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塗装の終わったリオ・グランデ・タイプの機関車に燃料を積みます(笑)
これを使いました
石炭用の黒い砂?状のものです。以前は黒曜石を砕いたようなものが、各メーカーから出ていたのですが、最近、この手の地味な材料はすっかり影を潜めて、今やデッドストックではなく簡単に入手できるものは限られてきました。
IMONの石炭はただでさえファインスケール(1/87・12mmゲージ国鉄型)用に作られているので、1/80からさらにオーバースケールのリオ・グランデには細かすぎるのですが、仕方ありません。
車体にそのまま積んで固着するのではなく、ベースプレートに固着して着脱できる構造にしました。これで、旧いデッドストックパーツが入手できた時には、交換も容易になります。
炭庫ぴったりにはまる板を切り出します。白いプラ板や真鍮版では、着脱で角の色が剥げたときに目立ちそうなので、透明なポリカーボネート板から切出しました。
一層目は石炭ユニットの剛性を上げるため、メタルロック接着剤を均等に塗って、その上に石炭を撒きました。砂絵の要領です。
エポキシ系接着剤でも良いと思いますが、匂いがあまり好きではないので、やや高価ですがメタルロックにしました。炭素入りアクリル系2液混合接着剤で、ズバリ「炭」の匂いがするところも素敵です。
固着後、そのままでは石炭の積み具合が平板なので、さらに中央付近に石炭を指でつまんでパラパラと盛り上げるように形状を整えていきます。
国鉄大型蒸機では、石炭をホッパー状の機械を使って積むので、綺麗な山型になりますが、地方の炭鉱鉄道の想定では、そのような機材はありませんから、給炭台から人力で積み込んだらどんな具合か?を考えて形状を整えました。
積み上げた石炭は固着されていませんので、今度は異なる方法で固着します。
木工用ボンドを4倍くらいに薄めた溶液です
これを、整えた石炭を崩さぬように、スポイトでそっと滴下していきます
薄めたボンドなので、量が足りないと完成後、石炭が固着不足でパラパラと落ちてきてしまいます。石炭の間が白くなるくらい、たっぷりと滴下します。
木工用ボンドは乾くと透明になってしまうので、気にせずたっぷり滴下して大丈夫です。
一晩で固着します。ラップごと引き抜いてラップだけ剥がし、エッジ部分を少し整えたりして完成です。
ただ、今回は炭鉱鉄道ということで、石炭は国鉄機が使っていた豆炭ではなく、本当の砕石炭という想定です。
IMONの石炭は国鉄機を想定して艶のない(豆炭は艶消し状)、少しグレーっぽい仕上がりになりますので、それではちょっと物足りなく思い、上から艶有の黒ラッカーを吹いて、いわゆる「黒ダイヤ」状態にしておきました。
キャブの窓ガラスやバックプレートも入って、良い感じになりました♪
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へなちょこ雑貨店
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お盆休みから始めた、カワイのリオ・グランデ・タイプ改@北海道炭鉱鉄道風
まだがらんどうのキャブ内など、少しやりたいところはあるのですが、一応完成させました。
今回初の試みとして、塗装に最近一部の模型店でも扱っている黒染め風スプレー、トビカ・トップガード(マットタイプ)を多用してみました。
つまり黒色の蒸気機関車の場合、これを下塗りに使えば、その上に塗るラッカーもほんの僅かでよく、シャープな仕上がりが得られます。
また、主台枠(フレーム)部分など、それでもなお塗膜を薄くしたいところで、下回りなど陰になる部分では、そのままの仕上げとしても十分です。
今回はフレーム、テンダー台車、車輪、スノープロウなどがトビカ仕上げのままとなっています。
1本3000円前後と少しお高いですが、その価値は十分にあるスプレーです。
8月の工作ということで、ナンバーは8号機とし、ナンバープレートには赤では色気があり過ぎると思い、グリーンを入れました。
単体で見ると中々雰囲気が良く、1960年代当時から(カワイモデルにしては)名作と言われただけのことはありますが、なにせオーバースケールで、テンダー幅など38.5mm(1/80換算で3m!!)もありますww
このため、本来が3フィートナローである、本家リオ・グランデ鉄道の雰囲気(Sn3ゲージっぽい)も醸し出しています。
テンダーには大型蒸機並みの棒型モーターが入り、また放熱用に穴が開けてあるなど、「良く走り。丈夫で壊れない」カワイの面目躍如たる設計で、そういう意味では当時のカワイの良心とデフォルメ・センスのバランスが見られる好製品ではないかと思います。
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夏休みの工作でいじくりまわしている、カワイモデルのリオ・グランデ・タイプ蒸気機関車。
50年以上前のおおらかなモデルですから、あまり細かいところにこだわらず、全体のバランスを重視するのは前回も書いた通りですが、ちょいと気になるところがあります。
この部分は摺動部で、実物でも鉄の地金色に光っており、すなわち模型でもロッド類と同じようにシルバー系の地金色でないと、塗装して完成した際にちょっとよろしくないわけです。
そこで、シリンダーのスライドバー部分を、電気風呂に入れてやることにしました
今回は買い出しなしで手元の材料で銀色にメッキするために、棒ハンダを用いました。ハンダは錫と鉛の合金ですから、メッキ皮膜は柔らかくて弱いものの、ちゃんと銀色になるはずです。
原理は簡単で、サンポールの5倍希釈液が電解液(主成分は塩酸です)、陽極にメッキ母材を、陰極にメッキを掛ける対象物をつないで漬け込み、電流を流せば母材のイオンが移動し、対象物の表面に付着するわけです。
ネット上の例を見ると、大体300〜400mAくらいの電流で3時間くらい、ゆっくり時間をかけるのが、美しく仕上がるコツのようです。
乾電池電源でも可能なようで、そういった例もネット上では見られますが、ウチには今年模型クラブで競作した、メーター付きのトランジスタコントローラーがありますので、それを使います。
メッキ反応が始まると、上の写真のように泡が出て、メッキ対象物にハンダ合金が付着していきます、
実は反応は結構活発で、まるで磁石に付いた砂鉄のように、ハンダ成分がメッキ対象物にモサモサに付着していきます。
付着が進むと表面積が増えるからか、電流がどんどん上がっていってしまうので、時々コントローラーで調整します。
大体、メッキ開始時には1.2Vで300〜400mAなのが、上の写真の状態になると、0.7Vくらいに落とす必要がありました。
また、メッキ皮膜を厚くするために、時々取り出してこのモサモサを取り除き(流水と歯ブラシで簡単に落ちます)、綺麗なメッキ面を出してから再度メッキ作業を続けるのが良いようです。
できあがり♪
スライドバーがロッド類と同じ銀色にメッキされたのがわかると思います。これで、この部分無塗装仕上げでもOKです。
もっとも、ハンダをメッキしたわけですから、あまり耐摩耗性はないはずなので、走らせているうちに擦り減って剥げてきそうな気もします。
その時は、今度はちゃんとニッケルの母材を用意して、ニッケルメッキに挑戦してみようと思います。 |
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夏休み二日目、昨日はプチ鉄したので、今日は涼しいお部屋で模型工作
旧い機関車に、空制配管を施してみました
そこで、この時期を生き延びた古典機関車たちは、空制化といって空気ブレーキ用の設備を追加されるのですが、その姿を再現してみました。
手前がウチに来た時のお姿
ブログをさかのぼってみたら、もう手に入れて2年半近く、塩漬けにしていたようです(汗)
入手してすぐに、あまりにも古典的なドーム形状を修正し、アメリカ型の特徴と言えるカウキャッチャー、ベル、フロントマーカーライトなどを外しましたが、そのままお蔵入りとなっていました。。。
実は、元々空制化の早かったアメリカ仕様の機関車なので、後方蒸気ドーム横のランボード上にはコンプレッサーが立っており、キャブ下にはエアータンクも付いています。
しかし、空制化古典機の魅力は、いかにも後付けの空気配管ですから、そこを表現してあげないと「らしく」ありません。
空気はコンプレッサーで圧縮すると、ボイル・シャルルの法則に則って熱を持ちますから、それを冷やすための冷却管という折り重なる配管がポイントです。
基本、機器から機器までは継ぎ目なしの一本で管が通りますので、結構各部の直角や平行など、歪みなくビシッと決めるのは難儀します。
簡単な旋盤加工の挽物だったコンプレッサーのみ、ロストワックス精密鋳造パーツに交換しましたが、後は殆どの追加工作も自作で補いました。
元が半世紀以上も前の水準の模型ですから、今時の超精密パーツを多用すると、ちぐはぐな仕上がりになってしまいます。
バランスが大切です。
コンプレッサーの上半分はピストン部で、作動用の蒸気管と煙突後方までの排気管も表現。 ドーム上に突っ立ていたいた汽笛も移設し、ドーム上には安全弁を追加してあります。
反対側は冷却管のみでスッキリしており、好対照です
冷却管は実は平行ではなく、冷却時に結露した水滴が下りていくように、わずかな下り勾配が付くように曲げられています。
ただ、模型的には逆勾配にならないようにだけ注意して、なるべく平行に近く折り曲げた方が、模型としての「オトコマエ」が良いように思います。
後は前後を少しいじって完成かな〜
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先日の 50万ヒット記念模型 として制作した軽便気動車に、可愛い相棒を作ってやりました♪
こちら☆ 気動車はブリキ製ですが、コイツは紙から自作しました
プロトタイプはこちら
気動車との凸凹編成が軽便的に面白いので、模型の方は若干寸詰まりにアレンジしてあります。
元は三重交通の木造車でしたが、尾小屋時代に近代化更新を受けています
軽便的で良い感じ〜♪
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