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前回の訪問からおよそ2年が経過します。
広野町役場に来ました。 前回、0.48μSv/hあった交差点ですが ここまで下がりました。 アスファルトなので当たり前といえば当たり前なのですが、それでも下がったのはいいことです。 広野町役場の除染後の敷地です。 モニタリングシステムが設置されてますが表示はされていません。 おそらく建物の中だと思います。 さて、この2年間でどれだけ下がったかというと… 安定後の数値は驚異的! 確かに0.1μSv/hです。国の除染基準をはるかに下回っています。 でもちょっとやり過ぎな感じが… ここ広野町はミカン栽培最北端の地として有名で、役場の隣には、みかんの丘があります。 去年の暮れには、ここでミカン狩りが行われました。 http://www.town.hirono.fukushima.jp/sangyo/mikannnooka.html 3年ぶりにミカン狩り 旧避難区域の広野町2013.12.17 16:48
http://sankei.jp.msn.com/images/news/131217/trd13121716500006-n1.jpg
中止していた福島県広野町の「ミカン狩り」が3年ぶりに再開。町民を集めて盛大に行われた=17日午前、福島県広野町(撮影・大橋純人) 東京電力福島第1原発事故による旧避難区域、福島県広野町の町営ミカン畑で17日、3年ぶりにミカン狩りが行われ、町民ら約50人が味わった。
広野町は第1原発から南の20〜30キロ圏。温暖な気候で知られ、町ぐるみでミカンを栽培していた。原発事故後、食品基準値を上回る放射性物質が検出されたが、今年は基準値を大幅に下回った。
町の避難指示は2011年9月に解除されたが、今も約4分の3の町民は避難を続けている。千葉県市川市に避難し、今年4月に広野町に戻ってきた木幡尚子さん(30)は、次男勇人君(3)と参加し「元の町に戻るため、こういう取り組みはありがたい」と話した。 http://www.town.hirono.fukushima.jp/data/open/cnt/3/456/1/9gatu.pdf 暮れの検査ではCs134が不検出、Cs137が10Bq/kg前後というのは驚異的。 http://www.town.hirono.fukushima.jp/data/open/cnt/3/1111/1/hironomikannkekka.pdf ここも前回の測定より半分以下になっています。 広野町役場の周りを歩いてみると、大体0.2μSv/h前後でかなり下がった感があります。 しかし裏山にいくと驚きの事実が。 ご覧の通り、ここはただの道路で全く人の住んでいない場所です。 しかし徹底的に除染され、山が丸坊主になっています。 ここまでやらないと下げられないのか、個人的にはやり過ぎのような複雑な気分になりました。 |
東日本大震災(広野町)
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前回の記事の続きです。
役場の中に入りましたが、何と…3月11日のまま日付が止まっています。 まだ役場には限られた職員しかいません。役場の機能はいわき市に移してあるそうです。 役場の中には恐竜の化石の模型がありました。 この周辺は恐竜の化石が出るらしいです。 こちらにも広野町で出土した化石があります。 土器も出るようですね。 掲示板には町の放射線量などのお知らせが貼ってありました。 このように分布が色分けされています。 色分けはこのようになっており、ほとんどの地域が年間被曝量5ミリシーベルト以下とのこと。 役場の中には避難当時の物が沢山ありました。 災害用の毛布や… マスク 段ボールには東京電力の文字が こちらは水ですね。 乾電池や 4月の新聞など ■今回の広野関連Twitterまとめ■ 町の様子ですが、所々人の姿があり、お年寄りの姿が見られますが、それ以外はほとんど原発関係者です。住宅はまだゴーストタウンで、無人の家に飼い犬だけが繋がれていました。定期的に餌は貰ってるようですが、きっと寂しいのだと思います。町は物盗りが発生しないようにパトロールが回っています。 町役場の職員の方は少数で、まだ完全に機能はしていません。テーブルの日めくりカレンダーも3月11日のままでした。救援物資が積み上げられたままで、住民の方も僅か1割しか戻ってないそうです。役場の庭は芝生が全て剥がされ除染したあと国が定期測定をしています。 広野町は、線量的には原発20km地点が0.8〜1μ、町はアスファルト上が0.48μ、芝生や土の上が0.75μ、除染した役場の庭だけが0.33μといった感じです。役場の方は除染が完了しないと町民が戻らないと言っていましたが、俺はこの空間全てを除染するなど不可能だと思っています。 広野町役場の人の話。3月11日の広野町はすぐに停電になってしまったため状況が分からず、屋内待機を命じられたあと避難命令が出ました。避難所にいたせいかテレビもなく、原発爆発の映像を見たのは3月下旬だったそうです。今も住民のほとんどが帰らず、広野町では成人式は行われませんでした。 年末の被災地関連の特番、津波の番組はやっても、放射能で強制避難している地域の番組はやらなかった。一番やるべきはそこなのに何かタブー視してるんだろうか。広野に行っても4度も警官に職質をされ、撮るな撮るなと隠すばかり。そんな町に人を戻すのか。宮城や岩手では一度もなかった。 町の人口は5000人です。というのはすでにお聞きでしょうか。あと、帰ってこれない他の理由に、町にスーパーや病院、学校や職場、お年寄りの足である町民バスなどがきちんと戻ってないからというのもあるかと思います。 そして、避難区域内の楢葉町や富岡町などにも、町としての重要な機能があります。広野町だけが戻ったところで、周辺の町が戻っていないと、生活していくのが難しい、というのが実態かと思います。 関連記事:福島県広野町の線量報告 http://blogs.yahoo.co.jp/dcrvx2100momdvd/64943803.html http://blogs.yahoo.co.jp/dcrvx2100momdvd/64943921.html http://blogs.yahoo.co.jp/dcrvx2100momdvd/64977766.html 広野町の詳しい記事はジェニファーさんのブログでも公開されています。 |
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広野町が住民に帰還を呼び掛けてるとのことで、現状がどんな感じなのか見てきました。 ここは広野町役場前の交差点です。 広野町役場前交差点の空間線量は0.48μSv/hです。 役場前の庭は土を何センチが掘って除染した跡があります。 旗は測定用に立てられたものだそうです。 除染後の空間線量は0.35μSv/h ちなみに役場の横には、みかん畑があります。 みかん畑の前の空き地の線量です。 なるほど除染で放射能を半減させる効果はあるようですね。 役場近くの学校です。生徒たちを戻すため除染作業をしているようです。 学校近くの高台です。 ここでリアルタイムの空間線量が表示されます。 現在の空間線量率は0.75μSv/hとのことです。 ※2013年時点では、この線量計は撤去されています。 それでは役場の中に入ってみましょう。次の記事へ続きます。 関連記事 http://blogs.yahoo.co.jp/dcrvx2100momdvd/64943803.html http://blogs.yahoo.co.jp/dcrvx2100momdvd/64943921.html http://blogs.yahoo.co.jp/dcrvx2100momdvd/64977766.html 広野町の詳しい記事はジェニファーさんのブログでも公開されています。 |
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前回の記事の続きです。
JR広野町駅に来ました。もう運行が再開してるんですね。 こちらからも火力発電所の煙突が見えます。 駐車場の空間線量はこのくらいです。 駅の中ですが、人はあまりいません。 電車が到着しました。 利用客はまばらです。 電車が引き返してしまいますが、ここが折り返し地点なのですね。 町を移動します。商店街ですが人影はなしです。 国道6号線を南下して海岸線にきました。この辺は津波の跡があり、橋が落ちています。 おっ!川にヒトデを発見!でも持って帰れないだろうな。 堤防が決壊しています。 この辺から波が入ってくるようです。向こうに見えるのは火力発電所です。 周辺の村も避難解除されたとはいえ、ここにも人影はありません。 民家に繋がれたままの犬を発見しました。どうやら家の人はいないようです。 たぶん餌だけやりに来るのでしょう。置いてきぼりで、とても人恋しそうです。 この辺の詳しい写真はジェニファーさんのブログで公開されています。 次は広野町役場の記事に続きます。 |
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前の記事の続きです。
広野町の火力発電所にやってきました。ここも前回、車内で0.5μあった所です。 今は原子力に代わって火力発電所が電力を支えてくれています。 6号国道を南下して、二つ沼公園へ。 前回お伝えしなかったのですが、 ここは東芝の対策本部になっていました。 子供たちの遊び場が、この様に様変わりしています。 近くのコンビニは通常営業をしていました。 更に南下して海岸線へ出てみましょう。火力発電所の南側をグルっと回ります。 煙突の周りにゴミのような物が高く積まれています。 専門業者がゴミを扱っていますが、こちらは立ち入り禁止とのことです。 O-DENと書いてありますが…他のゴミ捨て場とはちょっと違うような。 火力発電所の周りには瓦礫置き場のような場所が数か所あります。 ここも立ち入り禁止だそうなので瓦礫を測ることは出来ませんでした。 海岸線に降りてみました。 この辺は津波に襲われています。 跡形も無くなっている家も 橋もまだかかっていません。 鉄屑や土嚢もそのままです。 堤防あたりは粉砕していますね。 海辺の空間線量は国道沿いよりずっと低いです。 この辺は崖の下にあたるので、放射能の直撃を免れているようです。 次の記事へ続きます。 |





