N崎のblog

ゲーム改造やら動画撮影やらカラーエンジニアリングなど

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

いよいよ本番の塗装です。これで全てが決まります。絶対に失敗は許されません。そのため準備は万全にして、慌てたりしないように注意しましょう。

■用意するもの■
ブラックベース
マジョーラベース(アンドロメダ2)
シンナー
クリヤー
ハードナー
スプレーガン(メイジ・ファイナー、デビルビスFAN)
ストレーナー
ツナギ・保護具
エアーガン

■理想とする環境■
塗装ブース
ドライヤー付きエアコンプレッサー
強制乾燥機
気温20度付近
湿度70%付近
危険物第四類乙種免許
ツナギの下は全裸推奨(ゴミ防止のため)

■注意事項■
静電気による発火に注意
勘違いしてる人がいますが、エアブラシでは塗れません。自動車用スプレーガン推奨です。

■作業開始■
イメージ 1
絶対に保護具を着用してください!くれぐれも事故により目など負傷しないように。

イメージ 5
まずはカラーベースの塗装からです。マジョーラはカラーベースがブラックですので、このベースを薄くするために黒Wiiを選んでいます。今回は特別に高分散型の高漆黒性ブラックを用意しました。シンナー希釈は100%が推奨です。それ以上希釈したほうが塗りやすいですが、溶剤分が多いとABS樹脂にダメージを与えてしまうかも知れないので100%固定がいいでしょう。溶剤テストは前回の一号機の時にやっているので今回はパスします。塗料密着のメカニズムの一つとして、この溶剤の溶解力によるスタックを期待します。溶解力が強すぎると旧塗膜を破壊するのでNGですが。

イメージ 8
パーツのひとつひとつを丁寧にシリコンオフで綺麗に脱脂します。ここで手油などが付くとNGです。

イメージ 6
シリコンオフを除去しゴミを綺麗に吹き飛ばしてください。もちろん身体じゅうのゴミも全部です。徹底的にチリやホコリなどをなくしてください。

イメージ 7
塗装作業中は一人で撮影出来ませんので写真は少なめです。まずはブラックベースをバラ吹きしてハジキがないことを確認し、艶を出して2回塗ります。このときゴミが付着したら、ゴミの除去からやり直します。今回は塗装の紹介なので中研ぎはしません。塗り終わったら一度乾燥させます。指で押しても指紋が付かないくらいまで乾燥させてください。

イメージ 9
次はいよいよマジョーラベースの塗装です。今回はコスモコレクションの「アンドロメダ2」を使います。こいつはクロマフレア顔料のシアン・パープルと言って、正面がシアニンブルーで斜めがパープルになる色です。

イメージ 2
こいつを10回ほど塗装します。塗れば塗るほど発色が鮮やかになりますが、塗膜が厚くなるとパネルが組みつけられなくなったり、クリヤーを吸い込んでグロスが低下したりします。Wiiだとおそらく10回くらいが限度ではないでしょうか。薄く均等に丁寧に塗り込んでください。途中ちゃんと乾燥時間を入れ、塗膜が中膿みしないように注意してください。当然たくさん回数を塗りますから、それだけゴミも付きやすくなります。ゴミの付着には細心の注意を払ってください。

イメージ 3
ただしフロントパネルだけは10回も塗ってはいけません。

イメージ 4
このWiiの文字を透かせるためにギリギリの膜厚で止めてください。

イメージ 11
ベースの塗りあがりはこんな感じです。こいつをしっかり強制乾燥させます。乾燥機がない場合は自然乾燥でもいいですから、しっかり完全に乾燥させ塗膜内の溶剤を飛ばしてください。ここで乾燥が足らないとクリヤー塗装後にブヨブヨしたりします。

イメージ 12
さあ最後のクリヤー仕上げです。これの塗り肌で全てが決まります。今回は気温の関係上、口径の大きいガンを使用し、シンナー希釈を上げてしまったため、結果的に薄膜仕様になってしまいました。流さないように細心の注意を払って塗装します。

イメージ 13
これもバラ吹きをしたあと、艶を出してまずは1回塗ります。いきなりドカ付けしないように。特に側面を流さないように注意してください。

イメージ 14
乾燥するまでしばし休憩です。本当は一気に塗り上げたいところですが、中膿みを避けるためしっかりセッティング時間をおき2回目を塗ります。

イメージ 15
2発目を塗り上げました。これはしばらく乾燥させたあとの画像です。

イメージ 16
下処理のお蔭で表面の平滑性もまずまずです。

イメージ 10
Wiiの文字もちゃんと残っています。まだまだ塗装したばかりで額縁っぽくなっていますが、完全に乾燥すると落ち着いてくると思います。このフロントパネルだけは磨けませんから、出来るだけ完璧に塗る必要があります。

ここからすぐには強制乾燥させず一晩放置(オーバーナイト)してください。季節によっては強制乾燥時に表面乾燥が早まり、塗膜内に溶剤が残る可能性があります。いい物を作りたいなら、じっくり時間をかけることです。

それでは次回は磨き工程の記事になります。
それではいよいよ塗装前の最終準備、マスキングにいってみたいと思います。慣れない人は根気のいる仕事かも知れませんが、一日一個のつもりで、気持ちを落ち着かせて丁寧に頑張りましょう。

■用意するもの■
マスキングテープ細・中・太
ハサミ
カッター
爪楊枝など

■作業開始■

イメージ 1
フロントパネルのマスキングからいきます。足付けの時はマスキングしませんでしたが、塗装時は裏面に塗料が回り込むためマスキングが必要です。出来る所だけでいいですから、丁寧にピッタリするようにマスキングしましょう。浮いていると剥がれたり破れたりしますので、なるべくちゃんと貼ってください。

イメージ 2
こんな感じに貼ります。前回、一号機を塗ったときにはローディングスロットをマスキングで塞いでしまいましたが、あれはNGです。スロットとマスキングが塗料でくっついてしまうため、必ずスロットに沿ってテープを貼り、穴を塞がないでください

イメージ 7
本体のほうもマスキングしていきます。こういう接続部分を塗装してしまうと塗料の厚みで接続できなくなりますので、しっかりとマスキングしてください。

イメージ 9
私はシリアルナンバーのある底部は塗装しませんので、ここまでマスキングをします。

イメージ 10
上側もですね。カッターや爪楊枝などを上手く使い、綺麗に貼ってください。このマスキングが下手だと出来上がった時の見栄えが悪くなります。

イメージ 11
面倒ですが裏面もやります。もし万が一、裏面に入った塗料カスが基板にくっついて不具合を起こさないとも限りません。ただしファンの排気口はマスキングしないでください。塗料で穴が塞がってしまいます。

イメージ 12
こういう細かい部分も頑張って貼ってください。私はこれに30分費やします(笑)。

イメージ 13
さあ、ようやくマスキングが完成しました。

イメージ 14
いよいよ塗装台のセッティングです。やり方は個人の自由なので、あくまで参考程度にしてください。

イメージ 3
こんな風に台を作ります。

イメージ 4
両面を接着できるようにテープで細工します。

イメージ 5
上にパネルを被せます。浮かせて塗るためにこうしています。

イメージ 6
手で触るといけませんから、清潔な布で押さえて固定します。

イメージ 8
これで準備OKです。

次はいよいよ塗装です。
黒Wiiマジョーラ塗装(下処理編〜その1〜)の続きです。

イメージ 5
洗い終わったら綺麗に乾かします。

イメージ 6
マスキングテープを剥がして細部の手入れをします。爪楊枝を用いてラインの中にあるゴミを取り除いてください。乱暴にしてはいけません、ここも塗料ですので丁寧にお願いします。

イメージ 7
どうしても取りきれない角などは慎重に針などでお願いします。絶対にパネル表面に傷を付けないように。

イメージ 8
表面処理が終わりました。だいぶマットな仕上がりになっています。

イメージ 9
次は上部パネルやフロントパネルの準備です。

イメージ 10
このように塗装したくない所や傷を付けたくない所を丁寧にマスキングします。焦ってはいけません、一日一個でもいいのです。ひとつひとつ丁寧に時間をかければかけるほど綺麗に仕上がります。

イメージ 1
足付け前のマスキングはこんなものでしょう。

イメージ 2
フロントパネルはスカッフソフトのみで足付けします。ここは細心の注意を払って丁寧にしてください。力強く擦りすぎて白い文字を消さないようにお願いします。この白文字は使いますので。

イメージ 3
中までは足付けしなくて構いませんが、角の部分は行ってください。ここは開閉する場所ですから。

イメージ 4
こんな風に全部足付けして終了です。

次はいよいよマスキング編にいきます。
それでは分解したWiiパネルの研ぎ出し〜下処理の解説をします。ここからは車の修理をベースに解説しますので、道具もそれ用の物となります。

基本的に研磨の仕方を解説しますが、研磨する目的は
1.傷を取り平滑にするため。
2.塗料の密着を良くするため。
の2つになります。
塗料を密着させるメカニズムは、表面積の増大と塗膜の活性化・化学的なアンカーエフェクトによるものだとされていますが、実際にはまだ全てが解明されていません。PPを研いだら塗料がくっ付くかっていうと、くっ付きませんからね。

■用意するもの■
当て板
耐水サンドペーパー#2000
スカッフソフト(またはスコッチブライト)
台所用研磨剤
爪楊枝

■作業開始■
イメージ 1
パネルの傷や表面の凹凸除去するため、当て板と耐水サンドペーパー#2000を使って研磨します。

イメージ 2
その前にまず手を綺麗に洗ってください。これから本体パネルを研磨し表面に傷を付けますので、その傷に汚れや手油を付けないように細心の注意を払ってください。研磨した傷に汚れが入ると完全には除去できません。そうなると後々不具合の原因になりますので、絶対に汚さないようにしてください。これから毎回説明はしませんが、何か作業を始める前には必ず手を洗うようにしてください。

イメージ 14
耐水ペーパーの裏に、当て板をこのように当てます。

イメージ 15
そしてこのように折りたたんでください。

イメージ 16
パネルと耐水ペーパーに水を付けて表面が平らになるように研磨します。あまり一か所だけ力を入れすぎると表面が凸凹になりますので、均等に力を加えて研磨するようにしてください。

イメージ 17
少しずつ乾かしては傷が取れているか確認しながらやります。

イメージ 18
周囲に研磨を広げ均等に均します。ここは慎重に丁寧に行ってください。凹凸があると塗装や磨きのときに苦労します。ただしパネルの側面は研磨しないでください。いちばん面積の大きな所だけでいいです。

イメージ 19
終わったらエアーガン等で水を吹き飛ばし、表面の傷の具合を確認します。(エアーガンがない場合は乾燥した布で拭き取り、陰干ししてください。)傷が全部取れて表面の凹凸が隅々までなくなっていればOKです。

イメージ 20
乾燥したあと、シリコンオフで綺麗に脱脂しましょう。

イメージ 3
シリコンオフを乾かしているところです。

イメージ 4
研磨前のパネルと比べると、こんなに違います。表面に細かい傷で研磨されていることが分かります。

イメージ 5
最初に剥がしたゴム足の両面テープのノリが残ってないか確認し、残っていればよく落としてください。そのままにしておくとトラブルの元です。

イメージ 6
取り除きました。ドライバーで付けた傷が見えますが、これはゴムで隠れます。

イメージ 7
量パネルとも研磨し終わったら、塗装したくない部分や傷を付けたくない部分をテープでマスキングします。

イメージ 8
このような部分ですね。上部パネルの中は塗らない方が良いでしょう。ちなみに私はシリアルナンバーのある底部も塗装せずマスキングします。しかしそれだと縦置き専用になってしまいますので、横置きにしたい方はシールを犠牲にして底部も足付け・塗装する必要があります。

イメージ 9
マスキングが終わったらスカッフソフトの#1000番以上で足付けしていきます。塗装はこういう角が命です。剥がれるときは、こういう角から剥がれますので、キッチリ足付けを行ってください。

イメージ 10
こういう段差の中もきちんと足付けしましょう。面倒ですが時間をかけてひとつひとつ丁寧にやってください。万が一もう一度分解するとき、プラスティックの蓋と一緒に塗料まで剥がれてしまってはいけません。それから注意しておきますが、外した蓋やゴム足の裏の両面テープは粘着力の弱いものに交換しておいてください。再分解時の塗料剥離を防ぐためです。

イメージ 11
こういう角の中も足付けしておきましょう。ついでに説明しておきますが、先程、パネルの側面は耐水ペーパーで研磨しないように言いましたが、それはこの文字も研磨してしまわないようにという意味でもあります。

イメージ 12
それでは下処理の仕上げです。スカッフソフトと台所用研磨剤を使います。本当はウォッシュコンパウンドを使用するのですが、不当に高い金額を要求されます。なんで洗剤が何千円もするのか分かりませんが、そんなもの使わなくてもこれで十分です。

イメージ 13
今度はWiiパネル全体を(側面も含めて)洗剤を付けて丁寧に足付けします。マスキングしていないところは全部です。

イメージ 21
終わったら綺麗に洗いましょう。

黒Wiiマジョーラ塗装(下処理編〜その2〜) へ続く
前回の記事に引き続き、Wiiの分解を続行します。

イメージ 10
最後はメイン基板の取り外しです。このフィンを止めている4本のビスを外します。

イメージ 11
するともう基板が外れますので、必ず手袋をして基板に指紋が付かないようにして取り外してください。金属部分に指紋が付くと酸化の原因にもなりますし、拭き取っても落ちなくなります。

イメージ 12
外したネジは刺さってた部分に戻してテープで固定しましょう。

イメージ 13
このスポンジみたいなやつの場所も覚えておいておいてください。(修正:済みません、スポンジ横だったって教えて頂きました。皆さんご自身で確認してください。)

イメージ 14
ようやくバレました〜汗。

イメージ 16
ざっとこんな感じになりますね。組むまではパーツを失くさないようにしっかり管理してください。

イメージ 15
基板は汚さないように柔らかいもので包み、大事にしまっておきましょう。

イメージ 17
さてこれで終わりではありません、フロントパネルの分解がまだです。

イメージ 1
裏返して配線を外していきます。一応、配線を通すルートを写真を撮るなどして記録しておいてください。

イメージ 2
配線はここまで外せばOKですので、あとはネジを外していきましょう。

イメージ 3
ネジを外したらスイッチ類のストッパーが外れます。

イメージ 4
スイッチ類を取り外していきましょう。

イメージ 5
あとは順番に残ったパーツを外していくだけです。ガイド部とインジケーター…

イメージ 6
クリアパーツを外して…

イメージ 7
付いていた通りに被せておきます。

イメージ 8
ネジも固定しておきましょう。

イメージ 9
こんな感じにまとめておけば分かりやすいでしょう。

以上でWiiの分解は終了です。次はいよいよ塗装前の準備に入ります。

全1ページ

[1]


.
N崎
N崎
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

最新の画像つき記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事