こんな、ろくでもない国(とくに政治が)、日本でも、褒められると
うれしくなる。
「好き」と言われると、こちらも相手を好きになってしまう。
現在のトルコは、ここ。
北には黒海がある。黒海の対岸には、ロシア、ウクライナ、モルドバ、ルーマニア、
ブルガリアがあり、黒海とエーゲ海の間にはボスポラス海峡があり、イスタンブールがある。
イスタンブールの西が欧州文化、東がアジア文化圏と言われている。
ギリシアとも西で国境を接している。
南がでは地中海に面して、そこにはキプロスが島国であり、陸上での隣国は
シリア、イラク、イラン、アルメニア、グルジアとなっている。
東西文化の境界線上の国と言っていいかもしれない。キリスト教文化、イスラム教文化の
境界線、混合地帯。日本では中東扱いしているけど、彼らはEUに加盟しようとしている。
「トルコ人」と私は安易に書いていますが、トルコ人の定義も難しいようです。
トルコには様々な宗教、文化、人種がいます。そして、「トルコ系」と思われる人たちは
現在のトルコ以外にも大勢います。だから、私がここで書いている「トルコ人」は、単純に
トルコ出身者、トルコ国籍の人、自称トルコ人のことです。
(なぜ、トルコ人=Turkey、つまり「七面鳥」なのかはわからない。七面鳥はtが小文字)
歴史のある国だ。ちなみに17世紀(1683年)のオスマン帝国はこんなに広かった。
まるで、ローマ帝国のようだけど、現在のイタリアは含まれていない。
海外に行って、熱心に「見物」して回るのもいい。でも、そこで出会った人たちとちょっと
会話をするだけで、それまで目で見ていただけの印象とずっと変わることがある。
少し歴史を紐解いただけで、考えが変わることもあるし、深まりもします。
目で見て理解できることの限界がよくわかります。
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