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読んで欲しい日記があります。
ほんとに なにげなく見つけたものですが、
ご本人さんも ブログ記事として使っても良いと言われてたので
拝借してきました。 但し 名前等は伏せてあります。
まるまるコピーはダメってあったけど
ほとんどコピーです。 ごめんね。俺君。 でもリアルな高校生の生の言葉を読んでもらいたかったのです。
俺君は高校二年生です。
 
 
 
 
 
 
2011年3月11日、俺の高校は午前授業だったんです。
で、部活も無かったので1人で真っ直ぐ帰ろうとしました。

地震が起きた午後2時46分、俺は地元へ向かうバスのバス停に並んでました。
(※このバス停の周りには違う場所へ向かうバス停がたくさん集結していて、人がやばいです)

平日の昼頃だったので、周りにはお年寄りの方がたくさんいて。
そして46分、いきなり携帯のエリアメールが鳴ったんですね。
エリアメールって普段なかなか鳴らないじゃないですか。
だから俺エリアメールって何なのかをすっかり忘れてて、鳴った時は
なんだこのメール、音でけーな(´・ω・)
くらいにしか思ってなくて

でも次の瞬間、あの地震が来ました。

もうね、あれは本当に命の危険を感じた。

スポーツをやってる男の俺でさえも、真っ直ぐ立ってられなくて地面に叩きつけられて

周りにいたお年寄りの方達も地面に倒れていて。
もう何が起こってるのか分からなかった。


地震は3分くらいたってやっと止まりました。


でも、止まったあとも大パニック。



今のは何だったんだろう
今からどうすればいいんだろう
何をすればいい?
どこに行けばいい?
家に帰る?
家にはどう帰ればいい?
母さんは?父さんは?弟は?姉ちゃんは?友達は?学校は?
まず誰に電話すればいい?
まず何をすればいい?

もうとりあえずパニック。

.周りを見渡したら、みんな携帯やスマホを一生懸命打っていて。
それを見て、そうだまず誰かに電話しようと思ったんです。

俺は確か、最初に父さんに電話しました。
でも繋がらなかった。

みんながみんな、一斉に電話してるから全っ然繋がらないんです。
例えるなら、元旦のあけおめメールが送れない状態と同じ感じ。

母さんにも弟にも幼馴染にも電話しましたが、誰一人繋がる人はいませんでした。
先生にも先輩にも後輩にも地元の友達にも繋がらなかった。

当然メールも送れないし、受信もできません。

バスも来ないし、電車も動いてないから帰れないし。
てかもう目の前の道路の地割れと隆起がすごくて乗り物が通れない状態だったし

何よりパニックになった人達が全員道路に出ちゃって下の地面が見えないくらい道路は人だらけで、普通の乗用車でさえも通れない状態。
さらに、電車が止まったから電車に乗るはずだった人が全員バスで帰ろうとバス停にやってきて更に大混雑。
周りに知り合いは誰もいなかったし、てかもう見えないし、なんか本当にどうすればいいかわからなかった´`

そしたら急に、知らない大学生のお兄さんに声かけられたんですよ。
「今スマホでワンセグ見てるから、一緒に見ないか?」って。
もうまじで泣きそうになるくらい嬉しかった…!

そして人があんまりいない場所に移動して、お兄さんとワンセグで状況を確認してました。
度々くる強い余震でなかなかその場から動くことができなかったので、ずっとお兄さんとテレビを観てて。
その時はまだ津波が来ることは知りませんでした。

そして数十分経ったくらいから、テレビに津波の情報とか他の地域の情報が流されるようになったんですけど
もうその映像をみて絶句しました。
さっきの地震がここまで酷いことになってるっていうのをそのとき初めて知りました。

俺と幼馴染、沿岸部に住んでるんですね。
だから大津波警報が出たときは本当にゾッとしました。

確かその日は母さんが仕事休みで、家には母さんがいたんですよ。
津波が早く来て母さんが巻き込まれたらどうしようとか、地元が無くなったらどうしようとか、めちゃくちゃ不安でした。

だからどうしても母さんの為にも早く帰ってやりたいと思って。
バスを待ってても時間の無駄だと思ったので、2時間かけて徒歩で帰りました。
ワンセグを見せてくれたお兄さんも途中まで一緒に帰りました。
歩いてる途中、いろんなものを見ました。

ぐっちゃぐちゃのバス停
ぐっちゃぐちゃの家や店
泣き叫ぶ子供
タクシーを取り合う大人達
ケガをした人達

怒鳴りながら喧嘩してる大人達が結構多かったです
俺の方が先にタクシーに声をかけただの、家で家族が待ってて早く帰りたいからタクシーを譲ってくれだの、いろいろ。
家で家族が待ってんのはお前だけじゃねーよ、こんなときに大人達がそんなんでどうすんだよ、って正直呆れましたね
まあその人の気持ちもすごく分かりましたが。

で、家に帰ったら家の前で母さんが座り込んで1人で泣いてて。
駆け寄ったら、「○○!」ってすっげー抱き締められて(笑)
良かった、良かったってずっと言われて。
そう母さんに言われたとき、改めてことの重大さに気付きました。

家は潰れてはいないけどめっちゃめちゃになってました。中身も外側も。
ちなみに我が家は全壊、幼馴染の家は半壊です。

あとから聞いた話だけど、俺達が住んでる地域は震度6弱か6強でした確か。
家の前で母さんと一緒に弟と父さんの帰りを待ちました。


そしたらずっと繋がらなかった携帯に着信がきたんです、地元の仲良い友達のSから。
電話に出て、ずっといろいろ喋ってて。
そしたらSが今家にいるって言ったので、俺はとりあえずSと会う約束をしました。
Sの家に向かいました。
(Sの家は結構海の近くにあります)


そしたら向かってる途中、横を消防車が通ったんですね。
で、乗ってる消防士らしき人に「もうすぐ津波がくるから戻れ!」って言われて。
でも正直俺は津波を甘く見ていたところもあって、そんな大きいのはこないだろって思ってました。
だから俺は戻らずにSの家へ向かいました。

そしたら消防士らしき人が「きたぞ!」って叫んだんですよ。

俺は
は?何が?(´・ω・)
って全然分かってなくて。

でも前を見たら、遠くの方にめちゃくちゃデカい黒い壁みたいなものが見えたんですよね。

津波って、透明でも水色でもないんですよ。
真っ黒なんです。びっくりするくらい真っ黒。
その黒い壁は津波でした。
めちゃくちゃでかかった。本当に壁みたいだった。

消防士さんに早く逃げろ!走れ!って言われて、俺は家まで全速力で走って。
で、母さんを連れて近くの小学校にいきました。
(その小学校は避難所になった場所で、俺もそこに1週間ほど避難してました)

そしたらその小学校に、幼馴染がいたんですよ。
もう本当に、思わず大泣きしました俺\(^o^)/


俺「うわぁぁあああああああ○○うわぁぁあああああああああああああ」

幼「どこにいたんだよお前学校にもいねーし心配したんだぞ!」

俺「うわぁぁあああああああうわぁぁあああああ」

幼「友達1と友達2は自宅戻ったから。あとクラスの奴らもみんな無事。お前家族は?大  丈夫か?」

俺「うわぁぁああああああああああああああああ」

幼「地元の奴らの安否とかわかるか?」

俺「うわぁぁあああああああうわぁぁああああ」

幼「おいww」





この違い。(笑)







小学校には地元の奴らも結構いて、安心しました。
この小学校、かなりでかいんですよ。
だからすごい人数の人が避難してきていて。

特に老人ホームの入居者の方達が多かったんですね。
寝たきりの人、歩けない人、目が見えない人がたくさん。
そしたらその小学校の先生らしき人が「この小学校にも津波がくるかもしれない」って言いだして。

1階に寝たきりの人や歩けない人・お年寄りの人たちをいさせてはいけないってことになって、その人たちを3階(小学校は3階建て)に移動させようってなりました。

その人たちを3階まで移動させるために、男の人が集められました。
もちろん俺と幼馴染もいきました。
そしておんぶして移動したり、ベッドごと持って移動したり。


1人のおばあちゃんを幼馴染と一緒に移動させてるとき、そのおばあちゃんにごめんね、ごめんねってすごい謝られて。
大丈夫ですよって言ったらこんなに迷惑かけるならあたしは死ねば良かったねって泣きながら言われました。
なんかそれを言われて俺も幼馴染も泣けてきて。
未だにその時のことが忘れられないです。
おばあちゃんは何にもしてないのに、なんで自分は死ねば良かったなんて言わなきゃならないんだろうってなんかすごい悲しくなりました。


つづく

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