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先日Twitterでこんなものを見かけましたが、みごとにリフティングしてますね〜 これは溶剤が塗膜と被塗物の間に侵入し、剥離させてしまうことで起こる「ちぢれ」と呼ばれる現象です。 これについて私は「普通のPSPではこうはならない」とつぶやきましたが、@neur0ner様のリツイートに気を良くして、今回はそれを検証してみたいと思います。 危険!よいこは真似しちゃダメ! まずは買ってきたPSP2000をバラします。 バラし方は色々なサイトがあると思うので、ここでは説明しません。ググってください。 モンハン3rdバージョンの納入塗料メーカーはM社ですので、同じメーカーのカラーで試します。 (確か2000のカラバリのパステルカラーは全部M社だったと思います。) バラしてる意味といいますか、シンナーが基板に入ると別な問題が発生しますので・・・ 注意!復旧手段がない方は試さないでください!! さすがにパンドラでも無理です。 シンナーを用意します。 今回は特に溶解力の強い一液型のシンナーを使用します。 (ちなみに車のプラスティックパーツは大抵ちぢれる) いくぞ!! シンナーで浸しておりますw 実験では30秒ほど放置してますが(撮影の時間がかかっているだけ)、なるべく早めにシンナーを払って拭いてください。 あまりゴシゴシ擦らず、まずはシンナーを払い落すことが先決です。 拭くのは後で良いでしょう。 うはっw第2波www1分に挑戦www まあ平気ですわな。 ちょっとパーツを外して見てみましょう。 ピントが合いませんが、UMDドライブの内側が白くなっているのが分かります。 今度は分かるかな? 端が白く溶けてますね。 実はこれ、プラスティックの樹脂パーツの素材部分が溶けてるんです。 塗装面はUVクリヤーによって保護されてますから溶けませんが、素材剥き出しの部分は被害を受けています。 こういう場合は触るとかえって指紋の跡が付きますから、シンナーを取り除いたら乾燥放置でOKです。 <<説明>> PSPは樹脂パーツにベースカラーとUVトップクリヤーがかかっています。 UVというのはウルトラバイオレット、つまり紫外線のことで、UVカットや紫外線吸収材などが配合されています。 このUV、硬いんですが実はクリヤーとしてはスカスカで、表面張力の低い液体や浸透力の強い液体は塗膜の中に入っていきます。 それが素材界面にまで達するとリフティングが発生しますので、そうならないうちに早めに払い落したほうがいいと思います。 実は結構危険なことをやっているんです。 これがPSP3000あたりになってくるとN社納入、ベース塗料が一液型だったりしてきますので、溶剤が浸透したあとの経過が少し悪くなるかも知れません。 しかし初期防衛はトップクリヤーの性能に依存しますので、ほぼ問題ないかと思われます。 ちなみに規格としては耐溶剤性のテストも一応はやっていますし、アルコール塗布1500回くらいのテストは携帯電話レベルでもやっていると思います。 ではなぜこれがダメかというと、グロス(艶)を下げるのにグロス調整材が入っているからなんですね。 これはシリカゲルやサイロイドのビーズと、艶出しにワックス分が入っています。 (M社のこれは更に特別な仕様らしいですが) これを入れると塗膜が更にスカスカになりますので、溶剤は確実に浸透していきます。 間違いなく一発アウトですね。 つまりコレとか これなんかもアウトというわけです。 <<補足>> 徐光液と一口に言っても様々あって、中の溶剤の配合によって強い・弱いなど千差万別です。 このテのものは内部溶剤に酢酸エチルや酢酸ブチルなど非常に強いものが入ってますから、いずれにしても注意が必要です。 以上、今回行った実験はあなたのPSPの無事を保証するものではありません。真似をして壊しても私は一切の責任を負いませんので、ご了承ください。 代替のボディを塗り直すくらいは出来るかも知れませんが・・・ それではモンハンバージョンのユーザーは特に気を付けてください。 |
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