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音楽、映画ときたら、本もいるかな・・・と思い作ってみました。かなり傾向が偏ってますが、本が好きな方はどうぞ。

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「察知力」/中村俊輔

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 一時期話題になった「鈍感力」「質問力」や「段取り力」など、

今、本のタイトルに「力」をつけるのが流行ってるみたいです。

そこで今日皆さんにご紹介するのは、「察知力」という本です。

作者は皆さんご存知、サッカー日本代表のMF、黄金の左足を持つ男、

シュンスケ〜ナキャム〜ラ〜(外国のリポーター風にw)でございます。


 さて、この本を手に取りタイトルを見た時は、「俊輔、お前もか。。。」と思ったもんですが、

いざ中身を読んでみると、結構いいこと書いてるじゃん。と即買い。

まぁ、どこまで彼が書いてるのかは定かではありませんがw

つまるところ、この本の概要は俊輔がコレだけの成功を収めたのは彼の「察知力」が優れているから。

そこで彼は今までどのように「察知力」を高める工夫をしてきたか?

「察知力」はどのような場面で発揮されるのか?

んでもって、その「察知力」とはなんぞや?ってことになるわけですが、

簡単に言えば、「周りを良く観察し、今自分が何をすればいいか考えられる力」

まぁ、俗に言う「空気が読める人」というのもコレと近いものがあると思います。

コレはサッカーに限らず、普通に働いてても求められる事でしょうし、

また、生きていく上で身に付けておきたい力のひとつ。と言っても過言ではないと思います。


 なので、ビジネス書として読んでも結構役立つ事が多い本だと思いますし、

また、彼のサッカーに対する思いや、今までの経験なども結構詳しく書いてあるので、

サッカーや俊輔に興味がある人が読んでも、読み物として楽しく読めると思います。

しかし、この本を読んで改めて感じた事は、あれだけ華麗なプレーの裏側には、

影での地味な努力があるんだなぁ〜ということです。

自分自信をを知る事とか、わかっちゃいるけど意外とできない事がちゃんとできてたり、

凄い人って言うのは案外普通の事を当たり前にこなす人のことを言うのかな。と思いました。

今は右足首のケガもあって、次の試合は危ぶまれていますが、

Wカップに出れるように、俊輔も日本代表も頑張って欲しいですね♪



では、内容とは何の関係もありませんが、日本代表→君が代って事で、

微妙に繋がってませんがw 僕的に一番好きなヴァージョンを聞きながらお別れしたいと思います。

まぁ、F1の日本グランプリのやつですが、その辺は気にしないでくださいw

「私の男」/桜庭一樹

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 この書庫もだいぶ放置していたので、そろそろ更新してみたいと思いますw

さて、本日紹介するのは桜庭一樹の直木賞受賞作「私の男」です。

この本は表紙の絵が気に入ったのと、タイトルが気に入ったので購入したのですが、いやー。凄いw

全編を通してなんともいえない複雑な空気感、やるせない気持ちが漂ってきます。


 物語のあらすじは、主人公は腐野花(相変わらず凄い名前だ。。。)と、義理の父親の淳悟。

もともと2人は親戚同士で、津波で家族を失った花を一人暮らしの淳悟が育てていく。

その中で、2人は人が越えてはいけない線を越えてしまい、離れられなくなってしまう。

部屋の中には腐乱死体、ネガが入ったままの古いカメラ、そこで愛し合う2人の男女。

タブーなテーマを完璧に描ききった、桜庭一樹の問題作であり傑作。

僕がこの本の帯に書くならこんな感じですかね?www


 この物語の時間軸は逆のベクトルになってるので、2人がどのような最後を迎えたかは

書かれていません。(まぁ、大体の想像はつきますが)

時間軸を逆に置くことによって2人の関係性をどんどん紐解いていけるので、

この文の構成は僕としては、かなりいい感じでした。

しかし、何よりも特筆すべきは桜庭一樹の文章力ですね。

この作品は人間の汚い部分、純粋な部分が凄く前面に押し出されていて、人間の本質が鋭く描かれている

と思います。中でも2人が絡み合うシーンは非常に生々しく、よくここまで思い切って書けるなぁ〜

と思いながらも、いやらしさが無く、どこか不思議な魅力を感じました。

また、登場人物はそんなに多くないんですが、それぞれのキャラ設定が上手くて、みんなそれぞれに

適度な個性と普遍性を持っているので、頭の中で想像しやすい感じで、読んでて楽しいですw

それに、伏線の張り巡らせ方も実に巧妙でよくできていると思います。

まぁ、全体として入り込みやすい世界観が形成されているのではないでしょうか。

少なくとも僕はこの物語の世界観にかなり引き込まれましたw

アブノーマルな性描写には抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、

それ以上に家族のあり方とか、大切な人の存在を深く考えさせられる。そんな作品だと思います。


では、今日はこの本のイメージでショパンの「幻想即興曲」を聞きながらお別れしたいと思います。


「Fantasie-Impromptu Op. 66」/Horowitz by.Chopin

乙一/「失はれる物語」

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 この前、せっかくいい季節になってきたので、この本を読み返してみました。

乙一の「失はれる物語」という本で、短編集になっているんですが、

まず、この本はジャケ買い?(で正しいのだろうか?)

まぁ、とりあえず装幀がめっちゃ凝ってます。写真ではわかりにくいんですが、

表紙が濡れてるようになってますよね? その部分にプラスチックかなんか樹脂系の

やつが垂らして固めてあるような感じになっていて、初めて見た特には濡れてる?

って思ってしまいましたw 中も見開きでちゃんと文字が見れるようになっていたりと、

凄く凝っています。で、即買いw




 肝心の中身なんですが、全部で6つの短編から成っていて、どれも素晴らしいです。

多分、彼の作品の中では一番泣ける作品に仕上がっているのではないかと思います。

ちょっとグロテスクな作品が多いんですよ。彼は。。。

まぁ、この中では最後の「マリアの指」くらいだと思いますが。

それ以外は結構、ほのぼのとした感動系の作品が多いです。

ネタバレになってしまうので、あえて作品について言及はしませんが、

彼の作品には純粋なものが多いような気がします。まぁ、そのベクトルの向きは色々ですがw

結構この人の作品は読んで損はないと思います。


 ほぼ全ての作品を読みましたが、毎回あの手この手で飽きさせませんし、

今の若手の作家の中ではかなりの実力者だと思います。

文体も読みやすいし、ストーリーも結構きっちりしてて、ちゃんと落ちがある。

短編集なので、長編を読むような気負いは要りません。

なので、僕はリラックスしたい時は結構読みますね。オススメです。

また、前から乙一の作品を読んでみたかったけど、どれから読んだらいいかわからない。

って人にはこれが一番無難な一冊だと思います。

ソラニン

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 久しぶりにマンガでも紹介しましょう。てわけで、今回は僕が最近(といってもこの1年くらい?)

ハマってる 浅野いにお という漫画家さんの「ソラニン」というマンガです。

そんなメジャーな作品ではありませんが、絵とか作風、センスのどれをとっても好きですね。

あ、あとこのマンガは映画化されるらしいです。あまり期待せずに、公開されたら

一度見てみようかな。。。とは思ってます。

 

 これは、彼の作品のほぼ全てに当てはまる事かもしれませんが、

誰かしらの台詞が胸にグッときます。それだけ良い台詞が多いと感じました。

例えば、このマンガで言うと、主人公の種田の彼女、芽衣子のセリフ。


『東京には魔物が住んでおります。

   自分にはもっと違う道があるんじゃないか、
  
     もっといろんなチャンスがこの街のどこかに眠ってるんじゃないか、

      「人生のレールなんて外れちゃって自由になっちゃえばいいじゃん」
 
           という、黒いささやきがどこからか聞こえてくるんだ』


 僕は別に東京に住んでるわけではないけど、この心境がなんとなーくわかる気がする。

本当にこのままで良いのだろうかと考える自分と、

現状にある程度満足してしまってもういいや。って思っちゃう自分との葛藤。

まぁ、誰もがそれを抱えてるんだろうけど、マンガなのにこのセリフの持つ攻撃力は、

計り知れないなーと思いましたw

まぁ、他にも色々と良いセリフがあったりするんですが、ネタバレになるのでやめときますw


 このマンガは特に20代以上の人が読んだら面白いかも知れませんね。

ちょうどこの作品の主人公達と同じくらいの世代に当たると思うので。

それより上の世代の方でも、世界観とかギャグ的な要素だけで十分に楽しめるかと思います。

2巻で完結してしまうので、1時間くらいであっさりと読めますし、

元気がないときでも読みやすいので、リラックスがてらに読むことが多いです。

とりあえず、読み終わったらちょっとだけ生きることに希望が持てる。そんな感じのマンガです♪

小説版 「こち亀」

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 またまた、本の紹介になりますが、ちょっと面白いものを見つけてしまいました。

「こち亀」といえば、ジャンプで連載されてる超長寿マンガですが、

その「こち亀」が小説化されているではありませんか!Σ(-`Д´-ノ;)ノ?!

しかも、作者は原作者の秋元治ではなく、今をときめく超売れっ子作家達の短編モノw

気がつけば手にとってレジに並んでました。(・∀・)アハハ


 しっかし、流石は日本推理作家協会がバックについているだけのことはありますね。

大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逄坂剛、東野圭吾。

という超豪華な顔ぶれ!まるで小説版「We are the world」やん♪

直木賞作家が4人もいるしね。(´・ω・`)

特に大沢在昌はかねてからのファンで、「こち亀」も愛読してる

僕にとっては、買わないわけにはいかなかったのです。。。


 そんで、肝心の内容はというと、期待値ほど面白いという感じではありませんでした。

まず、半分くらいの人は自分の小説の世界の中と「こち亀」をつなげているので、

その元となっている小説がわからないと面白くないかも。。。。

でも、その分かなり斬新なものになっているのは確かですね。

大沢在昌なんかは、「新宿鮫」と「こち亀」をつなげちゃいましたから。

鮫島と両津が並んでいる姿を想像すると、かなり滑稽でしたねw

対極ともいえる世界観なのにうまく繋いだな〜と思います。


 後は、結構さらっと読めるので、今まで読んだことのなかった作家さんの

文章も読めるので、こんな作家さんもいるんや〜。と、新たな発見がありましたねw

ちょっと息抜きの時に欲しい1冊です♪

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