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全米オープンテニスで準優勝。
決勝で惜しくも敗れるも、日本のテニス界の歴史を塗り替えた活躍。 今大会、錦織圭選手の試合を見れたのは準々決勝のワウリンカ戦からだった。 その前の試合、ラオニッチとフルセットの戦いをものにして、疲れはあるだろうけど乗っていた部分もあったはず。 しかし序盤はワウリンカのパワー、特にシングルバックハンドの前に苦戦していた。 それでもねばり強く戦い、徐々に錦織選手のショットも切れだしてきて2、3セットを連取。 第4セットをタイブレークで落とすものの、最終セットで異次元の集中力を発揮し勝利した。 連続フルセットの戦いで疲れもあっただろうが、中2日あいて調整万全。 ジョコビッチ相手に第1セットからトップギアで望み先取。 第2セットは世界1の本領発揮で圧倒されるものの、第3セットはタイブレークをもぎ取り、その勢いで第4セットも連取しジョコビッチを撃破した。 思えば、足のつま先を手術して出場すらも危ぶまれたのに、ふたを開けたらこの快進撃。 ジョコビッチ戦までを見て、ショットの威力、精度の向上はもちろん、強弱や前後左右への揺さぶりを含めた駆け引きがうまくなったように感じた。 大会通じてファーストサーブが入らず苦しんだ印象だが、セカンドサーブが思いのほか多彩で、そこでポイントを取れたのが大きかった。 チリッチはこの大会で覚醒したと言っていいくらい進化したのだろう。 もともと守備はしっかりしている方で、それを攻撃に転じるテンポがイマイチの時があった気がする。 身長が高くサーブの速度は出るが、そこまでエースをとれるサーブを持っている印象も少なかった。 それが、サーブの精度が格段に上がり、サービスゲームキープにストレスを溜めることが少なくなっただけでなく、相手の強打をしっかりと守りながらもその守りが攻めに転じるに申し分ない強さを持っていた。 守りながら攻める、これができればそう簡単には崩れないはずだ。 もちろん錦織選手も守って攻めれるタイプだが、要所でミスが目立ち、それによりますますナーバスになっていった印象だった。 結局はそのミスを逃さずついたチリッチが主導権をキープしたまま圧勝した。 今回、5セットマッチの長丁場で手術あけの錦織選手だったが、故障もなく決勝まで乗り切った。 錦織選手の課題の一つはフィジカル。 この大会だけでははかれないが、そこは克服できつつある。 そしてメンタル。 これはマイケルチャンのコーチングの賜物なのかもしれないが、飛躍的な進歩が見て取れる。 強者、勝者のメンタルを身につけつつあるではないか。 ただし、技術的にもメンタル的にも、まだまだ成長の余地がある。 チリッチ戦は、サーブやショットのミスが消極的にさせた。 浅いショットや山なりのショットをことごとく攻められ、叩かれた。 今後さらなる練習により技術を今より向上させ、それにより自信が植え付けられ、またそれが揺らがない自信につながれば、肝心な場面で攻めのテニスができるようになる。 そうなれば、錦織選手はもっと成長できるし、その結果大きなタイトルも狙えるはずだ。 まずは、ラオニッチ、ワウリンカ、ジョコビッチというトップ選手を立て続けに破ったことを自信にしてもらいたい。 そしてチリッチに負けた悔しさをバネに、また次のステージへ歩んでほしい。 今後の活躍が楽しみでしょうがない!! |

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