田舎に暮らす

自然と生き物と、畑仕事、田んぼ仕事の365日

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棒で叩いて麦を脱穀

イメージ 1午後、近所のおばちゃんがやって来た。「麦は、へえ(もう)片づけたけ?」「いやあ、それが…」

足踏み脱穀機を借りることになっているが、梅雨が終わってから運んできてくれると説明すると、「あれまあ、まだけー。これくらいじゃ、さっさと、やっちまわんと。どれ、おせえて(教えて)やらっか」

薪置き場から、細めで硬い丸木を選ぶと、シートを2枚重ねに敷いて、下屋に干してある麦の束をさっさか下ろし、シートの上にドサドサっと積む。

イメージ 2丸木の棒で麦の穂をたたき始めるので、「えー !、麦の粒がつぶれちゃいませんか?」「つぶれや、せんさ。こうやって、2束くらい重ねてやるだよ」

真似してたたくと、確かに粒が取れてシートの上に溜まっていく。「いつまでも干してるから、湿気(しけ)っちゃってるじゃん。カラカラに乾いてれば、気持ちいいくらいよく落ちるに」

「一反歩もやるわけじゃねえし、足踏みなんか要らんさ。このくらいなら、30分もあれば、できるさよー」。そりゃあ、「今日は、雨だけど、畑を見に行ったついでに、畑一枚分、草取りしてきた」と軽く言ってのける人だ。

イメージ 3我が家の麦全部を、30分でやってのけるだろうなあ。実際、ちょこちょこっとやっただけで、3分の1ほどを脱穀してしまった。たたき終わった束には、まだ麦がついている。

「湿気ってるから、全部落ちちゃ、いんよ。シートにくるんでおいて、天気のいい日に、また日に干してから、たたけば、ほとんど落ちるよ」

…脱穀したら、フルイで振るって、カラを取り除いて、唐箕にかけて、2日ほど天日干しする。粒を噛んでみて、カリッと音がしたら、ちょうどいい。紙の袋に入れて、保存する…

                                足踏み脱穀機より先に頼りにすべきは、昔の人の知恵と我
                                が体の腕だと知った。

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