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金剛山電気鉄道

朝鮮半島の金剛山。(クムガンザン)

金剛岩(ダイヤモンド)のような尖った岩の山という経緯から命名された山でした。

元来朝鮮半島を代表する観光地でしたが、この山へは立地条件が悪くて皆行くのに困難を伴いました。

時は日本統治時代の1923年、国鉄鉄原より分岐し、この山の麓内金剛までの100キロ以上を電化鉄道で開業したのが金剛山電気鉄道でした。

この鉄道の開業により金剛山は朝鮮半島の一大観光地となり、登山客や温泉、冬はスキー等が楽しめました。

そんな金剛山電気鉄道が1930年代に新造したのが、このデロハニ形電車でした。

イメージ 1


車体は日本車両製でクロスシートにトイレを完備し観光私鉄に相応しい電車でした。

調度同時期の日本車両製の車両、近鉄2200形、阪急デイ100形、東急3450形等に似ていますね。

しかし日本が戦時体制に入ると昌道と内金剛が不用不急路線になり休止。
終戦によって朝鮮へ引き継がれました。
戦後も朝鮮の手によって運行されていましたが、朝鮮戦争によって完全に破壊されてしまいました。

どことなく経緯が沖縄県営鉄道を思わせます。

今ではかつて京元線の鉄原付近にかつての鉄橋が残っているだけのようです。

イメージ 2


因みにこの電車のうちの1両は北朝鮮の将軍金日成が乗った事があったらしく、平壌にて保存されているようです。


ワタクシは20年前の鉄道ジャーナルの記事でこの鉄道の存在を知りました。
当時の日本の最新技術力を投じた電車だったようです。

今回原鉄道模型博物館でこの電車を初めて見ましたがやっぱり格好いいですね。

こんな電車が吊り掛けモーターを響かせながら朝鮮の山あいを走っていたとは感慨深いですね。

ひょっとしたら平壌に保存された車両以外も電車が意外な形で残っているかも知れません。
かつての満鉄ジテが電車に改造されて走っているように。

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