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台風が勢力を弱めながら北上する中、福島県いわき市へ出張で行ってきた。
特急の止まるそれなりの駅である。風は強かったけど、雨はやんでいた。
3月11日の震災は震度6弱でお客さんの工場はそれなりに被災した。しかし、すでに復旧している。
沿岸部の津波の被害はひどいらしい。住宅は、立派そうな瓦の屋根が崩れていた。安そうな瓦の
家は大丈夫。立派な瓦は重いからか。修理したくてもなかなか瓦が手に入らないらしい。
福島原発からの距離は、市の一部は30km圏内にある。だから、従業員の多くは一時退避したらしい。
とくに爆発があった後は大変だった。従業員もいなくなってしまったので、工場は一ヶ月くらい停止
していた。退避せずに居残ったら、物流が途絶えて物が入ってこなくて大変だった、と。
それよりも、大騒ぎになったのは、いわき市長が、空港から家族で真っ先に逃げようとしているところを
市民に見つかり、罵倒され、戻ってきたらしい。もう、いわき市民ならば誰でも知っている事実らしい。
暴動は起こらなかったけど、再選はないだろう、と。ハワイかどこかに行くつもりだったとか。
いわき市では開業医たちの多くも、さっさと脱出していったらしい。
地獄の沙汰も金次第か。
それに引き換え、南相馬市の市長は立派だったらしい。津波と原発の被害を受けながらも、インターネット
を駆使して情報を発信し、通行止めになった高速道路も特別に通させたりと、政治力がある、ということで
大いに株が上がったらしい。
原発の爆発直後に比べると、放射線濃度は1/10くらいになった、とか。よくわからないけど、人々は
普通に生活しているように見えました。
午後から少し南下し、茨城県のH市へ。H市の顧客も被災したものの、今では完全復旧。
ただ、3期連続赤字とかで、事業の存続危機らしい。どうも、このH市にあるHグループの方々は
非常に紳士で立派な学歴の人が多いのだけど、なんというか、お役所から性格のいい人たちを
集めて作った会社のような感じで、「商売」には向いていないのではとか思ってしまう。
それはさておき、H市でも立派な屋根の家は、いまだにブルーシートなどをかぶせたり、屋根に重しを
乗せたりと、修復できていない。
H駅は、なんだか立派になって、駅から海が見えるようになった。海辺は工事中で、美しい風景には
まだなっていないけど、今後が楽しみだ。
夕方、特急で上野に向かう。
車窓から見える風景がなかなか綺麗だ。
やっと『冷血』を読み終えた。 |
原発問題
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「福島第一原発の汚染水処理として、フランスのアレバ社に20兆円支払う」といった報道を見た。本当なのだろうか?そういえば、アレバ社の女性CEOが来日したけど、その後、どうなったのかの報道がない。20兆円と言えば国家予算の1/4くらいになる。
原発による電力は安い、なんて誰が言ったのか?
どういうコスト計算をしているのか?
管総理が訪仏し、サルコジ大統領が満面の笑みで出迎えた。日本は最高のお客様なのだろう。ブランド品もほとんど日本人がバカみたいに買っているのだろうけど、それよりも核関連はさらに儲かるのだろう。
安全性対策を考えたら原発による電力は安くない、として、スイスがドイツについで、脱原発に動き出した。スイスは実際的な国だ。自然の要塞、シェルター100%、軍隊を持ち、スイス銀行では世界中の金持ちの巨額資産を預かっている。
世界は経済原則で動いている。中国、韓国の首脳が被災地を訪問したのも、原発の安全性を国内にアピールするため。自分たちの原発行政を進めるためだ。でも、その方針は正しいのか。本当に原発は安いのか。日本が仮に脱原発をしても、隣国が脱原発をしなくては意味がない。
(イスラム諸国は、経済原則とは違う動きかもしれない)
最近、やっとNHKでも、原発現場の作業員の問題を取り上げるようになった。定期点検や修繕では、現場作業員が必ず被爆する。すぐに癌にならなくても、内臓はやられ、歯が抜け、目鼻耳から出血したり、体はボロボロになっていく。各人が浴びる限界放射線量が決まっているから、作業員は大変な数が必要になる。
私は今日は、夕方から秋田へ向う。震災後、東北へ行くのは初めてだ。秋田は直接的には被災していないが、電力不足などで間接被害を受けている。来週は茨城県方面にも出張予定です。
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責任ある仕事の人が高い報酬をもらうのは当然だ。
しかし、一方で、責任ある人は、逆に責任も取らねばならない。
福島原発事故の補償の問題で、東京電力社員の給与?は、
平社員20%、管理職30%、役員報酬50%カットされる、とかされないとか。
平社員にどこまで責任があるのか、これはちょっとわからない。
しかし、%ではなくて、実額で示して欲しい。
役員報酬50%カットでも2000万円とか3000万円とかもらえるとしたら、福島の人たちは
許せないのではないだろうか。
生活最低レベルまで落としてもいいと思う。300万円くらい?
生活最低レベルとは、生活保護の家庭がもらう金額だ。
東電の社長が6月くらいで「けじめをつける」ために辞任するとか。
辞任なんかさせてはいけない。
死ぬまで無報酬で働かせるべきだ。
もしくは、国が?彼を告訴して、最低でも罰金刑が必要だろう。
現在の社長の責任だけではない。
うまく退任したこれまでの東電の歴代社長たちにも責任はある。
もちろん、あれだけの津波さえなければ、こんなことにはならなかった。
社長個人を責めるのは酷である、という意見もあるかもしれない。
しかし、繰り返すと、責任ある仕事だからこそ、高い報酬をもらっていたのだ。
責任をとって欲しい。
辞任すれば済むことではない。
先日の全国の市長選挙などで民主党が大敗して、今朝か昨夜のTVで原口が
「管さんは責任をとるべきだ」
などと発言をしていた。
この「責任をとる」とは辞任する、ということなのか。
もし、そうであるならば、原口にはがっかりだ。
辞任=「やめる」ということは、「放棄」と同じではないのか。
罪があるならば罰があるべきだ。
公開処刑でギロチンにでもするならば、わかる。
そういう前任者を見れば、後任の人間もそう簡単には無責任なことはできないはずだ。
責任も取れないならば、最初から庶民なみの報酬にすべきだ。
無能力であるならば、大それた仕事を請けるべきではない。
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7という数字は特別だ。
ラッキー7、
ウルトラ7、
パチンコの777、
震度も最高は7か。
そういえば、昔の主流のタバコといえば、
セブンスター(7つの星)があった。
タバコの名前も考えると興味深い。
ショートピース(短い平和)
ショートホープ(短い希望)
キャスター(投げる人)
いま、ハイライトは福島に当たっている。
福島原発事故の深刻度はレベル7。
チェルノブイリと同格だ。
Fukushimaは、あっという間に、世界的に有名な都市名になってしまった。
世界の歴史にも残るだろう。
Hiroshimaみたいに。
重苦しい日々が続く。
来週はドイツへ出張に出かけます。
彼らから日本がどう見えているのか興味深い。
成田からミュンヘンへ飛ぶルフトハンザの飛行機は、本来は直行便だったのだけど、
今は、韓国のインチョン経由だ。インチョンと成田間はドイツ人クルーが乗らないのかもしれない。
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さっき、連絡があって、直行便に変更になりました。
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東日本では余震が続く。
3月11日の大地震から、もう100回くらい余震があったのではないか。昨日も夕方、結構大きな揺れ(私は山梨県にいた)があり、震源は福島県で震度6くらいあった。今朝も通勤途上で揺れた。震源は千葉県北か。これも結構大きく、ダイヤが乱れた。今日の午後もまた大きな地震があり、震源は福島で震度6弱。
震度6と言えば、大変な地震なんだけど、これだけ続くと妙に慣れてしまう。もちろん、怖い。携帯には一斉に警告の緊急地震速報が入る。携帯が一斉に鳴り出すと不気味だ。
被災地での復興は少しずつ進んでいるようだ。しかし、例えば、工業製品で「結晶」を作るようなところは、強い地震があると製造中のものはすべてお釈迦になってしまう。金額にすると決してバカにできない被害だ。でも、誰も地震を止められない。もし、余震が1年も続けば、いくら工場を修繕して立ち上げなおしても、製造の意味はない。
うまい比喩が思い浮かばないけど、ウエディング・ケーキを作っていて、途中で転んで、倒して、最初から作り直す、という感じか。こんなことを繰り返していたら、とても仕事にはならない。
もちろん、仕事以上に、「命」(life)のほうが大切なのだけど、「生活」(life)が成り立たないと、命も「人生」(life)も厳しくなる。家や食べ物はもちろん、必要。でも、仕事がないとお金が手に入らない。国や東電からの補償は、結局は税金として帰ってくるだろうし。
いっそのこと、工場によっては、地震のない国に移転したほうが早いのかもしれない。
東北、東日本がとくにいろいろと大変なんだけど、結局、日本全体が大変になってくる。西日本は自粛は必要ないと思うけど、やがて影響がある。解決策は具体的に考えていかないと。決して対岸の火事ではない。
そして、もちろん、原発問題は、また、別格の問題だ。子供たち、将来の日本人のことを本気で考えてあげないとあまりに可哀想だ。
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