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前回の記事の続きです。
山田町にある、鯨と海の科学館跡、瓦礫処理場。今回はここの取材です。 鯨と海の科学館の空間線量は0.06μSv/hほど。 敷地内は0.08μSv/hくらいまで変化します。 すごい瓦礫の山です。 見渡す限りの瓦礫の山…今から分別された全ての瓦礫を測っていきます。 キリがないので4つほどサンプル画像上げますが、大体こんなところです。 瓦礫を線量計で測るのは賛否両論あると思いますが、あくまで参考までに。 これが「放射性廃棄物」と呼べるレベルかどうか判断ください。 また空間線量の影響等受けていますので、それを差っ引いて考えてください。 それでは広域処理をされた瓦礫の方を測ってみましょう。 こちらのテントでは分別された木材などの瓦礫を洗浄し、乾燥後に粉砕するなど広域処理が行われています。 他の瓦礫に比べ格段に綺麗に処理されていますね。 地上50cmくらいのところに直置きです。 【実験】瓦礫を鉄板で軽く四角に囲い遮蔽してみました。鉄板で囲っただけでここまで下がります。 おそらく鉛で完全に遮蔽したらガイガーでは見えない数値になるでしょう。 ■俺の個人的な感想■ 100bq/kgという今の瓦礫の基準が適切かどうかは別として、この粉砕した瓦礫を対象にするというのは疑問があります。そもそも瓦礫の放射能汚染とは表面汚染を言うのであって、内部汚染などあろうはずがありません。ならば表面を計測すればいいものを、こうして粉砕してしまうと表面積は数十倍にも膨れ上がります。これがどういう事かというと、汚染レベルを分子・表面積を分母とした場合、確実に数値が下がる方向にいきます。これでは空間線量計には引っ掛かりません。 さらに100bq/kgという基準は重さあたりですから、混ぜてこれ以内に入れば良いという事です。つまり1000bq/kgの瓦礫と、その十倍もの汚染されてない木材を混ぜれば、この数値は達成できます。 言っておきますが、俺は瓦礫受け入れに反対だとか、山田町が汚染されてるとか言ってるわけではありません。基準がおかしいと言ってるだけです。とはいえ現実的にはこんなところなんでしょうけどね。 俺が空間線量計で瓦礫を測るのを間違いだという人がいますが、俺は瓦礫元の被災地の空間線量と、瓦礫が高レベル放射性廃棄物でないことを証明できればこれで十分だと思っています。それでも「N崎は間違ってる!」とおっしゃる方、どうぞご自分で測ってください。俺は一生懸命やっています。しかし俺の持ってる線量計でいちばん高価なのはRadiですから、これで測る他に方法がないのです。これが俺の精一杯です。もし食品測定器で測りたい人がいれば、今度行った時に瓦礫を貰ってきますので、お渡し出来ればと思います。 それでは次の記事、鯨と海の科学館周辺の様子をお伝えして終わります。 |
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ありがとうございます!
お正月に、山田町に帰省しましたが、こちらの方が町の様子もよく見れて、まだまだ掛かる感じがしました。
島田市が受け入れてくれていますが、ありがたいと思います。
瓦礫が無くなるまで、街作りは出来んのかなって思います。
どうか、沢山の方に、理解をしてもらいたいですね。
2012/5/27(日) 午前 8:49 [ めぐはん ]