N崎のblog

ゲーム改造やら動画撮影やらカラーエンジニアリングなど

PSPリペア

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

■剥がれの検証■
イメージ 1
今回は限定色の黒赤PSP3000に見られる特有の不具合修理をします。

イメージ 2
実はこのモデルに多く見られるのがバックプレートの塗装剥がれ

イメージ 3
同じロットに集中して下地から剥がれています。

イメージ 10
これと同じ症状のシェルが、こうちゃんから届きました。今回はこれを修理します。

イメージ 4
見ての通り、完全に下から剥がれており、凝集破壊ではありません。

イメージ 8
既にリフティングしてしまっています。

イメージ 5
スポットの剥がれも観察されます。

イメージ 6
こちらはネジ穴の周囲から

イメージ 7
バッテリーカバーの上部

イメージ 9
オープナーも

イメージ 11
どこまで剥がれるか剥離してみましょう。

イメージ 12
途中まで綺麗に剥がれます。

イメージ 13
バッテリーカバーはこのくらいしか剥がれませんでした。

イメージ 14
不思議なことに、このモデルは両端だけが剥がれており、UMDカバーの剥がれは一つもないんですよ。

IR検査で調べた結果、剥がれた部位からはハンドクリームに似た油成分が検出されました。

実はこれ中国ラインで生産しているんですが、中国の工場作業員がハンドクリームを塗ったままシェルを持ち、自動塗装機にはめていたんです。だから両端だけが剥がれるんですね。

注意して欲しいのは、この剥がれはメーカークレームで保証がききます。
つまり自分で修理する必要はありません。無料で交換してくれます。

今回は、俺もこうちゃんも分解してしまったので、メーカー保証の対象外です。
なので予定通り修理します。



■研磨作業■
イメージ 15
さて、送られてきたシェルにはUMDカバーが付いてないのでダミーを付けて作業します。

イメージ 16
いつもの様にテープを貼り、角を整えながら研磨します。

イメージ 17
またテープを貼り直して面出しも行います。
なるべく平らに砥ぐ必要があります。

イメージ 18
剥がれている箇所は下地まで全て剥離します。

イメージ 19
ベルトラインに着いた少量の塗料も研磨して剥離しておきます。

イメージ 20
もちろん、ネジ穴も研磨します。

イメージ 21
これ以上剥がすと逆に凹凸が出来てしまうので、限界を見き分けてストップします。



■サフェージング■
イメージ 22
ベルトラインにマスキングをして塗装準備

イメージ 23
プラサフ塗装を施したところ

イメージ 24
中までは飛ばさないようにします。

イメージ 25
先程と同じ要領で面出しや足付けを行います。

イメージ 27
UMDカバーを塗装する人はリングの溝の中も研磨してください。
ここで手を抜くと剥がれの原因になるので、根気よく丁寧に行います。

イメージ 26
研磨が完了したらベルトラインにマスキングをして塗装準備に入ります。
ベルトラインモールのクリアランスは非常に小さいので、ここに塗料を沢山着けてしまうと電源スイッチが動かなくなります。



■調色〜塗装作業■
イメージ 38
塗装前に色合わせを行います。

分析の結果これに使われている顔料は、ジケト・ピロロ・ピロール・レッド、キナクリドンバイオレット、カーボン、チタンであることが分かっています。更に下地が顔料練り込みの生地による合成色なので、合成したスペクトルがメタメリズムを起こさないよう、波長の異なる光源で何度も確認しながら色を調整します。これはプロでも数日かかります。

何故そうするかというと、太陽光や蛍光灯・またはその他の光源の下でオリジナルと色が違って見えてしまうからです。

イメージ 39
赤はなかなか染まらないので、反射率の合ったピンクを最初に塗装しておきます。
(反射率が合っていればグレーでも構いませんが、ピンクにした方が鮮やかに色が出て、最終膜厚を少なくすることが出来ます。)

ここでもベルトラインのマスキングは忘れないようにします。

イメージ 40
下色の塗装が終わりました。

イメージ 41
ここで早めにマスキングを剥がし、新しいテープでやりなおします。
でないと膜厚がつきバリが出ます。

イメージ 42
この様になりました。

イメージ 43
塗装作業の説明は省略しますが、最終的に合わせた色を塗装し終わったところです。
テストピースのカラーが再現されているかよく確認します。

クリヤー塗装前にまたマスキングをし直して、最終コートの前に剥がし、最後の一回だけ全体的にクリヤーをかけます。



■磨き作業〜最終確認■
イメージ 28
塗装が終わったら強制乾燥し、磨き作業に入ります。
全体の艶を整えるためです(腕に自信がある方は不要です)。

イメージ 29
塗装済のシェルと、未塗装のシェルの、バッテリーカバーのみを交換して色が合っているか確認します。

イメージ 31
色・艶ともに違和感はないようです。

イメージ 30
太陽光でもご覧の通り。

といっても、工場では塗装したシェルを、シェル本体・UMDカバー・バッテリーカバーの3つのパーツに分解して保管し、組立て工程でそれぞれランダムに選んだパーツを組み合わせています。そのため生産ロットにより多少色が異なります。(皆さんのPSPも確かめてみてください)



■こうちゃんの家での作業■
イメージ 34
こうちゃんの家に無事に届いたようです。(写真は、こうちゃんが撮影したもの)

イメージ 35
オリジナルのUMDカバーも違和感なしとのこと。

イメージ 36
組立て中

イメージ 37
起動テスト

イメージ 32
OKのようです。

イメージ 33
無事、完成しました。
今回修理したPSP3000は、こうちゃんの甥にプレゼントされたそうです。
磨きについては前回の記事で検証しましたので、今回は細かい手順や問題点を記載します。
イメージ 1
さて、前回はモニター部品のみ研磨を行いました。
今回は本体の分解から行いますので、とりあえずここまでバラしてください。(分解記事はこちら
基板は持ち上げるだけでいいので、上部のフレキシブリケーブルは付けたままでいいです。

イメージ 2
モニターさえ外せば、あとはバラす必要はありません。

イメージ 10
いつもの様にシェルの隙間から爪を入れて分解します。

イメージ 11
ここの接点を外します。

イメージ 12
このように割れました。

イメージ 13
周囲に傷をつけたり、汚したりしないようマスキングします。
(研磨には水を使うので、不安な人はビニールで防水してください)

研磨作業は前回の記事を参考にしてください。

イメージ 14
磨き終わりました。

イメージ 15
UVコートを総剥離してしまうと、素材のPCは非常に柔らかいです。
せっかく磨いたスクリーンに傷をつけないよう保護シールを貼ってしまいましょう。

イメージ 16
詰まったコンパウンドや汚れを取ります。

イメージ 17
出来るだけゴミを払って取り除きます。

イメージ 3
ゆっくりとマスキングを剥がしていきます。

イメージ 4
どうしてもスポンジが剥がれてしまう部分が出てきます。

イメージ 5
ちょっと真ん中が大きく剥がれちゃいましたね。これは油断しました。

イメージ 6
問題は両面テープ部分にも研ぎ粉が浸透している店です。
ダメなら貼り直してもいいですが、この程度なら我慢して使いましょう。

イメージ 7
さあ組み終わりました。

イメージ 8
どうです?これ磨いたの分かりますか?

イメージ 9
俺が見たところ、新品同様に見えます。

まあ若干の問題点はありますが、もともと傷だらけだったことを考えると、だいぶ良くなったと思いますよ。
これから修理方法の最適化を検討したいですね。

イメージ 18
また部分補修であれば、ペーパー後いつもの方法でOKです。
イメージ 1
PSPgoのスクリーンですが、今までどうにも固くて磨けませんでした。
てっきりガラスだとばかり思っていましたが、頑張れば少しだけ磨けることが分かりました。

イメージ 2
今回、こうちゃんから研磨テスト用のモニターを譲ってもらいました。

イメージ 7
今まで非分解だとばかり思っていたgoの液晶モニターですが、

イメージ 8
なんと分解できることが分かりました。

イメージ 9
この様に分解できます。

イメージ 10
スクリーンは接着剤ではなく、オイルのようなもので密着しているだけでした。
しかし、だからといって修理に役立つわけではありません。

イメージ 11
今回は分解せずマスキングをした形でトライします。

イメージ 12
裏面もフルマスキングしてください。必要ならば防水した方がいいでしょう。
普通は本体から外さないでやった方がいいです。

イメージ 13
まずは水研ぎ#2000番でやってみましたが、硬くてダメです。

イメージ 14
当て板を使って研磨しましょう。

イメージ 3
中に模様ができているのが分かりますか?
これがコーティング剤だと思われ、えらく硬いです。(後から調べたらUVクリヤーでした)

イメージ 4
どうやら液晶が平滑でないので、残った部分を手で研磨しコーティングを除去します。
一箇所でもコーティングの下を出してしまったら総剥離する必要があります。
UVコートを残らず除去するまで研磨作業を続けます。
【注意】この時、角を削ってしまい過ぎないように注意してください!

イメージ 5
仕上げにポリッシャーで磨きます。
スクリーンの材質はPCです。コーティングよりも柔らかいので磨きは楽です。

イメージ 6
とりあえず総剥離後の磨きは成功。
あとはこれにフィルムを貼って使えばいいですが、平滑に研磨できてないとフィルムの密着が悪いかも。

次は修理方法の実用性の検証をしてみたいと思います。

PSPgo液晶不具合修理

イメージ 1
液晶が映らないといって修理に預かったPSPgoです。

イメージ 2
液晶交換してみます。

イメージ 4
ありゃ?組んでる途中に変な沁みを発見!

イメージ 5
ネジも錆びています。

イメージ 6
何と!ここに付いてるはずの金具がありません。

イメージ 7
しょうがねぇなぁ〜ってんで、応急的に金具を自作する羽目に。

イメージ 8
できた!

イメージ 9
これを取り付けてボディアースします。

イメージ 10
電池の下に敷くフィルムも無いようです、紙で応急処置。

イメージ 11
スライドした時に通電することを確認。

しかし映らない…液晶に強い光を当てると、うっすら映っているようなので、どうやらバックライトの故障らしい。こりゃあバックライトヒューズとなると俺には分からんね。んで、もう一度バラしてみると…

イメージ 3
何じゃこりゃあ?何かこぼしてるじゃないか?

と、そうこうしているうちに…
こうちゃんが修理方法を発見したという事で、こうちゃんに送ることにしました。
後はこうちゃんの続報を待ちます。頼んだぞ〜こうちゃん!
大した記事じゃなくて済みません。
イメージ 1
見ての通り、ストッパーが取れてしまいました。メインハーネスがスカスカです。
このまま付けてもモニターはまず映りません。

イメージ 2
で、応急措置にと思ったのが…テープを3回くらい重ね貼りして厚みを持たせるやり方です。

イメージ 3
不要な部分をカットします。

イメージ 4
差し込んでみると…ちょうど上手くフィットし抜けません。これなら大丈夫かも?

イメージ 5
見事、映りました!!でもこんなの、いつまでもつのかなぁ。

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


.
N崎
N崎
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新の画像つき記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

衛生対策製品クレベリンの姉妹ブランド
クレベ&アンドハンドジェルが新登場
今だけ。お試しキャンペーン実施中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
最大10万円分旅行クーポンが当たる!
≪10月31日まで≫今すぐ応募!
抽選で150,000名様に当たるチャンス!
マツモトキヨシで期間中何度でも使える
100円引きクーポン<Yahoo! JAPAN>

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事