|
引き続き、ミニー・オー!ミニーのお話です。
よく他の出演者の映像が少ないとの意見を頂きます。
これは私の趣味趣向によるものも多分にありますが、メンバーとポジションを決めて撮影しています。
とはいえ、好き・嫌いだけでメンバーの選出は出来ません。
選出の基準は以下の通りです。
1.人気があり、それなりの需要が見込めること。
2.ファン側の好き・嫌いが少ないこと。
3.安定した実力と定評があること。
4.その人ならではのオリジナルの技や独創性があること。
5.ビジュアル・アクション共に、映像にしたとき見栄えがすること。
6.その配役に合っていること。
7.全体との調和が保てること。
先日は1〜3について述べましたが、特に2は大切です。
アップ画像にも好き・嫌いがある様に、出演者についての好みもハッキリ分かれる場合があります。
この辺のバランスがうまく取れていないと、作品の感想に人事的な改善要望が集中します。
4については、私がベストメンバーを選ぶ際に特に重要視していることで、その人を選ぶ最重要基準がこれです。
他人には複製出来ない技や個性、映像化したときに、いちばん光り輝くのがこの部分だと言えます。
従ってこの個性が似通ってしまう人(いわゆるキャラが被る人)は同じ映像には入れられません。
5について、まずビジュアル面ですが、これは説明の必要がないでしょう。
映像ですから、このビジュアル面が優れているというのは当然必要になってくる要素です。
次にアクションについてですが、実際に肉眼で見るのと映像化するのとでは少し違ってきます。
その人のダンサーとしての資質がどうであれ、会場で見て楽しむのに適した人と、映像にしたときに見栄えのする人とは、必ずしも同じではありません。
映像化する際、まずは編集に必要なカットを用意し台本を立てますが、そのカットで見栄えのする動きが出来る人が望ましいです。
映像には多少の誇張や嘘があり、迫力を出すために通常では有り得ない角度からの撮影もします。
そのカットに合った動きの中で、多少オーバーアクション気味だと、迫力も出て申し分ないですね。
ただ単純に可愛いからとか、笑顔が良いからだけではいけません。
6つめの配役についてですが、何にしてもイメージというものがあります。
その人の持つ個性とポジションとのイメージが合っている、またはそのポジション内で要求される能力を持っていることが重要と言えます。
これについては、あらためて個別にコメントしたいと思います。
最後に、いちばん重要なのが全体との調和です。
今回の作品はシンガー2人を中心に、大人のイメージを意識した配役にしてあります。
何よりもこの2人の雰囲気に合っていることが重要です。
これは踏み込んではいけない聖域かも知れないので、あまり詳しく書きませんが、ミッキーミニーに至るまで意識しています。
また全体との調和という意味では、各パート毎のダンサーの熟練度や相性なども考慮しています。
具体的には、オープニングには明るく元気で若々しい2人をメインで起用し、サルサなどの見せ場は逆にベテランで揃えています。
相性については私の主観ですから一概には言えませんが、にゃん・細・コウの3人は見ていて仲が良いと感じます。
相性の良いメンバーを起用することの利点は、全体の動きが良くなることと、個人的な絡みがあり、それらが映像に反映されることです。
意見を頂く中で最も多いのが「〜さんを入れて欲しい」というものですが、上記の理由で全体のバランスを考えると起用できない場合があります。
これらの要素を満たすことが私の撮影メンバーを選ぶ基準となっています。
|