安倍晋三メールマガジン

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野党再編の側面で ケータイ投稿記事

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+--【安倍晋三です】--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+

今日は早起きして6時32分発はやぶさ1号に乗り、岩手県野田村、譜代村、野田畑村、岩泉町を訪問しました。どこも桜が満開です。


完成した災害公営住宅、工事の進む高台移転予定地を視察しました。
三陸鉄道が全線開業し、さけの稚魚の放流も再開、復興が着実に進んでいる事を実感しました。
しかしまだ仮設住宅での生活を余儀なくされている方々もおられます。住まいと生業の再生を更に加速させて行きます。
桜の向こうに見えるのが三陸鉄道です。ゴールデンウィークはきっと賑わう事でしょう。

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■この岩手訪問はテレビ各局でも取り上げられ、住民との交流や三陸鉄道の赤字に金模様のレトロ車両乗車、鮭の稚魚放流の様子、携帯電話のカメラで写真を撮る様子が放送されていました。
この訪問には根本復興相、鈴木元環境相、坂井国交兼復興政務官が同行。
根本さんは安倍さんの側近、鈴木さんは「盟友」(メルマガ、12.4.8)、それぞれ福島2区と今回訪れた町村を含む岩手2区選出でともに被災地出身かつ岸田派における安倍シンパの代表格です。
神奈川5区が地盤の坂井さんは隣接する神奈川2区選出の菅官房長官に近いといい、昨年9月の副大臣・政務官人事では2人しかいなかった再任組の1人(もう一人は安倍さん側近で福島1区選出の亀岡内閣府兼復興政務官)であり、今回岩手に安倍さんに近い顔ぶれが揃ったことは、安倍さんが震災復興を重視して側近を担当役職に充てていればこそでしょう。

23日に法人税の実行税率引き下げを目指す党中堅・若手の有志からなる議連「次世代の税制を考える会」は「裏には菅氏や竹中平蔵元総務相の姿が見える」(『朝日新聞』14.4.24朝刊)とされますが、その幹事世話人の鈴木馨祐衆院議員は神奈川7区選出であり、こちらも同じ神奈川の菅さんに近いかというのは、そこからも窺えるでしょう。
党税調には野田元自治相や宮澤参院政審会長代理といった旧大蔵省出身の幹部が揃って法人減税に慎重であり、議連はそれに「対抗する狙い」があるとされますが、鈴木さんが実は財務省出身であることには注目されるでしょう。

■27日投開票の鹿児島2区補選と沖縄市長選ではともに与党の推した候補が勝利。
沖縄市長選では桑江前県議が当選しましたが、選挙の争点は「革新市政の継続か刷新」(『産経新聞』14.4.28-0:54)。
共産・生活・社民各党などが推薦した島袋前副市長は今の東門市長直系の革新系で、それが否定されたことは、1月に米軍普天間基地移設先の辺野古のある名護市長選で敗れ、11月に県知事選を控える政府が、態勢を着実に立て直していることを証明したと言えるでしょう。
今の仲井真知事は進退を明らかにしていませんが、県議会が昨年12月の辺野古移設容認に対して1月に辞任要求を決議していることもあり、進退に言及していないのは知事としてレームダックになるのを嫌っているためかもしれません。
党沖縄県連は3月29日に西銘前国対副委員長を会長に選出、またいずれも会長経験者の具志、新垣、翁長各副会長を配して「県知事選に向け臨戦態勢に入っ」(『産経新聞』同日20:52)たと伝えられていますが、仲井真氏不出馬の可能性も視野に入れているのではないでしょうか。

鹿児島2区では金子元県議長が当選しましたが、安倍さんが総裁に復帰して最初に迎えた国政選挙は宮地両院副総会長が7選して国政復帰を果たした同じ鹿児島で隣の3区だったのであり、安倍さんの出身の長州山口と江戸末期に同盟関係を結んで日本を変え、明治政府ではライバルとなった薩摩鹿児島の補選で連勝して、政権は好調と世論の支持・評価を再確認しました。
アベノミクスの本丸たる成長戦略の根幹となる一方、3区を含む鹿児島県内で盛んな畜産に関わると指摘される日米TPP交渉は23〜25日のオバマ大統領来日でも決着を見ませんでしたが、それが補選に影響していた可能性もあるとすれば、まとまらなかったのはむしろ好ましかったと言えるでしょう。
成長戦略としてのTPPは交渉事である以上、関税についての歩み寄りはあって当然なのであり、アメリカにとっても成果となる妥結発表はこれから議会中間選挙のある11月までの間、かつ日本国内では予想される党内や野党の反発を抑えねばならないことを考えれば6月末の国会閉会間際、内閣改造・党役員人事の直前というのが望ましいタイミングでしょうか。
オバマ氏来日ではアメリカが日本の集団的自衛権行使解禁を歓迎・支持することや、尖閣諸島が日米安保条約第5条の適用対象であることが確認されました。
安倍さんはまた日米同盟は「アジア太平洋地域の平和と繁栄の礎」と述べましたが、日米同盟が単に両国の問題に止まらないで「アジア太平洋地域」に関わるのは、第6条=極東条項がアメリカは基地の提供を受けて「日本国の安全」に加え「極東における国際の平和及び安全の維持に寄与する」と定める理念に合致すると言えるでしょう。
第6条は岸元首相が第5条の集団的自衛権がアメリカに片務的なのを補うためにセットにしたものですが、それは翻って現在、28日にも南シナ海問題に関して米軍のフィリピン再駐留が決まったような今の極東情勢にも適うのであり、安倍さんによって集団的自衛権が双務化されても、今やそれ自体自存的な意義があるはずです。
岸さんが54年前に残した日米同盟ひいては親米保守主義という「高度な保守」は、古くて新しい治績であったと言うべきでしょう。

さて、選挙では自民・公明の与党が金子さんを推したのに対し、民主・維新・結い・生活の野党4党は民主党を離党して無所属となった打越前衆院議員を推薦して闘って敗れましたが(惜敗率は7割以下)、中央政界では野党再編が依然模索されている現状があり、打越陣営の構成は注目に値するでしょう。
野党再編の現在の急先鋒の結いの江田代表は「どんなに遅くても、夏までには結いの党はなくなっている」(『朝日新聞』14.4.24朝刊)と述べて会期末にも維新と合流することを目指していますが、同じく再編に積極的な維新は旧太陽系を除く大勢がそれに呼応し、橋下共同代表も「来春の統一地方選を念頭に「野党再編の形をどんなに遅くとも夏までには固めてもらいたい」と指示」(『朝日新聞』14.4.27朝刊)、一部では与野党「接戦」ともされた補選直前の25日には参院で統一会派が組まれていたのであり、両党協力の象徴だった打越氏が勝利していれば政権に敵対する野党再編を勢いづかせていたに違いないことを考えるなら、この勝利は大きかったはずです。

みんなの党を離党して結いに参加した議員の中には、12年総選挙において維新の根拠地である大阪に隣接する兵庫でみんなの党から比例復活当選した畠中国対委員長と井坂幹事長代理(それぞれ7区と1区)が含まれていて、それは結いがまず維新との合流を目指すのに符合しますが、逆に、維新の比例近畿当選議員の中には結いとの合流に否定的な旧太陽系の三木、三宅両衆院議員(それぞれ兵庫5区で復活と単独)が含まれています。
維新・結いの参院統一会派の代表となった片山参院議員会長が「(合併の)方向に行くのは望ましい」(『朝日新聞』14.4.26朝刊)と述べているように旧太陽系が一律に野党再編に否定的であるとは言えないため三木、三宅両氏のスタンスは不明ながら、仮に否定的であるのだとすれば、同じ兵庫選出でみんなの党から結いに移って維新と合流したい畠中、井坂両氏とは維新とくに橋下氏からの引力の及び方が全く対照的であると言えるでしょう。
また逆に、三木氏は12年総選挙の惜敗率が5割を切る49.17%、比例名簿3位での優遇と近畿における維新ブランドで当選した経緯があるのを一例にすれば、地盤の弱い議員の多い旧太陽系は野党再編に反発して離党、保守系新党を結成しても次の選挙での展望は開けないだろうため、橋下氏などに抵抗することはないかとも考えられるでしょうか。

「橋下氏の勢力圏の旧太陽系」である三木氏は野党再編に関する維新内部のジレンマの直中にあるかもしれませんが、悩ましい立場にあるのは旧太陽系を率いる石原共同代表も同じでしょう。
石原氏は野党再編に関する橋下氏の「方針を容認したという」(既出27日『朝日新聞』)とされる一方、同じ席上「「みんなの党の方が考え方が近い」と異議を唱えた」(『産経新聞』14.4.27-11:30)ことも報じられています。
もっとも、みんなの党は結いの分離で維新全体との距離は離れているほか、旧太陽系とみんなの党は集団的自衛権の問題を含む憲法観は共通でも、旧太陽系には平沼国会議員団代表や藤井同総務会長などかつて郵政民営化に反対して自民党を離党している議員もいて、民営化路線堅持で菅さんとも協力する渡辺前代表以来のみんなの党とは経済政策が大きく異なるのであり、維新が結いよりみんなの党と再接近したり、旧太陽系が仮に分離するとしてもそのときみんなの党を当てにする可能性はほとんどないのでしょう。
旧太陽系が今のところ維新で一体的なまま野党再編に流されているのは、そのような行き詰まりや上述の三木氏が典型的と言える選挙事情によるものと考えられますが、それには皮肉にも、同じ保守派の第2次安倍政権の好調も影響しているかもしれません。
27日7:55の『産経新聞』によると江田氏は維新との合流に当たって「旧太陽の党系を「国粋主義者」として排除を狙っている」とされます。
それは橋下氏が「結いに配慮し、結いと結ぶ政策合意には集団的自衛権を明記しないよう主張した」というように「政策で妥協してでも結いに歩み寄る姿勢を強め」ているのに乗じて交渉において踏み込んだものかとも思え、江田氏としても旧太陽系の選挙事情という足下を見て、真意は数を意識して旧太陽系が「国粋主義」色を抑える(橋下氏が旧太陽系を操縦できる)なら分裂による「排除」が絶対条件ではないと思われますが、旧太陽系がそれに堪えずに仮に分離、保守系新党を発足させたとしても先述のようにその展望が開けないのには、第2次安倍政権が保守層にとって既に現実的な選択肢として現にあることも関係しているはずでしょう。
そしてそれはリアリストという評価のある安倍さんの保守主義が穏健であるがゆえにウィングが広く、アベノミクスの好調と併せて保守層から無党派層あるいは一部リベラル層まで含めて広汎に訴求していることを意味していると言えるほか、国民によく応えて世論がラディカルに右傾化するのを防ぎ、その健全性を確保していることも指摘できます。
維新と結いの野党再編が進むにつれて旧太陽系の動向に焦点が当たっていますが、それが萎縮するにせよあるいは分離・新党結成に打って出て恐らくは挫折するにせよ、それは他の保守勢力が安倍さんの果報に中てられてしまったということかもしれません。
それはとりもなおさず、野党再編の側面で、「あるべき保守」もしくは「保守の現実」が示されているということにほかならないでしょう。

なお橋下氏は結いとの合流に前のめりになって政権と共有する集団的自衛権の行使解禁への姿勢を後退させているということが指摘されていますが、それは恐らく橋下氏の戦略ではないでしょうか。
橋下氏や松井幹事長は安倍さんや菅さんあるいは民主党保守派の前原元代表との距離が近いのであり、当面は江田氏に譲歩しても、結いと合流して新党で維新系が多数派として主導権を得れば集団的自衛権に関する主張を復活させることはなお考えられるのかもしれません。
そうだとすれば、旧太陽系が既述のように見通しの厳しい分離・新党結成に走るのは拙速で、維新に留まるのが賢明だと言えるでしょうか。
維新と結いの野党再編の見通しはまだ多分に不透明ですが、それが座礁するなら御の字、進捗しても新党で橋下氏や旧太陽系が主導的になれば政権がそれに介入、国会で多数派工作できる余地は十分にあると言えるかもしれません。


(R)

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