にょじやまラーメン

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モノ・リミックスを聴くのも6枚目になると、
大体どれぐらいの期待値で聴けば良いか分かってきたつもりでしたが、
この『RUBBER SOUL』はその期待値を遥かに突き抜ける出来でした。

っちゅうか、今まで聴いてきた
ヴォーカルとバックが左右に分離した
「なんちゃってステレオ」のアナログ・レコードとか、
エコーが深すぎで、やけにツルツル・ピカピカしたサウンドの
「アナログの音を無理矢理デジタル風にしました」的なCDで聴いてきた
『RUBBER SOUL』は一体何なのかと。

今まで聴いていたのは粗悪なコピー盤の『RUBBER SOUL』で、
余計な贅肉が削ぎ落とされソリッドなサウンドになった、このモノリミックスこそが
クールでビターな味わい満載の、真の『RUBBER SOUL』だと思います。

各楽器の音の分離については、ステレオに軍配が上がるってのが通説のようですが、
いやいやそんな事はありません。
無駄に深くかけられたエコーがすっきりと晴れたせいで、
個々の楽器の音がハッキリ聴き取れます。

基本的に『RUBBER SOUL』は必要最低限のコンボで録音され、
オーヴァーダビングの楽器も、ほんのスパイス程度である事がよく分かります。
こんなに少ない楽器数で、こんなに豊かに音楽が表現できるのです。

このアルバムからのビートルズのサウンドの変化の理由として、
使用楽器の変化(ソリッドボディのギター、ベースへの移行)が挙げられますが、
モノ・リミックスを聴いて気付いたのが、リンゴのドラム・プレーの変化で、
バスドラムを使っての表現がより細やかになってるのが分かります。
それと今作でビートルズのエンジニアの職を辞するノーマン・スミスが、
非常に良い仕事をしているのが、新たな発見であります。

「Drive My Car」
 とにかく、全ての楽器の音が今まで聴いてたのと違い過ぎる。
 ベースやギターの重厚感、スティックがスネアを叩く音の生々しさが圧巻。

「Norwegian Wood(This Bird Has Flown)」
 アコギーの透明感が従来より増したのと、
 ポールのベースの細かいフレーズが生々しく伝わってくる。

「Think For Yourself」
 ファズベースの存在感が従来より大幅増。
 特に低い音がしっかり聴こえるようになった。

「The Word」
 レビューで書く表現として不適切なのは重々分かってますが、
 「とにかくカッコイイ!」の一言。
 ポールのベースを中心に生み出されるグルーブ感がハンパない。

「Michelle」
 ポールの書くラブソングって、基本この渋さが魅力ではないかと。

「Girl」
 ジョンのヴォーカルの細かいニュアンスがハッキリ伝わってきて、
 こんなに表現力豊かなヴォーカルを聴かせてくれていたのかと、
 ジョンの凄さを改めて感じ取れました。

「In My Life」
 ジョージのギターって、こんなに太い音だったんですね。
 あとスネアの「ビシィ、バシィ」ってアタック音が心地よい。

「Wait」
 このモノリミックスで、残酷なまで他の収録曲とのサウンドの違いが明らかに。
 アルバム『HELP!』の時に録音された曲だから仕方ないか。

「If I Needed Someone」
 こんなにリッケンベースが、この楽曲のサウンドを支配していたんですね。
 ジョンのストラトのキラキラ感も良い。

「Run For Your Life」
 楽曲はイマイチかもしれんけど、ジョンのアコギ、ジョージのエレキ
 ともにムッチャ良い音してますね。

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モノなのに音の輪郭がはっきりしていることが凄いです。

2010/5/23(日) 午後 6:48 でんでん

でんでんさん。
元々このアルバムは楽器数が少なかったのに加えて、
リミックスのおかげてモノなのに分離が良くなったんですね。

2010/5/23(日) 午後 10:04 にょじやま

一番好きなアルバムなので、是非これは聞いてみたいんですよねー。特に「Drive my car」と「In My Life」。どんな風に聞こえるのか気になります

2010/5/24(月) 午後 6:10 KID EGO

おー絶賛ですね!
モノによって一番差が際立つのはラバーソウルなのかも知れないですね。

2010/5/24(月) 午後 10:05 myokazu

どうでも良いですが「ギンギンの頼朝」に大笑いしてしまいました。

2010/5/24(月) 午後 11:24 たれきち

自分のブログでもモノ盤に尽いての事を過去何度も書きましたが
やはりこのアルバムネタになってしまうよね。
以前はそれほど好きでもなかったこのアルバムが超の付くほど好きになった理由は
オリジナルモノを聴いてしまったからと云う理由に他なりません。
全く別物と言っても良いくらいでは無いかなって思います。
本文でも取り上げられてますが、「ミッシェル」「イン・マイ・ライフ」なんていう
定番作品も
実は非常にロックな作品なのだというのをモノで学びましたね。
ちなみに、アナログ盤って内周の再生が難しく
ラウドカット盤の「ミッシェル」は溝が深いが故にベースが歪んだりしがちなのですが
そう云った事を解決するようなセッティング等もこのアルバムを味わう事で学べました。
とにかくビートルズの作品は全てが未来永劫なのですが
とりわけこのモノ盤はその中でも屈指のものだと思っております。

2010/5/26(水) 午前 7:29 たれきち

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○今回は、monoの音質はともかく!
このアルバムに収録されてる「ノルウエイの森」の
タイトルや歌詞の誤訳がずーっと訂正されてないのには
神経の太さを感じるのは
すきっぷだけでしょうかな?(苦笑)
今回は日本盤を見てないんで訂正されてるかもやけど、
「ノルウエイの森」と関係ないんで♪(笑)
「森」ってのが致命的なんやけども(苦笑)

2010/5/27(木) 午後 4:06 [ すきっぷ・どっぐ ]

KID EGOさん。
是非聴いて欲しいんですけど、各所で非難されてる通り、
ボックス単位でしか購入できないのが最大の難点ですね。
アルバム毎に購入できるようにして欲しいです。

2010/5/31(月) 午後 10:19 にょじやま

myokazuさん。
まだ全作聴いてないんですが、今の所一番感動したのは『RUBBER SOUL』です。
よい意味で裏切ってくれる作品が、この後出てくると良いんですが。

2010/5/31(月) 午後 10:20 にょじやま

会長。
頼朝から始まって、3代くらいまで将軍の名前を覚えたような記憶があるのですが、
今ではまったく思い出すことが出来ません。

2010/5/31(月) 午後 10:20 にょじやま

も一つ会長。
『RUBBER SOUL』まで聴き進めて感じるのは、
モノリミックスの最大の功績は、ビートルズが本来出していたハズの
太くて力強い音の復活だと思っています。
「Michelle」「In My Life」もメロデイは美しいのですが、
それだけに留まらない力強さも感じます。
とにかく、このモノリミックスを聴いて、
今まで以上にこのアルバムが好きになりましたよ。

2010/5/31(月) 午後 10:20 にょじやま

すきっぷ・どっぐさん。
このモノ・リミックスを借りた時に
訳詞までは見てなかったので、誤訳が訂正されたかは分からんですね。
ただ英語圏内の人にも、この曲に登場するwoodの単語の解釈は分かれるそうで、
birdって単語が使われる事から、邦題の「ノルウェーの森」は
あながち外してないかなぁとも思いますね。

2010/5/31(月) 午後 10:21 にょじやま

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