|
今日は土曜日だったけど、出勤。平日の残業代が全くないから、土日に帳尻合わせないと収入激減。リストラにあった気分。やばいくらいの減収、2割じゃきかないかもね。おまけに今年度からの数字目標がアップ。
やってられんわな。
んで、とりあえず外に出たけど、怪しげな霧雨が。
放射能、大丈夫かいな?
と気にしつつ、支店の東側エリアを探索。
まあ、株式か投信の予約を取ればいいのだが、値上がりしてて気分がよさそうなお客さんのところへアポなしで突入。
んで、86歳になるおばあちゃんのところへ。
高齢者へ押し売り、とかじゃないよ、投信の大口取引先。年間に数回程度売買してもらうが、エクイティものはほとんどセールスせずに、債券型投信を持ってもらってるので、ほとんどやられてない、どころか今週の為替の戻りで大幅な基準価格回復に気を良くしてる。
まあ、分配金が出ている間はそのままね、との返事。
この、お年寄りはまあ、絵にかいたようなお金持ち一家で、ご主人は会社経営で亡くなられてるけど、息子は某国外交官と大病院のお医者さん、孫は海外で仕事してて、さらに医者がいる。漫画に出てくるような、ざーます調の言葉を使う。
でもね、すごくクールというか、シュールというか、とにかくハイカラでおしゃれ。膝が出るかどうかのスカートに、厚くないお化粧に、とても86歳とは思えないほど元気で、海外にもしょっちゅう行くような人。おまけに為替とかの経済知識もそこそこあるし。
何がクールというか、海外在住のお孫さんと、ほぼ毎日、スカイプでいろいろ話をするんだって。
すごくね?
家の中でノートパソコンを持ちながら、朝早くとか夜遅くとか、歩きながらしゃべるんだって。
だいたいさ、携帯も持ってなくて電気機器に弱いっていうのがお年寄りだと思ったけど、何でも使いこなすようで。目が極端に悪いというわけでもなく、本当に普通に使いこなしてる。
クールだよね?
かっこういいよね?
すごくうれしくなった一日でした。帰りに南米旅行のお土産で、生地の厚い手縫いのバッグを娘さんにどうぞ、とか言いながらいただいちゃいました。
利益の見返りではありませんので念のため、常識の範囲内ですから。
投信の注文までいただいちゃいまして、今日の天気とは裏腹にすごくなんだか気分がいい。
|
今日の投信営業
[ リスト | 詳細 ]
|
為替がこれだけ円安に動くとどうなるか?
単純に、ほとんどの投信の基準価格が値上がりするわけで。かのグロソブでさえ、ここ最近にない値上がりの仕方。新興国株式ファンドに至ってはかなりの値上がり幅になってきた。わけのわからん、小型株よりこっちのほうがおいしいわけで。あ、お客さんも、我々株屋も、運用会社も、ね。
ということで、商売の中心は投信販売、ということになります。
まあ、現物株式を昔ながらにここまで続けている証券会社も、今となってはある意味貴重。ほとんどの証券会社は投信販売営業が中心なのです。でも、俺は株屋だから、投信販売に身は売らない。これは俺のポリシーでもある。
手数料は3%前後が多いのでしょうか?1000万円の販売で約30万円の手数料。株式売買で30万円の手数料を上げようと思ったら、
30万円÷1%=3000万円
ここまで手数料は高くないが、おおよそ、1500万円ほどの株式を売りと買いをかませば上がる算段。
しかしだね、投信販売におけるコンプライアンスルールが昔とは比べものにならないくらい厳しいわけで、現場無視、顧客無視の、金融庁の顔をうかがいながらでき上がったルールで販売勧誘活動をしないといけないのであります。
短期保有売買は禁止、しかも損切りはもってのほか。
相場ものに縛りがある。要はボーナス直結なんです。売ればマイナス考課、増えればプラス考課。これはほとんどの金融機関が採用している考課測定だと思う。そりゃあ、売却できないことはないのだが、勧誘して売らせてはいけないのである。特に損失の場合は。回転売買とみなされるので、出金要請以外はまず上長の了承が得られない。変動ものがウリキンってケースはたいていお客さんとトラブルになる。
んが、しかし、これだけ短期間の間に為替が円安になって投信の基準価格が上昇すれば利食いたいというお客も出てくるわけです。
でも少数です。
やはり、こちらから乗り換えを提案するわけです。これが今の総合証券会社の収益の柱。
証券会社の第一4半期の収益は相当上がっているはず。証券株は買いかもしれない。
んで、乗り換えばかり繰り返してるといずれ経済の整合性が合わなくなってくる。それでも数字をやらなければならなくなるから、強引なセールストークでリスクの高いものに丸めこもうとする。
んで、損をする。
の繰り返し。
投信の手数料って、現場にいる俺らでもやっぱり高いと思うもの。実際、自分の両親が投信に数十万円もの手数料を支払っているとわかれば、まずやめとけ、と言うだろうな。数百万円、数千万円損して手放してもらって、さらに買い付け手数料をいただく、という商売。
・・・・・・・・・・・・
もうこれ以上言いません。
いろんなわだかまりを持ちながら、普段の仕事をしているわけです。
さて、明日はなにを乗り換えようか?
あ、いやいや、明日は何の銘柄を取り組もうかな?
明日はサイバーエージェント。まあ、ど真ん中の銘柄を予定してます。
|
|
どこも期末で忙しそう。
当然、俺も数字の追い込み。他の証券会社の連中もね。
中には、上期を捨てて、下期営業のスタートダッシュで動いた営業もいるだろう。
他の担当者の話だが、80歳を超えるお医者さん夫婦。のご主人から電話。
投信を解約したい。
えらいこっちゃ!!期末で、成績優秀で表彰になるかどうかの瀬戸際で、今日の解約はランクダウンで表彰対象から外れてしまう可能性がある。明日の解約ならお好きなようにどうぞ、になるのだが。今日だけは解約を止めねば・・・・・
上司が必死に止めてる電話の声が奥から大声で聞こえてくる。証券会社の支店長が言うようなレベルの話ではないのでここは恥ずかしくて内容は書けない…
んで、ご主人も少し様子見ようということで電話を切る。
午後1時過ぎ。またそのご主人から電話があり、やっぱり解約したいとのこと。担当者が接客で、支店長は昼ごはんで出てしまった。俺が今度は対応する。担当者は女性なのだが、必死に毎日仕事しているので、この雰囲気から察するに、解約を受けるのはちょっと避けたいので、無理ない言葉で俺も止める。で、電話を切る。
営業課長が、次に電話があったら、もう無理だな?といってるそばから、今度は奥さんから電話。
投信を解約したいんですけど。
何かおかしい。怪しげな言動を発するので支店長に代わってもらう。
どうも、お客さん夫婦の電話のそばに他の金融機関の営業マンがうちの投信を解約させるために、昼前から居座り続けているようなのです。電話越しに担当者がいればお互いの出方や事情もわかっているから、好きなように横槍が入れられる。そりゃあ、その場にいる営業マンより、電話で解約を止める我々のほうが断然不利に決まってる。
かなり強引に強い口調で支店長が説得し、解約を明日に引き伸ばすことに成功。
って、言ってるそばから14時40分にまた電話がかかってくる。
さすがに観念。担当者も支店長も諦めたようです。解約を受けたようです。
担当者の話では、その夫婦は銀行や証券会社で新興国債券投信や新興国株式投信、ハイイールド債投信などで、数千万円単位で損しては乗り換えて損しては乗り換えて、の取引をやっているらしい。80歳だよ。2人とも。
本人も本人だが、ここまでしつこい営業マンもどうかしてる。
こういう営業マンが経営幹部がボーナスをたくさんもらって、昇進していくのは昔も今も同じ。複雑です。
俺だって、逆の立場になることもあるが、80歳以上の夫婦にそういう営業はしません。できません。
俺みたいな営業は正しいというか当たり前なのかもしれないけど、会社からは、使えないやつ、という烙印が押されます。
話戻って、担当者が聞いている取引だけで、簡単に見積もってもここ数年でその老夫婦は数千万円単位の手数料を支払っている計算になるらしい。
で、受けた投信解約の代金で、またハイイールド投信を買うのだそうです。
今の投信販売の実情です。こんな状況で収益を稼いでいるのです。俺の周りでこんなことが普通に起こるわけだから、他のところでは当然同じようなことが起きているのだろうな。資金の奪い合い。お互い必死。こうなってしまうと、リスク分散だとか、長期投資とか、綺麗事になってしまいます。でも、これが現実。銀行の投信販売の実情や担当者の会話を聞いたら、笑ってしまうほど、俺に言わせたらレベルが低すぎる。そういう金融機関に大事なお客さんの資金をもってかれてしまうと、すごく複雑ですよ。お客さんは証券マンより、銀行マンを信用するのですから。証券マンというだけで、信用がないのです。むちゃくちゃな説明をしている銀行の投信販売員の話を信用するのです。
そんなやつに負けるやつがおかしい、のか、そんなの放っておけ、と考えるのが正しいのか、毎日が複雑。
俺も15年以上、営業に携わっているわけだからもちろん悔しいのですがね。
|
|
初日営業です。
株も投信も、証券営業の場合はスタートダッシュが大事。で、相場の見通しが難しいから、こちらも正直なところあまり強気になれない。10000円を割ってから、日経平均10%以上の値下がり。ウソツキといわれてしまいます。お客さんも、今が底だろう?と考えて株を買ってはみたものの、さらに値下がりで、身動き取れない状態が続いてます。
今日はアルチザネットワークスと、エルピーダ。気になるドワンゴをよそに稼ぎます。
しかし、エルピーダは午後から急落。ほとんど午前中に注文を取ってしまったから、ずいぶんな値下がりになってしまいました。チャートが崩れて、投げ売りが出てしまった模様。PER2倍、は単なる言い訳でしかない。
アルチザはボラティリティが抜群。ドワンゴは思ってのほか落ち着いている。
レオパレスの値動きも魅力的。
投信営業は引き続き海外投資の勧誘。1ドル100円割れ、90円割れで、ユーロなら120円割れ、110円割れで、下がったら買うという人はほとんど買ってしまったから、余力がみんなない。だから、多少戻ってもさらに安いところを買っていないから、あまり面白くない日々が続くのです。
最近の流行りは
ブラジルへの投資、海外リート、国内リート、国内債券ファンド、豪州短期債モノ、などですかね?
ブラジルはご存じのとおり、政策金利が10%を超すので、中には20%近くになる分配実績のあるファンドもある。
海外リートは有名なラサールを始め分配金を同金額支払い続けているから、基準価格が下がることによって実績利回りがどんどんアップしていく。かなり、無理して分配金を出しているものも多数ある。
国内リートも、無理して分配金を支払っているものがいくつかある。しかし、為替の影響を受けないので、実は資金流入超になっている高分配投信。下方硬直性も働いて、東証リート指数は少しずつですが値上がり基調。案外盲点です。
国内債券ファンドは、為替リスクに飽き足りた人が利用し始めているのと、ゆうちょの満期の受け皿商品として扱い始めている金融機関が多い、ということと、金利のさらなる低下で基準価格が上昇している、ことが好調な要因みたい。
豪州ファンドは、日本からの資金がほとんど。
日本の金融機関は手数料稼ぎの仲介業者でしかないので、金融機関に都合のいい商品設計になってしまっている。
隣がやればうちもやる、うちもやればそのまた隣も扱う、という感じ。
ブラジルへは日本からの資金流入が恐ろしいほど入ったまま。今までの経験則上、一方的な投資信託による資金移動は、4兆円が目安。4兆円以上残高が増えると、投資家も飽きてくるのと、当該投資対象のひと相場が終わるのと、手数料稼ぎをするために乗り換えネタになる、といった様々な要因で、資金移動がピタッと止まります。よって、相場の天井を形成し、値下がりしてくる可能性が高いのではないかな?
豪州ファンドも同じ理屈。ちょいと危険水域だと思ってる。
乗り換え対象の投資対象はどうも東南アジアになりそうですね。インドネシアやマレーシアなど。
こんなまとまった資金がああいう国に流れ込んだら大変なことになる。
インドネシアのジャカルタ指数が史上最高値。何をかいわんや、日本からの資金流入以外に考えられません。また同じ轍を踏みそうですね。
|
|
何やってもだめだね。
日本株は中途半端、小型株も毎日行って来い。大型株はいいとこない。こんな相場では稼げない。
為替は完全にドル安、駄目だと言われてたユーロが5月の下げから日柄調整も終わり底を這う動き。
先進国株式は横ばいから、ちょい下落。米国株はNYダウ10000ドルキープも不安定。
先進国債券は債券価格は上昇してるけど、それ以上に円高の影響でずいぶんな値下がり。
新興国株式はインドだけ高値更新。でも、インドルピーは下がったまま、投信の基準価格も思うように上がらない。
新興国債券はやっぱり円高の影響で、値下がり。ブラジルだけは今のところ堅調だけど、為替のぶれがでかい。いつかやられそう。
海外リートは値動きが大きすぎてやりずらい。今年後半から商業用不動産の借り換えが来るとの話。予定通りのことが運ぶと思う?
国内リートは下がりっぱなし。まだ再編がありそう。
コモディティはしばらく調整かな?来年から再び、って感じかも。
一番調子いいのが、皮肉にも、国内債券。これだけ金利が下がっているから、大幅に値上がりしている。
デフレだし、海外の低金利を考えたら、わざわざ海外投資する必要もないのかも。
海外に投資するならあえてリスクを背負って、新興国なんだろうな?
しかし、この円高、いつになったら終わるのだろう?証券会社が円高で儲かる投資商品と言ったら何があるか?
国内債券ファンドしかない。
ブルベアファンドの円高コース、っていう特殊なものもあるが、これは論外。
国内債券ファンド。うちで扱っているのは、手数料が0.5%のやつ。
1000万円販売して、手数料50000円。
5000万円販売して、割引手数料になって、まとめてなら125000円。数件で、250000円。
1億円販売して、手数料250000円。数件で500000円。
ちなみに、通常の投信手数料3%ものだと、
1000万円販売して、300000円。手数料割引きで、200000円。
5000万円販売して、1500000円。手数料割引きで、1000000円。
これでは、国内債券ファンドをいくら販売しても、会社の利益にはなりません。当然私のボーナスにも反映されません。投資家サイドと販売サイドでかみ合わない状況がしばらく続きそうです。苦労の割には見返りが少ないから、販売員も会社側もあまり売ろうとしません。個人的には、今の環境なら、すごく理にかなった商品だと思うのだが。
|




